検証@ カエルはいつからラヴォスを意識し始めたのか。 |
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ラヴォス。エイラ(原始人)たちの言葉で「ラ」火のこと、「ヴォス」大きいこと、つまり「彗星」のことである。だが作品中ではラスボスの名前として使われているので、正式名称はわからないがここでもアレをラヴォスと呼ぶことにする。 で、カエルとの関係であるが、イベントの数からしてみると実はあまり関わってはいない。初登場時のイベント「消えた王妃」には直接関わってはいないし、聖剣「グランドリオン」関係のイベントでも、持ち主が彼であるだけで、実際に彼がラヴォスと直接関わるのが「決戦!魔王城」の中、しかも魔王との戦闘中だけなのである。なんだ、この扱いはといまさら怒っても仕方が無いので、そろそろ本題に入るがでは、彼はいつ、ラヴォスを意識し始めたのであろうか。 ちなみに、魔王城での戦いの中での会話を見ると、かれはすでにラヴォスを知っている。それは魔王との戦いの後、巨大なゲートが登場したときの「ラヴォスってやつか!?」という彼の発言からわかる。が、作品中に説明しているシーンは出てはこない。 つまり、彼はイベントの折々にある「空白の時間」にラヴォスの情報を何らかの形で知った、ということになるだろう。そしてゲームを進行させていくと分かることだが、クロノ達が直した聖剣「グランドリオン」をカエルの元に持っていったとき、彼の家(といっても穴ぐらだが)に泊まったその一晩が、その「空白の時間」にあてはめることができる。 余談だが、何故カエルをラヴォスとの戦いに巻き込んでしまったかの、その理由は作品中に詳しく書かれてはいない。まあ、とにかくカエルが巻き込まれる形で晴れてゲームに登場することになったのだから、別にどうでもいいといえばいいのだが…まあ、とにかくこの話は別の機会にするとして。 その「空白の時間」の中でただ少し気になることがある。それは、回想シーンがあることである。彼は戦友であり戦死した「サイラス」のことをこの晩に回想し、その上で、いまだ魔王と戦うことを渋っていたのである。 はたして、そのような精神状態で、クロノ達が「ラヴォス」のことを話したとして、理解することは可能だったのであろうか。もし私だったら、間違いなくひとつの事しか考えておらず、「ラヴォス?なにそれ?」といった反応をとるに違いない。しかも彼は魔王と戦った後、ゲートに吸い込まれるその一瞬に「ラヴォス」のことを悟ったのだ。そんなことは可能なのだろうか。彼は「戦友」のことを考えており、クロノ達の話を聞き逃していた可能性も考えられないだろうか。 まあ、この説は魔王城に行く前に宿に泊まったりすれば容易に解決するものなので、ここまで語っておいてなんだが、どうでもいいことである。 ただ、ひとつ言いたいことはこのような精神状態で「ラヴォス」のことを 理解したカエルはすごい!ということである。 なあんだ。結局そうなんじゃないか。さすが、カエルさん。 あっはっは。 | ||
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