△▼△▼緑の夢 (ガングロ2さん)△▼△▼
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クロノ達と別れて森を蘇らせるお手伝いをはじめてから、だいぶ時が経ちマシタ。
シカシ雨がマッタク降らず、苗木は大きくなりませんデシタ。
クリスマスの日も、ワタシは井戸まで水を汲みにいっていマシタ。
そんなとき、カエルサンがやってきマシタ。
カエルサン、前に
「ラヴォスを倒しても、俺はリーネ様を守らなきゃいけないんだ。
だからお前のところに行けないかもしれない」
と言っていたノニ…。
カエルサンはウォータガで雨を降らシ、苗木を荒らしていた魔物を剣で追い払イ、
傷ついた苗木をベロロンでなめてくれマシタ。(カエル後日談:「それは言うなって!」)
夜、辺りが暗くなり、カエルサンは「疲れたなぁ」と言って地面に座りマシタ。
「カエルサン、ワタシのトコロへは行けないと言っていたのではないのデスカ?」
「いや、すこしヒマをもらってな」
「今日はクリスマスですヨ。好きな人とパーティーをした方が楽しいのではないデスカ?」
「そんな人はいねぇよ…
…ここ最近この大陸にちっとも雨が降らないって聞いたんだ。
仲間が困っているときに助けにいくのは当然だろ?」
そのときワタシは思いマシタ。
いくらワタシが何百年も働けるからって、ワタシ一人では森は蘇らない、というコトを。
「カエルサン、アリガトウ。」
でもカエルサンの返事はありませんデシタ。
カエルサンはワタシにもたれかかって眠っていマシタ。
空からは雪が降ってきマシタガ、ワタシのココロはあったかくなっていマシタ。
カエルサン、フィオナサン、マルコサン、そして森の復活を望む人がいる限り、
森はきっと蘇りマス!
…知らないうちニ、ワタシも眠っていマシタ。
ワタシは400年後の蘇った森でクロノ達と会う夢を見ていマシタ。
…ていうか、凍死するぞお前ら!(笑)
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