今日の意見
2002年7月
   2002年7月31日

    「ペルセウス座流星群」

 今年の「流星群」の圧巻は、なんと言っても、ペルセウス座流星群で決まりのようですね。

 時期は、流星群が極大になる8月12日の深夜から13日の未明にかけて、一時間当たり50個から100個程度見ることができるそうだ。(ただし、好条件に恵まれたら・・・) 詳しくは、下記のURLへ・・・

 http://www.nms.gr.jp/nmsper0.html


 星と言えば、先日、アメリカはハーバード・スミソニアン宇宙物理学センターは、極めて低い確率ながら2019年に地球に衝突する可能性のある小惑星を発見した、と発表した。

 日本スペースガード協会などは、「衝突の確率は10万分の1以下」としているが、それでも「確率」としては大きいのだそうだ。この、小惑星。長径が2キロもあるため、もし衝突すればかの「恐竜絶滅」規模の衝突にはなるらしい。

 その他にも、「1999 AN10」なる名前の小惑星が、地球に向かっている。こいつは、直径が1キロ弱程度で小さ目だが、たとえ2027年の接近をやりすごしても、2044年の接近時は、確率が50万分の1とやらで、アブナイのだそうだ。

 このあたりのことは、ノストラダムス先生あたりにまかせておいて、俗人われらは、まっ、冷えたスイカでも食べながら、流星群でも見るのが一番。

                                      行政書士 八尾信一


    「日々、精進」

 前の日曜日、とある研究会に参加するために大学を訪れたときのことです。その日も猛暑、昼過ぎの暑い盛りのことでした。ちょうど図書館から出てこられる恩師に、2年ぶりに偶然お会いしました。

 10数年前に定年退官されていますので、かなり高齢になられているにも関わらず、以前からの習慣どおり、図書館に歩いて通い、調べ物をされている様子でした。

 憲法に記された基本的人権は、公権力対私人の関係を規定するものですが、私人間での人権侵害は、憲法上の基本的人権との関係でどのように考えるかについて、大きく分けて二つの立場があります。一つは間接適用説。もう一つは直接適用説。

 ご存知のように、通説・判例は間接適用説の立場をとるのですが、恩師は、直接適用説を支持する数少ない憲法学者なのです。僕自身の専攻は、憲法ではありませんでしたが、学生時代、もっとも強い影響を受けた先生でした。

 数年前から弁護士として活動されていますが、それもやはり生涯のテーマとされる「人権」との関わりで、刑事事件を専門に扱われているとのことで、猛暑が続くこの時期、しかも日曜日にまで図書館に通われている姿に、頭が下がりました。

                                      行政書士 寺見敬三

   2002年7月30日

    「ニーズの変化・・・」

 日本の産業が振るわなくなってきた原因のひとつに、「ニーズの変化」が指摘される。一般的な変化ではない。根本的な、質的な変化、だ。

 つまり、何もかも失った敗戦から立ち直ろうとしたときに日本国民が求めたものは家、食料、衣類などの文字通り生活に欠かせない「モノ」だった。これが、戦後復興期だ。

 その生活が一定程度安定してくると、今度は生活をより快適にしてくれる「モノ」がニーズの中心となった。家庭電化製品や自動車などである。これが高度経済成長期である。ここまでは、種類や目的は異なっても、「モノ」がニーズの対象だった。しかし、今は違う。「モノ」はもう欲しくないのだ。

 電気炊飯器、冷蔵庫、電子レンジを人々が買ったのは、すくなくとも美味しいご飯を「自分で作る」ためだった。しかし今や、人々のニーズは、誰か他の人が作った美味しいものを食べさせて欲しいというレベルに変化したのだ。電気製品は売れず、外食産業が儲かるのである。

 つまり、国民のニーズが「モノ」から「サービス」へと質的に変化した。人々はもうこれ以上新しい「モノ」が欲しいわけだはない。むしろ、自分に代わって何でもやってくれる「サービス」の登場を待っている。

 こうした現象は、すべての先進国に発生する「病い」だという人もいる。それでは、地球のすべてが「先進国」になったときには、誰が「モノ」を作っているのか・・・タイム・マシンで見てみたい気がする。

                                      行政書士 八尾信一


    「絶望」から「希望の明かり」
        毎度の仕事のパターンです。

 自分も初めてであり、先達もいない仕事をするときは、途方に暮れることが度々あります。

(1)書類の雛形がないときは特に困ります。

   そういうときは、何が求められているのか考えて自分の理解の範囲で作って
  担当窓口に持ち込むことです。あとは謙虚に教わる事です。


(2)「・・・をもって充てることが望ましいが、・・・・と認められる者をもって充てることができるものとする。」

   こういった資格要件があるときには、悩みますね。ズバリ前者の「・・・」の資格
  が有ればいいのですが、実際上はない場合が多いのです。


 お客さんの見解と受付窓口との間で板挟みになることが良くあります。県の出先機関との見解の相違でしたら、県庁まで出かけていって直接県の見解を聞くことです。道が切り開けるかも知れません。

                                      行政書士 妹尾芳徳

   2002年7月29日

    「くまぜみ」

 今朝は、くまぜみの声で目がさめた。梅雨があけたとたんに、くまぜみだ。律儀なヤツだ。朝の支度をすませて出かけようとする頃になっても、まだ鳴いている。

 どこにいるのかと思って庭に出てみると、イチョウの木にいた。それも、二匹。真っ黒い腹を絞るように震わせて鳴いている。

 カミさんに言わせると、昨日は、ツクツクボウシも鳴いていたという。それはちょっとあわてもんだろうと笑ったが、しかし、本当に夏本番だ。

 今年の夏も、雑穀いりのご飯に鳥取からいただいたラッキョで頑張ることにする。

                                      行政書士 八尾信一


    「一昔前は……」

 「10年、一昔」といいますが、年齢によって、その長さをどのように感じるかはずいぶん違うものです。10歳までの10年間は、時間は永遠にあると思える程長く感じたものです。

 20歳までの10年間で、時間は永遠ではない、ということを成長と共に知っていくことになります。30歳、40歳になるころには、時間は加速度的に過ぎ去るようになり……。10年前なんて、ほんの数週間前のことのようです。

 しかし、10年前のパソコンを思い返してみると、今のものとは隔世の感があります。Windowsが普及する以前の、シンプルなDOSマシン。

 これから10年後には、IT環境はどのように変化しているのでしょう。多分、想像もつかないところまで、進んでいるのでしょうね。しかし、それを使っている人間はどうなのでしょう。

 10年前に比べて、人間は進歩したのでしょうか? 10年後に、人間は今よりも賢くなっているのでしょうか? 道具が進歩しても、使う人間が進歩しなければ、意味がないですよね。

                                      行政書士 寺見敬三

   2002年7月28日

    「休めよ、休め・・・・」

 「自由時間デザイン協会」という団体があるらしい。この団体が、このほど「レジャー白書2002」というのをまとめた。
その結論に曰く、

 「日本の勤め人がすべての年次有給休暇を消化すると、12兆円の経済効果が生まれる。」

 日本の平均一人当たりの年次有給休暇は、1年で18日。しかし、実際に勤め人が消化している年次有給休暇はその半分の9日程度だそうだ。

 ところが、この残り半分の9日分の有給休暇をすべて消化し、その休暇中に旅行やレジャーに出かければ、そのことに関連する消費財の購入や、これを原因として発生する新規雇用を考えると、なんと12兆円の経済効果が生まれるという。

 確かに、消費は大切な経済活動である。そういう意味で、消費拡大は不況脱出の切り札だろう。国民ががまんして節約ばかりの生活を始めたら、どんな政権ももたない。事実、ヨーロッパでは「休暇政策」は重要な経済政策であるらしい。

 日本人が安心して休めるような環境を整えれば、案外日本経済は暗礁から離脱できるのかもしれないのだが、今日も日本人は得体の知れない不安に追われて、過労死の一歩手前で働いている。

                                      行政書士 八尾信一


    グループウェアのことなど:その10 「仕事のスタイル」

 これまで10回にわたり、グループウェアについて書いてきましたが、こういった新しい「仕掛け」を導入することは、従来の仕事のスタイルも変えていくことになるでしょう。

 もちろん、現在行っている業務、あるいは事務処理に、このグループウェアが適合するかどうかということは、重要な問題です。スタッフをおかず、一人だけで業務を遂行しているような事務所では、グループウェアなど、必要ないように見えるかもしれません。

 確かに、今まで通りの手順で業務を処理していくのであれば、特に新しい「仕掛け」を取り入れる必要もないかもしれません。しかし、たとえ一人で事務所を運営している場合でも、このグループウェアの持つ機能は、応用次第で新しい仕事のスタイルを生み出していくでしょう。

 例えば、ある特定の仕事を処理するために、グループウェアを中核にしていくつかの「SOHO」事務所が協同関係を取り結び、その仕事が片づけば、それぞれの仕事にもどる。そして、また必要があれば、別の新たな協同関係をとりむすぶ、というふうな、柔軟な協同関係でもって仕事を処理するスタイルが徐々に増えてきているように思います(この場合、同業種の事務所同士ではなく、異業種の事務所間での協同関係が多いのではないかと思いますが)。

 グループウェアという新しい「仕掛け」にもりこまれた発想というのは、急速に発展していくネットワーク社会での、新しいビジネスのありかたの一方向を、指し示してくれるように思われるのです。

                                      行政書士 寺見敬三

   2002年7月27日

    「モンゴルはいいとこらしい・・・」

 モンゴル出身の朝青竜が大関になった。それでモンゴル、というわけではないが、私の近くにたいそうなモンゴル好きがいる。

 あるとき、モンゴルの旅行パンフレットを見ていて、無性に行きたくなったのがモンゴル好きの始まりだという。それには、こう書いてあったそうだ。

 「目的地には、飛行場はありません。いえ、飛行場はありますが、滑走路というものがありません。草原に一本の木の柱が立っていて、それが飛行場のしるしです。パイロットは付近に羊の群がいないことを確かめて、できるだけその柱の近くに着陸させます・・・」

 で、行ってみると、まことにパンフレット通りだったそうだ。

 人々は、羊の世話をして暮らす。なぜか卓球がおおはやりで、晴れるとテントから卓球台を持ち出して、家族が必死で卓球をする。大平原の草の上に卓球台を置いてするのだから、風で玉は好きなところに飛んでいく。それを、老いも若きも大笑いしながらやっている。

 で、雨が降ると、家族で大急ぎで卓球台をテントの中に担ぎ入れる。まるで大事な宝物みたいに・・・ そんなことを、一日何回も繰り返している。

 モンゴルの家族たちがそうやって毎日を笑いながら暮らすそばで、一週間ぼんやりしていたのだという。

 「至福の時だったよ」とその人はいつも言っている。

                                      行政書士 八尾信一


    グループウェアのことなど:その9 「携帯電話との連携」

 ここ数年の、携帯電話の急速な普及には本当に驚かされますが、それ以上の驚きは、携帯電話自体の進化の早さです。

ほんの数年前までは、バッグに入れてもかさばって、持ち歩くのが煩わしかったですが、今では、ポケットに入れて持ち歩いても、そう苦にならないサイズです。

 さらに機能の進化は目をみはるものがあります。以前は簡単な電話帳機能程度だったものが、今では、スケジュール機能なども併せ持ち、ちょっとしたPDA(Personal Digital Assistance=「ザウルス」や「カシオペア」、「Palm」、「Visor」等の、個人用携帯情報端末)並みの機能を持ち始めていま

 最近のグループウェアは、この携帯電話によるWeb接続機能(i−mode等)によって閲覧・書込できるようになってきています。今のところ、グループウェアはパソコン端末から接続して利用する形態がまだ一般的ですが、ほんの数年後には、PDA機能を完全に取り込んだ携帯電話でインターネット接続して利用する、という形態が普及するのではないでしょうか。

                                      行政書士 寺見敬三

   2002年7月26日

    「明日食う米」

 今日食べる米しかないときは、人間は、修羅の顔。
 今日と明日と食べる米があるときは、人間は人間の顔。
 今日と明日と明後日と食べる米があるときは、人間は神様の顔。

 これは、大学時代の恩師の言葉だ。恩師は、この言葉を皮肉を言うように言ったのではない。うつむいて、心から辛そうにそう言った。

 私は、昭和22年の生まれ。戦争は知らないが、戦後のひもじさは身に沁みている。(もっとも、本当にひもじかった世代からは、私は遅れている。)

 いま、「明日食う米」ということを考えて眠る人が日本には何人いるのだろう。一日が終わり、眠ろうとしても、すきっ腹のままで眠れない。ついつい明日を考えるが、暗く悪いことばかりだ・・・

 でも、でも、そうばかりではない。誰が詠んだか知らないが、次のような川柳がある。

   灯を消して 何はなくても 「明日」がある

                                      行政書士 八尾信一


    グループウェアのことなど:その8 「ワークフロー」

 社内やグループ内で、起案書や申請書、稟議書等を閲覧し、承認していくのは、結構時間がかかるものです。途中で誰かがうっかりと、稟議書を机の引き出しにでもしまい込んで忘れてしまおうものなら、数日程度のロスは、すぐに発生します。

 グループウェアの「ワークフロー」機能を活用すれば、従来の承認順序を踏襲しつつも、文書の処理状況をメンバーが閲覧してチェックすることもできますから、効率の良い処理が可能になります。出張中に急な案件で承認を求められたような場合でも、インターネット接続できるパソコンがあれば、どこからでも、閲覧・承認できる、というメリットもあります。

 この他、単純な「回覧板」機能や、「設備予約」、複数のメンバーがかかわる「プロジェクト」の進捗状況管理、個人の「ToDo」管理などの機能を併せ持っているのが普通です。

                                      行政書士 寺見敬三

   2002年7月25日

    「事務所経営」
     −−−広島会福山支部研修会にて

 先の日曜日に事務所経営について2時間に亘り行政書士遠田和夫先生の話を聞くことが出来た。

 大変有意義な講演でした。

 次の日から、私は仕事の合間を見ては、事務所の整理をしている。

 0からの出発。結果は5年後に出る。

                                      行政書士 妹尾芳徳


    「じゃーじゃー麺」

 我が家では、「じゃーじゃー麺」と呼んでいるが、世の中には「じゃーじゃん麺」と言うムキもあるようだ。「じゃーじゃー麺」というのは、腰の強いうどんを肉味噌でまぜたものだ。夏になると、これが一番。食欲がなくなればこれ、と我が家では決まっている。

 作り方を教えるので、是非、あなたもご挑戦あれ。舌鼓を打って、「これはうまい!」と叫ぶこと請け合いだ。

@まず、乾麺を茹でて、ざるにとって冷やす。

Aミンチ肉をフライパンで炒めながら、ピーマンのみじん切りを加え、さらに味噌を入れて炒める。好みで、みりんか、酒を入れてもいい。この肉味噌は少し辛いぐらいがいい。

Bそれから、生の玉ねぎのみじん切り。錦糸玉子。ハム。キュウリの千切り。好みでとうもろこしや、鳥のササミかエビの塩茹でしたものを作ってもいい。 料理は、これで終わりだ。

 食べ方は、まず、平たい皿に、@を乗せて、その上に、適当に好きなだけBを乗せて、最後にAをのせて良く混ぜて食べる。

 これは、私のカミさんのお母さんが北京で覚えてきた料理だった。その頃を懐かしんでよく作ってくれた。それを、いま、うちのカミさんが作っている。

 子供たちも、この「じゃーじゃー麺」が大好きだ。近いうちに、「全国じゃーじゃー麺愛好会」を作ろうかとカミさんと話している。みなさんも、是非、ご参加あれ。

                                      行政書士 八尾信一

   2002年7月24日

    「行政書士になる前は・・・」

 20日に、「ドロップアウトして行政書士?」という意見を書きました。

 行政書士になって、仕事を始めて、少し時間が経つと同業者と知り合いになる。よっぽど一匹オオカミが好きでも、やがては気の合う仲間も出来てくる。(勿論三世に渡る仇敵、なんてヤツに出くわすこともある。油断は禁物だ。)

 そこで、いろいろ話を聞いてみて、面白いのは、行政書士になる前の職業だ。それこそ、職業の博覧会状態であることに間違いはない。

 おそらく、弁護士や税理士というのは、前職というのはホンの数種類の職業しかないだろう。しかし、行政書士は違う。あんまり自慢できることでもないだろうが、行政書士は千差万別だ。しかも、行政書士の前職は大概が複数だ。

 私が知っているだけでも、とにかくさまざまな種類の会社員だった人。公務員だった人。車のセールスマンだった人。学校の先生。消防署職員。自衛隊員にコンビニ店長。すし屋さんまでいる。

 どういうわけだか、私は、行政書士とは全くかかわりがない職業から行政書士になった人とよく気が合う。なぜか、そういう人の生き方が面白い。

 私に法律を教えてくれた先生は、工学部出身の飛行機の設計技師だった人で、戦争に負けて飛行機が作れなくなって法律でメシ食うようになったという先生だった。この先生の人生の「とんぼ返り」は魅力的で、面白かった。

 ところで、私が行政書士になる前職は何だったか?多分、誰もわからないでしょう。行政書士になる前の私は、三十までは生きられないかもと言われたただの「重病人」でした。

                                      行政書士 八尾信一

    グループウェアのことなど:その7 「スケジュール&アドレス帳」

 グループウェアの電子会議室を活用すれば、特定の場所、特定の時間にメンバーが実際に集まって会議を行う、といったことは、その回数を減ずることができるはずです。それでも、直接メンバーが顔を合わせて話し合う必要があることもあるでしょう。

 各メンバーのスケジュールに会わせて、会議なりミーティングなりの日時を決めるのは、わりと面倒なものです。しかし、グループウェアのスケジュール共有機能を利用すれば、メンバーのスケジュールを一覧表示できますので、空き時間の確認や調整をスムーズに行うことができます。

 スケジュール機能には、アドレス帳が付き物ですが、これも、共有のものと、各メンバー固有のものとにわけて、登録参照することができます。これらの機能は、インターネットを通じて、どこからでも参照できることはいうまでもありません。

 このような形でグループウェアを利用する集団というのは、一つの企業(事業所)単位ということもあるでしょうし、あるいは研究会や同好会のような、任意の団体ということもあるでしょう。どのような性格のものであれ、複数の人が集まって活動しているところでは、グループウェアの活躍する場所はあるのです。

                                      行政書士 寺見敬三

   2002年7月23日

    「資本金1円の会社でも、設立OK???」

 今月の19日、経済産業省と法務省の合意ができて、「最低資本金制」を撤廃するのだそうだ。

 商法や有限会社法はいじらないで、規制緩和の特例措置を設ける新事業創出促進法の改正案を今年の秋の臨時国会に出して、新規法人に関しては、形式的には「1円」の資本金でも会社設立が可能にするという。

 商法を改正し、自己資本の充実により「債権者保護」を目的として最低資本金制度が設けられたのが1990年。猶予期間を設けていたので、実際のスタートは1996年4月からだったことは、記憶に新しい。

 現在、日本の新規法人設立数は約18万社。しかし、廃業率が開業率を上回っているために、会社の実数は減少しているという。政府は、この新規法人設立を2006年には、現在の二倍にして、新規事業の創出促進を図りたい意向のようだ。

 いかにも、場当たり的の批判は免れないようだ。「産業創設」と「債権者保護」のバランス感覚がこうもブレては・・・・
1996年には、最低資本金が満たせないからと強制的に清算に追い込まれた会社もあったことをもう忘れたのだろうか。

                                      行政書士 八尾信一

    グループウェアのことなど:その6 「インターネットディスク」

 インターネット上のディスクスペースに、データファイルを保存しておく、ということも最近よく行われるようになってきました。

 インターネット上のディスクスペースのみを提供するサービスもありますが、グループウェアの一機能として、「ファイルキャビネット」というような名称でこのサービスを提供するものもあります。さらに、電子会議室や掲示板の各メッセージにファイルを添付する形で、データを保存しておく、といったものまで、様々な形態があります。

 データファイルも、共有文書としてメンバー間で相互利用することができて、はじめてグループウェアとしての真価が発揮できるわけです。データファイルに見出しやキーワードをつけておいて、検索して必要なデータを絞り込む機能なども、通常は備わっています。

 メールの添付ファイルとして送付しても、メンバー間でデータを共有することは可能ですが、ファイルサイズが大きい場合(1Mbを超えるようなファイル)は、メール添付するのは不適切ですから、上記のように、インターネット上のディスクスペースにファイルをおき、メンバーが必要に応じてダウンロードする、という形が望ましいでしょう。

 インターネット上にデータを保存しておけば、インターネットに接続できるコンピュータさえあれば、出先からでも、そのデータファイルを取り出して利用することが可能になるというメリットもあります。

                                      行政書士 寺見敬三

   2002年7月22日

    「つばめ」

 先日、ある会社へ仕事で行ったのに、何時の間にかその担当の方とつばめの話になってしまった。

 その方の家には、毎年、つばめが巣を作りに来るという。幸運のしるしだと、毎年心待ちにしている。今年も、もう来るだろうと思って待っていると、空の彼方に小さい姿が見えたと思ったら、迷うことなく一直線に飛んで来て、去年の巣に入った。見事なもんだと、その方は感心する。まるで自分の子供でも帰省したかのような語りようだ。そんな話を聞いていると、こちらまで楽しくなる。

 子供の頃には、たぶん、日本の多くの子供はつばめの観察日記を書いていた。読者の方にも、おそらく経験はおありだろう。からすが上空を飛んでると言っては、つばめの雛を心配し、強い風が吹いたと言っては巣から雛が落ちないかと心配した。

 ペットのように触ったり、エサをやったりすることは出来ないが、それでも立派に「家族の一員」だった。そのつばめ、最近あまり姿を見ない。「幸運」というものを、この国がひろく失い始めているのだろうか。

 いま、胸の中に、金子みすずの次の詩が浮かんだ・・・

  つばめの母さん            金子 みすず

        ついと出ちゃ
        くるっとまわって
        すぐもどる。

        つういと
        すこうし行っちゃ
        またもどる。

        つういつうい
        横町へ行って
        またもどる。

        出てみても
        出てみても
        気にかかる
        おるすの
        赤ちゃん
        気にかかる。

                                      行政書士 八尾信一

    グループウェアのことなど:その5 「電子会議室」

 e−メールと同様に、電子会議室も、多数のメンバーが遠隔地に分散していても、効率よく、低コストで意見を交換することができるツールです。

 ただ、e−メールと比較したとき、特徴が若干異なります。電子会議室は、テーマ毎に議論が進められますから、後から参照しようとした時に、既にかなり整理された形で情報を得ることができますので効率よく参照できます。

 それに比べて、e−メールは、テーマ毎の分類は、受信した各人が行う必要があり、多くの場合、未整理のまま、保存されていますので、後から参照しようとしたときに、必要な情報にたどり着くのに手間取ってしまうことが往々にしてあります。

 しかし、e−メールは、メールソフトの設定を最初にしておけば、インターネットに接続するだけで、自動的に新着メッセージを受信してくれますが、電子会議室の場合は、主体的に会議室をのぞきにいく必要があります。つまり、e−メールに比べて、より能動的な態度で、情報にアクセスしなければならないわけです。

 電子会議室とe−メールは、それぞれのメリットを活かす形で併用すれば、メンバー間の意見交換ツールとして、とても強力なツールになります。この電子会議室と似たもので、もうすこし簡易なものに、電子掲示板というものもあります。

                                      行政書士 寺見敬三
   2002年7月21日

    「更新情報」を見てください

 更新情報を見てください。リンクの再点検をやっています。共同編集になって、更新が少しずつ進んできています。

 更新作業をしていて感じることは、都道府県のサイトが充実してきていることです。

 申請書類のWebでの提供がどんどん増えています。

                                      「eー行政書士」編集室


    「電子政府に逆風・・・」

 このところの日本は、経済はほんのり上向き加減ということのようだが、政治はからっきしのどん底状態。これほど政治権力の中枢が、大から小まで腐っていることが露見した時期も珍しい。

 また、政府が国会に提出した「重要法案」の中身が、これほど杜撰であることも珍しい。国会やそれを構成する国会議員の質のお粗末さ加減に至っては、もう言葉すら出てこない。

 たとえ万が一、その政策が立派でも、それを推進する政治家たちが汚くては何にもならない。国民は、そっぽを向くだけだ。あおりを受けているのが、「電子政府」構想だ。

 住民基本台帳法に基づく「住基ネット」が、この八月五日から稼動するというのに、その背骨を形成するはずの個人情報保護法案が成立していない。野党の中には、この住基ネットの「凍結法案」を出す動きもあり、また、いくつかの自治体からは「延期」を求める要望書も出ている。

 政府の政策全体に大きなひずみが生まれつつあるいま、「電子政府」構想にももう一度その中身について、議論が浮上する可能性が大きくなってきた。「誰のための、何のための電子政府」なのか、もう一度問い直されざるをえない状況が近づいた、と言うべきだろう。

                                      行政書士 八尾信一


    グループウェアのことなど:その4 「メーリングリスト」

 e−メールは、使い慣れると非常に便利なもので、電話やFAXとはまた違った利便性があります。このe−メールをグループとして使う場合は、通常メーリングリストという形態で利用することになると思います。

 メーリングリストは、数人から数千人のものまで、規模は様々ですが、メールを1本書き送れば、メンバー全員に配信されますので、同報性という点で、特に勝れています。

 また、メンバー間の物理的距離も問題になりません。電話やFAXだと、長距離電話や国際電話で多数のメンバーに連絡をとる必要がある場合など、相当な費用がかかりますが、この点、メーリングリストであれば、極めて低コストで連絡をとることが可能になります。

 ただし、e−メールは、ごくまれにですが、途中でメールが雲散霧消して、相手方に到達しないことがあります。重要な連絡の場合は、e−メールだけで行うのでなく、他の通信手段も併用した方がいいでしょう。

                                      行政書士 寺見敬三

   2002年7月20日

    「ドロップ・アウトして行政書士?」

 子供に将来の夢は何ですか?と尋ねたら、サッカー選手とか大工さんとかいろんな夢が飛び出してくるでしょうね。

 「夢」を「職業の名前」でしか語れないというのも、一種の不幸なのかなとも思います。でも、小学生が将来の夢を「公務員」だとか、「とにかく、何事もなく暮らせればいいいです。」なんて語り始めている時代だと聞いて、「職業の名前」でもいいからデッカイこと言ってみな、と励ましたくなっちゃいますね。

 でも、例えば、高校生くらいの年齢の子供が、将来の第一希望が行政書士です、なんてのはきっと「オタク」でしょう。あるいは、セイゼイ、行政書士の子供かも・・・ これが大学生でもやっぱり、まさか、の部類でしょう。

 高校生や大学生の第一の夢が行政書士なんてことはありません。きっと、行政書士というのは、人生で最初に抱く夢を失ったあとに出て来る職業なんだと思いますね。

 だから、君はどこからドロップ・アウトして行政書士なの?という部分がそれぞれに異なるから、きわめて複雑な集団を形成していると言えるのではないでしょうか。

 もちろん、この現象の上での「ドロップ・アウト」を「負の数」とするか「正の数」とするかは、その後の人生が決めていくのでしょうけれど・・・

                                      行政書士 八尾信一


    グループウェアのことなど:その3 「ナレッジマネージメント」

 グループウェアの説明をするとき、よく引き合いに出されるものに「ナレッジマネージメント(knowledge management)」という言葉があります。

 厳密な定義はなく、幅広い意味を含む言葉ですが、構成員が持つ「知」を、組織全体で共有し、有効に活用することで、個々の構成員の能力を育成するとともに、組織全体の生産性の向上や、スムースな意志決定過程の実現をはかるための手法を、一般的に「ナレッジマネージメント」と呼んでいます。

 このプロセスに、ITが活用されているのですが、具体的には、メーリングリストや電子会議室、電子掲示板を利用した知識の交換、文書ファイルやスケジュール、ワークフローの共有管理といった手段が用いられています。

 これは、いわば日常的に発生するあらゆる情報を、データとして共有管理し、個人の知識として、そして組織の知識として活かしていこうというものですが、上記の機能のいくつかを、組合せ持っているソフトウェアがグループウェアと呼ばれているのです。

                                       行政書士 寺見敬三

   2002年7月19日

    事務所経営の研修会

 広島県行政書士会福山支部では、 「 行政書士事務所経営 」について、研修を行います。
日曜日の開催なので、仕事で忙しい人も参加しやすくなっています。

  日時      7月21日 日曜日   午後1時30分から3時30分
  研修内容   「行政書士事務所経営」 
  講師      佐賀県副会長 日行連理事
          遠田和夫先生

  会場      広島県民文化センター  (通称  エストパルク地下1階)
           福山駅南口から徒歩5分
           福山市役所の道路をはさんで福山駅側です

  遠田先生は、佐賀県小城郡小城町で行政書士専業者です。

  この研修会には福山支部、広島会会員以外でも参加できます。
  申し込みは、神田福山支部長へ
  ファックス番号  084−921−8747
  但し、福山支部以外の参加者は、行政書士会費及び行政書士政治連盟会費完納者に限るそうです。

                                        行政書士 妹尾芳徳


    「花、花、花・・・」

 いまの季節は一年中で一番花の多い季節なのでしょうか。あちこちで咲き誇っている花に出会います。

 入道雲を背景にしたひまわり。雨の中で細かく震えながら咲いている紫陽花。この前まで、我が家の庭にはノウゼンカズラが満開でした。

 小さな頃には、カボチャの花や茄子の花も近くにいっぱいありました。

 花の名前は美しいものから、小首をかしげるもの、あるいは外国名前そのものまであったりして、実に楽しいです。

 年取って、身よりもなくなって、誰かに車椅子でも押してもらいながら散歩するのが日課になったら、車椅子を押してくれる人は是非にも花の名前をたくさん知っている人がいいですね。

 ところで、梅雨の雨の後には地面にいっぱい落ちていた記憶があるのは、柿の花です。その柿の花で思い出した一句・・・

       ふるさとへ 戻れば無官 柿の花       
                         高橋 沐石

                                        行政書士 八尾信一

   2002年7月18日

    「もう半年待ってくれ・・・」

 私が行政書士になったのは、37歳の春である。遅いスタートだと内心不安だった。最初の頃は、西も東もわからず文字通りのたうちまわった。未熟、無駄、徒労などの言葉が、毎日頭の上から霰のように降ってきた。

 役所の窓口では、自分よりも十歳以上も年下の係員から木で鼻をくくったような対応をされ、頭に血が昇った。営業の挨拶に行った会社で、ヤクルトのおばさんは椅子をすすめられたそのそばで、立ったまま用向きを述べなければならなかった。

 開業したのが37歳でちょうどよかったと、今では思っている。若すぎたら、きっと役所やお客とまともにケンカしてどうにもならなかっただろう。また、年をとりすぎていて反発心を失っていたら、電信柱にでもへつらってお辞儀するようなチキチキバッタの行政書士になっていたかもしれない。

 行政書士になるためには、しなやかな精神が必要だ。「もう半年待ってくれ・・・」というのが、その頃の自分が自分に言い聞かせていた言葉だった。

「もう半年待ってくれ。そうしたら、あんたがこれこそがお手本だというような書類を作ってみせる。」

「もう半年まってくれ。そうしたら、あんたはオレにまず椅子を勧めるようになる。・・・それまでは、意地でもこの仕事は辞めん。」

                                        行政書士 八尾信一


    グループウェアのことなど:その2 「ASP」

 インターネット接続サービスを提供する事業者を、普通「プロバイダ」と呼びますが、これは正規にはインターネット・サービス・プロバイダ(「Internet Services Provider」=ISP)と呼ばれるものです。

 この一般的なプロバイダの他に、最近ではアプリケーション・サービス・プロバイダ(「Application Service Provider」=ASP)とかデータセンター(「Internet Data Center」=IDC)と呼ばれる事業が、ここ2〜3年、急速に成長してきています。単純にインターネット接続だけを提供するのではなく、様々な付加的サービスを提供するようになってきているのです。

 e−mailや、ホームページ公開サービスなどは、以前からありましたが、「ASP」というのは、アプリケーション・ソフトをサーバー上で稼働して、その機能をインターネットを通じて配信・提供するというものです。
 
 これまで、アプリケーション・ソフトというのはパッケージで購入して使用するのが普通でした。しかし、この「ASP」では、インターネットを介してのレンタルで済ませることができますので、コスト的に有利なのです。さらにバージョンアップ等の保守管理も、サーバー側で一括して行えますから、個々のユーザーの負担が軽減されるというメリットもあります。

 「ASP」で提供されるアプリケーション・ソフトには、財務・会計他様々なタイプがありますが、ここでは特に、「ASP」で提供される「グループウェア」に注目してみたいと思います。

                                        行政書士 寺見敬三
   2002年7月17日

    「きっちり、実行・・・」

 先日ある会社で、某申請ごとの資料を見せていただいていると、珍しく社長が出てきて、私と雑談を始めた。どこへ行っても、話は、「景気悪いなぁ」で始まります。

 で、その日もそんな話から始まって、社長が、会社から出て行く金を少なくすることが重要で、そのためには情け容赦なく、どんな古い付き合いの材料屋から材料を買うにしても、合見積もりさせて少しでも安いところで契約するようにしている、と言う。

 そりゃあいいことです。きょうびは。それが当然でしょう、と、わたし。昔からそうやってるということで、価格に鈍感になるのはよくないですからね。と、相槌までうった。

 請求書が来ても、そのまま払うのでは脳がない。そこから、どれだけ負けさせるかが勝負やね、と社長。なるほど、なるほど、とわたし。

 それからしばらくして、その社長から電話があった。

「八尾センセ、この前頼んだ仕事の請求書見たけど、高い。絶対、高い。ここから、なんぼ引いてくれるねん?」

「う・・・、う・・・。社長、私は、絶対引きません!!」

 心配していたけれど、電話の翌日、請求通りの振込みがあった。しかし、冷汗かいた。自分だけが「聖域」にいるわけではないことを忘れそうになっていた。

                                        行政書士 八尾信一


    グループウェアのことなど:その1

 社内LANなどが整備されていくのに伴い、メールや電子会議室、掲示板や共有スケジューラ、共有文書データベースなどを組み合わせた新しいソフトウェアのジャンルが生まれました。「グループウェア」と呼ばれるもので、グループ・コミュニケーションの効率化や、協同作業を支援するソフトウェアの総称です。

 代表的なものとしては、「Notes」(ロータス社;現在はIBM)や、「Exchange」(マイクロソフト社)などがあります。しかし、数年前までは、サーバーマシンやネットワークの設備が高額であったこと、そしてソフトウェア自体も高価であったため、ある程度規模の大きな企業での導入に留まっていました。

 最近では、インターネットの普及にともない、ネットワーク上でグループウェア機能を提供するプロバイダ(ASP)も登場してきて、安価に利用できるようになってきています。特別な専用サーバーを自前で準備する必要はなく、インターネットに接続できて、ブラウザ(インターネット・エクスプローラや、ネットスケープ・ナビゲーター等)さえあれば利用できるという手軽さです。

 1〜2年前からは、無料でグループウェア機能を提供してくれるサービスまで登場しており、いろいろな場面で活用できる可能性があります。この「グループウェア」の活用法などについて、何回かに分けて、考えて見たいと思います。

                                        行政書士 寺見敬三
   2002年7月16日

    ユビキタス(ubiquitous)

 10年以内に、ユビキタス・ネットワーク社会に入ると言われています。ユビキタスとは、ラテン語です。「いたるところに存在する」という意味です。

 つまりインターネットなどの情報ネットワークに、いつでも何処でもアクセスできる環境を意味しています。

 今までは、何人かで1台を使用していたのですが、PC(一人一台)になり、それからユビキタスの時代になることを示しています。

 米国では、空港やホテルのほかスターバックス店などで実用化されています。日本でもNTTコミュニケーションズと協力したモスバーガーの店で東京都内では実用化されています。

 さらにユビキタスというのは1歩進んで、パソコンや携帯だけでなく、冷蔵庫や電子レンジといった家電製品、自動車等もインターネットに接続されているのです。

                                        行政書士 妹尾芳徳


    デジタル・ファイリングのすすめ:その10 グループウェア

 インターネット上にデータをおいておけば、遠隔地の協力者とデータを共有する手段としても利用可能です。

 「グループウェア」という新しいソフトウェアのジャンルがありますが、これは、画像データだけでなく、様々な情報を共有し活用して協同活動を行う上では、非常に有用なツールです。

 「ナレッジ・マネージメント」というのが、グループウェアのキーワードですが、各構成員が有する知識を集団で共有し、それを効率よく活用していくためのソフトウェアが「グループウェア」と呼ばれるものです。紙文書をデジタル化してファイリングしておけば、この「グループウェア」上にも簡単に載せることができるわけです。

 もちろん、これも「工夫次第」ということになりますが、これから先の業務のあり方を考えたとき、インターネットを介しての柔軟な協同関係を、このようなツールを活用して構築していく、という場面も多くなるのではないでしょうか。

 次回からは、この「グループウェア」に話題を移して、話を進めていきたいと思います。

                                        行政書士 寺見敬三
   2002年7月15日

    デジタル・ファイリングのすすめ:その9 ネットワーク

 紙文書をスキャナで読み取りデジタル化した場合の最大のメリットは、ネットワーク上で簡単にその文書を共有できることではないかと思います。事務所内のLAN(小規模ネットワーク)で、デジタル化した文書を共有フォルダに保存しておき、スタッフで相互に利用するということは、既によく行われているでしょう。

 さらに最近では、インターネット上のディスクスペースに、データを保存しておくことが手軽にできるようになってきました。画像ファイルも、保存形式さえ注意すれば、現在のインターネット接続方法で、それほど負担なく取り出すことが可能なファイルサイズにできるということは以前書いたとおりです(100〜200Kb程度のファイルであれば、モデムやISDNによる接続でも、1分程度でダウンロードできます)。

 このような方法で、インターネット上に画像データを保存しておけば、出先でそのファイルが必要になったときにも、インターネットに接続できるコンピュータさえあれば、すぐに取り出すことができます。

 そして、このようなデータの共有方法は、インターネットを通じての新たな協同関係の基礎にもなりうるのです。

                                        行政書士 寺見敬三


    「夜汽車の女幽霊」

 兵庫県の西の地方、播州のあたり。相生駅から山陽本線と枝分かれして、南西に赤穂線が走っている。今では、海岸伝いに岡山までつながっているが、昔は、赤穂止まりだった。

 この赤穂線の最終便に女の幽霊が出るという噂が立った。わたしの、子供のころである。当時の赤穂線なんて普段でも乗客が少なかった上に、最終ともなると、各車両に一人かせいぜい二人というありさまだった。

 終着駅の赤穂に近づいたので、車掌が車内を見て廻ると、三両編成のその最終便に乗っていたのは、白い帽子に白いドレスの若い女が一人と、行商帰りのおばさん連が二人。白い女は、動かずにじっと窓の外を見ていたし、おばさん連は疲れのせいか、柳籠にもたれて眠っている。

 赤穂駅について、列車のドアがあいて、行商のおばさん連がまず降りた。しかし、そのあと続いてくるはずの、白い女はいつまでも降りて来ない。不審に思った車掌は、三両の列車のすべてを見てまわったが、白い女の姿はどこにもなかった。

 その夏、そんな不思議を何人かの車掌が体験した。決まって最終便だった。

 それから、何年も、この白い女幽霊の話はひそひそと続けられていたが、やがて幽霊が出なくなって、この話もやがて煙のように消えた。

 でも、ときどき思う。夜汽車の女幽霊は、どこへ消えたのだろう。思いは果たせたのだろうか・・・と。

                                        行政書士 八尾信一
   2002年7月14日

    好評な「e-行政書士」の共同編集

 「e-行政書士」の共同編集が始まって2週間経ちました。一番の成果は、「今日の意見」が読み応えあるとの声を戴いていることです。

 以前は「今日の意見」は妹尾がほとんど一人で書いていたのですが、共同編集になったら少しは楽になるかというと、決してそんなことはないのです。

 他の編集者に迷惑をかけないようにと、むしろ責任が重くなったような気がします。そうした緊張感を持ってこれからも書き続けていこうと思います。

 読者の皆様のご意見がございましたら、メールにてお願いします。

                                        行政書士 妹尾芳徳


    デジタル・ファイリングのすすめ:その8 デメリット

 昨日は、デジタル・ファイリングのメリットについて書きました。もちろん、紙文書をデジタル化してファイリングすることには、デメリットもあります。

 コンピュータがなければ、文書内容を見ることができませんし、紙文書のように、何枚かを紙ばさみで綴じてぱらぱら見るとか、広い場所に何枚も並べて一覧するということも、プリントアウトという手順を踏まないとできません。使い道によっては、かえって手間取るのです。

 しかし、これは紙文書でのファイリングと併用すればよいことで、大きな問題ではないと思います。文書の使用目的によって、紙文書のままでファイリングするもの、デジタル化した画像だけでファイリングするもの、双方を併用するもの、というふうに使い分ければよいわけです。

 デジタル・ファイリングという手法を、従来型のファイリングと併用することにより、工夫次第で、文書管理を効率化できる可能性がある、ということなのです。

                                        行政書士 寺見敬三
   2002年7月13日

    「大違い」

 ある人から、聞いた話。その人も、どこからか聞いた話だそうですが・・・

 犬がいた。
ある人が拾ってくれて、家に入れてくれて、頭を撫でてくれて、ご飯もくれる。
そうやって、もう5年もこの家に住んでいる。
この家の人は、なんて優しいんだ。こんなに優しくしてくれるなんて、きっと、この家の人は、神さまに違いない。

 猫がいた。
ある人が拾ってくれて、家に入れてくれて、頭を撫でてくれて、ご飯もくれる。
そうやって、もう5年もこの家に住んでいる。
この家の人は、なんて優しいんだ。こんなに優しくしてくれるなんて、きっと、私は、神さまに違いない。


 もうひとつ。

 ある靴の会社が、二人のセールスマンをアフリカに派遣した。
到着したその日に、一人のセールスマンから電話が入った。
「いけません。ここでは、靴は売れません。だって、誰も靴なんかはいていないんです。」

その電話が切れたあと、もう一人のセールスマンから電話が入った。
「ありったけの靴をすぐに送って下さい。バカ売れ間違いなしです。だってここでは、誰も靴をもっていないんです。」


                                        行政書士 八尾信一


    デジタル・ファイリングのすすめ:その7 メリット

 紙文書をスキャンして画像データ化すれば、保存形式を工夫することにより、大量の文書を、コンパクトに収納できるということを先日書きました。これは、デジタル・ファイリングのメリットのひとつです。しかし、コンパクトに収納できることと、後で効率よく利用出来るかどうかは別の問題です。

 MOディスク、或いはCDRディスク1枚に、数千件の画像データを未整理のまま保存してしまったら、後で使おうとしても、どの画像ファイルが必要な文書データなのか分からなくなってしまいます。フォルダを階層的に整理した形で作って分類していくのも一つの手段ですが、画像データをファイリングする専用のソフトを利用すると便利です。

 例えば、「やさしくファイリング」(メディアドライブ株式会社)や「Paper Port」(オムロンソフトウェア株式会社)などがあります。いずれも、階層的にフォルダを作成し管理できますし、加えてサムネイル(小さなプレビュー画像)表示もできますから、視覚的に画像データの管理ができます。さらに、タイトルやキーワードを付けたり、文書内容をOCR処理してテキスト化したものなどを検索対象として、画像データを呼び出すことが可能ですので、大量のデータを保存していても、必要なものを取り出すことが容易にできます。

 このようなファイリングソフトで、スキャンした画像データを保存・管理しておけば、必要に応じてそれをとりだすことは効率よく行えます。さらに、「文字ピタ!!」シリーズ(リコーシステム開発株式会社)のようなソフトに渡して再加工することも簡単に行えるのです。これも、デジタル・ファイリングのメリットです。

                                        行政書士 寺見敬三
   2002年7月12日

    「失敗に学ぶ。」

 今月の八日に内閣府は発表した6月の景気ウォッチャー調査によると、ワールド・カップの試合をテレビ観戦した人が多く、その間、外出を手控えたため景気に対する判断指標は、5月よりも低下したそうだ。

 経済効果を大いに期待してのワールド・カップだったが、どうもこの点では見込み違い。多くの人をむしろ、家の中のテレビの前に釘付けにした結果、思ったほどの消費活動を刺激できず、むしろ「失敗」との結論になりそうだ。

 しかし、「失敗」でがっかりすることはない。

 歴史は、「失敗」に満ちている。政治も、経済も、外交も、文化も、科学技術も。実に、多くのことが「失敗」の連続だ。問題は、「失敗」から何を学び、その「失敗」を繰り返さないためにどんなことを考えつくか、ということだ。

 工学院大学というところの畑村洋太郎教授たちは、このたび、「失敗学会」というNPO法人を年内にも設立する予定だという。その趣旨は、「失敗」を教訓にして、同じ過ちを二度と繰り返さないように「失敗学」を打ち立てて、社会への浸透と研究活動の交流を図るのだという。

 「失敗」は起こるものだ。「失敗」のない人生も、歴史もありえない。ただ、「失敗」は繰り返さないことが重要なのだ。

 何かあれば、性懲りもなく戦争だ、戦争だと叫ぶことしかできない無能な政治家を選んでしまうという「失敗」から、人類は、いつになったら脱却できるのだろう。

                                        行政書士 八尾信一


    e−PISCO(地震予想)

 岡山理大の地震予知観測の危険度予想が、ここのところ中になっていたので気になっていました。

今日は危険度「高」です。詳しくは、次のサイトを見てください。

http://www.pisco.ous.ac.jp/ion/okayama/2002/daily.html


                                        行政書士 妹尾芳徳
   2002年7月11日

    台風6号のお見舞い

 夕方テレビを見ると、台風の被害が各地にでている様子です。
 岐阜県は雨が降り続けて、水害がでていました。
 群馬県では強風のため家屋に倒壊などむごい様子です。
 被害に遭われた地方の方にはお見舞い申し上げます。

 幸いなことに私のいる岡山県は、県北で雨が強かったのですが被害はないようです。

                                        行政書士 妹尾芳徳


    「楽しいことは一人で・・・できない」

 今日訪ねた会社で、社長の奥さんとヨモヤマ話になって、奥さんの言うことには、

「私の友達で、三十をいくつか過ぎても独身のままの娘がいて、あんた嫁に行かんの?と聞いたら、行かん、と答えてたのが、この前ふらふらっと結婚した。」

「どしたん。そない、ええ男かいな、と聞いたら、ワッ、ハ、ハ、と豪傑笑いして、そんなことないよ、と言う。」

 娘の言うことには、

「人間、悲しいこと、悔しいことには、一人でじっと耐えて過ごせる。でも、楽しいことは、一人じゃつまらん。ええ映画みて、楽しい思いしても一人じゃ、ホントにつまらん。仕事で、ええことあって誉められても、一人じゃつまらん。」

「楽しいことを楽しくするために、結婚しょうと思たんよ。」

「ええ話やな。」と、私。

「ええ話やろ。」と、奥さん。

「このええ話する相手探しとたんや。やっぱり、楽しいことは、一人じゃつまらん。」

                                        行政書士 八尾信一
   2002年7月10日

    「受付印のポーンでは、まだ仕事は終わっていない。」

 この前、行政書士の「か」は耳から来る、と書いた。「そして、仕上げは、受付の窓口での「ポーン」という小気味よい受付印の音です。」とも・・・

 でも、「受付印のポーン」で終わったと思うのは、実はまだ、まだ構えがアマチュア。プロなら、そこから請求書を書いて、その仕事分の金が入ってはじめて一件落着。仕事をゼニにするから、プロなのだ。

 優秀で人格もすぐれた行政書士の中にも、行政書士としてはその構えがアマチュアという人が多い。仕事の性質上、純度100%のビジネスとは言いかねる部分もあり、また、長い間、ビジネスという側面からの論議が等閑視されてきた歴史がある。

 頼りにならない人のことを、「アレは、ゼニにならんヤツだ。」という。「ゼニにならん」とは、実業の世界では「死人」よりも始末がわるい。「死人」は言わば、ゼロだ。まかり間違えば「ラクダの馬さん」のようにカッポレでも踊らせれば、プラス(?)になることもある。しかし、「ゼニにならん」のは、マイナスなのだ。

 プロの行政書士は、自分のこの仕事がなぜ請求通り「10万円」なのかを知っている。請求する金額にキチンと確信があるかどうかが、プロかアマかの一里塚。

                                        行政書士 八尾信一


    デジタル・ファイリングのすすめ:その6 画像データのファイリング

 先日、ビットマップファイルの場合、A4サイズを200dpi、フルカラーでスキャンした場合、ファイルサイズが11Mbにもなると書きました。同じA4サイズの文書を、後でOCR(光学文字読み取り)にも使えるように400dpiの解像度で、そして白黒でスキャンし、ファイル形式をTIFF形式で保存した場合、100Kbから200Kb程度のファイルサイズになります。上記のビットマップ形式と比べると、約100分の1程度のサイズです。

 このファイルサイズであればフロッピーディスク1枚に、A4サイズ文書の画像データを10件程度保存できる計算です。それを、640Mbの容量があるMOやCDRに保存した場合は、1枚のメディアに、4,000〜5,000件のデータが保存できることになります。

 具体的な例で示しますと、スチール本棚の1段分程度の紙文書が、CDR1枚に納まってしまう計算になります。後でOCR処理しない場合は、場合によっては200dpi程度の解像度でも十分ですから、ファイルサイズはさらに小さくなり、保存できるデータ件数は、さらに増えることになります。

                                        行政書士 寺見敬三
   2002年7月9日

    社会福祉法人の定款変更について
      ☆☆☆ 広島会福山支部の研修会 ☆☆☆

 日曜日に行われた広島会行政書士家森健先生による社会福祉法人の定款変更についての研修会は、大変貴重な研修でした。実務を行っている行政書士の研修だけに、業務のポイントをついた講義でした。

 社会福祉法人の設立などは、多くの場合2年に及ぶことがあり、しかも、本当に追い込みになると1ヶ月間は掛かりきりになる程のハードな作業もあります。設立後も継続的にその社会福祉法人の仕事をするとなると、ほとんどが定款変更が絡んできます。

 ところが、この仕事は、基本的なところを理解できる書物がないのです。(私は何年か前から買っているので、とりあえずは持っているのですが。)また仕事が来て始めて変更の内容が分かるというスタイルなので、情報が乏しいのも一つの特徴なのです。

 今回の研修は、その定款変更に限っているのですがそれでも奥が深いものですね。社会福祉法人の定款変更についての質問書を先に出していたので、講師の丁寧な回答を得ることが出来、すぐ実務に役立ちました。講師の先生に感謝します。

 末筆ながらこのような研修会を主催された福山支部の皆さんに、合わせて感謝いたします。

                                        行政書士 妹尾芳徳


    「ひまわり」も「か」

 この前、生き方の「かきくけこ」の中で、「感動」の「か」を話しました。で、その話の続き。

 今日は久しぶりの青空で、雨を十分に吸ったか、近くの家の立派なひまわりが、大人の頭のはるか上に大きな花を開いている。

 私の古い友人で、大柄な体格に丸顔が特徴の小学校の女性教諭がいる。それなりの年齢で現役を退職されたが、今でも子供たちとのかかわりを捨ててはいない。

 その先生が現役時代のあるとき、自分に「ひまわり先生」というニックネームがついていて、生徒たちがひそかにそう呼んでいるらしいことを知った。

 そのときの担任は、一年生だったから、生徒たちの背の高さは彼女の腰のあたりが精一杯。で、彼女は、思いきって子供たちに聞いてみた。

「どうして、わたしが、ひまわりなの?」

 すると、子供が答えた。

「だって、たーかいところに、まーるいお顔があるんだもん。」

 このときから、彼女は子供とのかかわりの中で生きていく「か」を手にいれた。

                                        行政書士 八尾信一
   2002年7月8日

    岡山地方振興局のホームページで、
      神奈川県の行政書士のサイトを紹介

 岡山地方振興局(県の出先機関)のホームページに行政書士のサイトが紹介されています。

http://www.pref.okayama.jp/okayama/index.htm

 ここから、振興局からのお知らせをクリックし、その他の項の自治体の地域情報化に役立つサイトへのリンク集(平成14年2月19日地域情報化セミナー参考資料)から入ってください。

 または、直接下記へどうぞ。自治体の地域情報化に役立つサイトの一覧です。

http://www.pref.okayama.jp/okayama/it/sankou_14_2_19.htm


 リンクされているのは、牟田学さんのサイトです。

http://www.manaboo.com/index.htm



                                        行政書士 妹尾芳徳


    デジタル・ファイリングのすすめ:その5 画像データの圧縮

 画像データを圧縮して保存する方法で、代表的なものは「TIFF」と「JPEG」があります。
 
 「TIFF」は、「Tagged Image File Format」の略で、「ティフ」と呼びます。昨日扱った「ビットマップ」形式の画像データを保存するための一形式ですが、ファイルの先頭にタグと呼ばれる情報を記録することにより、保存形式の自由度が高められています。圧縮も可能で、ファイルサイズをかなり小さくすることができます。スキャナ用ソフトやグラフィックソフトの多くが対応しています。

 「JPEG」は、静止画を、1/10から1/100に高圧縮して保存する技術です。風景や写真データの圧縮には向いています。画像を劣化させずに圧縮する方法と、圧縮過程で画像情報の一部を切り捨てる方法があります。通常、高圧縮する場合は、後者の方法がとられるため、画像が劣化します。

 「JPEG」は、写真などの自然画の圧縮には効果的ですが、コンピュータグラフィックスや、紙文書を白黒でスキャンした場合に使用すると、画像の劣化が、細部の荒れとなって目立ってしまいます。

 一般的に言えば、写真などの自然画像をデジタル保存する場合には、「JPEG」形式が向いています。紙文書をスキャンした白黒画像データの保存には、「TIFF」形式が向いています。

                                        行政書士 寺見敬三
   2002年7月7日

    「たなばた」

 7月7日は、七夕です。

 人間さまのご都合で、8月7日にするところもあるようですが、由緒正しくは7月7日、なんだそうです。

 夜空が、夏になりました。最近は星空もずいぶん見えにくくなってしまいましたが、子供のころに見た星空の美しさは今でもまぶたに張り付いています。

 全天を横切る天の川。太い帯のように、夜空を二分していました。圧倒的な迫力でした。英語では、ミルキー・ウェイ。まるで、ミルクを流したようにも見えたんです。

 そして、白鳥座のデネブ、わし座のアルタイル、こと座のベガで作る「夏の大三角形」。

 昔から、人は、この星座を見て暮らしてきた。でも、星座もまたうつろうものです。ネアンデルタール人は、私たちが今見ている星座は見なかった。

 そして、いまのこの星座もあと一万年ぐらいもすれば、崩壊します。オリオンはひしゃげ、天の北極から北極星は消えているでしょう。(だから、星占いも崩壊する。ハ、ハ、ハ・・・)

 たまたま、この21世紀の地球に生まれ、たまたまこの「e-行政書士」で出会ったあなた。
お互い、天文学的には芥子粒ほどもない空間に線香花火ほどもない時間を共有しあっているあなた。

 今年は、キューリの馬でも作ってみませんか?

                                        行政書士 八尾信一


    亜熱帯の気候

 私が子供の頃は、梅雨というのはしとしと雨が降り肌寒い日が続いていました。

 ここ数年は、しとしとから、いきなり土砂降りが増えたようです。沖縄の梅雨の気候と似てきているように思います。日本が亜熱帯になってきたのでしょうか?

 亜熱帯の動植物の特徴は、熱帯と同じように原色が目立つことです。数年前のガングロ現象や今の茶髪、金髪を見ると、いよいよ亜熱帯日本の思いが強くなります。

 原色に塗られた自動車が走り出したら、本物の亜熱帯ですね。

                                       行政書士 妹尾芳徳
   2002年7月6日

    デジタル・ファイリングのすすめ:その4 「ビットマップ」

 コンピュータ上で画像を扱う場合の基本は、画像を1ドット(dot)という単位に分解し、その1ドットについて色情報を加えて、絵や文字を表現します。発色数によって色の情報量というのはかわります。例えば、10年くらい前のパソコンのように、16色で表現するなら4ビット。256色で表現するなら8ビット。65536色で表現するなら16ビットというふうに。最近では、フルカラー(約1677万色)で表現する24ビット処理も一般的になってきました。

 このように処理された画像を「ビットマップイメージ」といいますが、それをそのまま、単純にファイルに書き出した画像保存の形式をビットマップファイル形式と呼びます。これは、Windowsの画像ファイルとして、標準形式ですが、ファイルサイズが大きくなるという欠点があります。

 例えば、A4サイズの場合、21cm×29.7cmですからインチに直すと、8.268インチ×11.693インチです。これを、200dpiで処理したとすると、ドット数は、1,654ドット×2,339ドットということになります。つまりA4サイズ全面では、約387万のドットに分解され、それぞれに色情報がくわえられるわけです。(「ドット」に色情報が加えられた一単位は「ピクセル」と呼ばれます。)

 上記のように色数により、必要なビット数がかわりますが、A4サイズを200dpiで処理して、それをフルカラーで表現すると、387万ドットに色情報の24ビットをかけ算すればファイルのサイズが算出できます。ファイルサイズの単位は、バイトですからそれになおしますと、約11Mbというかなり巨大なファイルサイズになります。ビットマップ形式は、Windows標準ですので、汎用性はあるのですが、ファイルサイズに難点があるのです。

                                        行政書士 寺見敬三


    質の良い睡眠

 ラジオで言っていたのを小耳に挟んだのですが、睡眠を調べると、不眠症の症状がある人と、不眠症の疑いがある人を合わせると、半分になるのだそうです。その結果、昼間眠たくなるそうです。

 私は昼食後5分か10分ほど仮眠しますので、そういわれればこの仮眠は不眠症の結果なのでしょうか。昼食後の仮眠は、20歳代からその傾向がありました。

 これからは特に夜暑くなりますので、不眠症の症状は大きくなりそうです。しかし、まっいいじゃないですか、不眠症でも。おかげで、眠たいときにころっと眠れるのですから。ころっと眠った後は気持ちいいですね。

                                       行政書士 妹尾芳徳
   2002年7月5日

   「だまされないために・・・」

 『だまされないために、わたしは経済を学んだ』という長い題名の本があった。作家の村上 龍が書いた本だ。題名が気に入って買ったが、中身は三分の一ほどを読んだところで興味を失った。しかし、「だまされないために、経済を学ぶ」という発想だけは、しっかりといただいた。

 とことん惚れてしまった女から「だまされる」ことは、これは男は宿命的に防ぎようがないし、これを防ごうとするほどのヤボなら生きていてもしかたがない。しかし、「ヒットラーは英雄だ」とか「天皇は神様だ」とかのウソにだまされないために人はどうしたらいいのか?

 ある日突然、会社をリストラされ、夕闇迫る通勤電車の駅のホームのベンチに沈み込んでどうして家に帰ったらいいのかを思い悩む初老の男は人生そのものから、大きな「だまし」にあってるような気がするだろう。

 「だまされないために・・・」人は何を学べば良いのか。あるいは、「だまされる」ことは防ぎようがないとして、せめて「だまされる」訳を知りたいというギリギリの思いに答えられるのは、どんな「知の方法」なのか・・・

                                       行政書士 八尾信一


    デジタル・ファイリングのすすめ:その3 ファイル形式

 文書をスキャナで読み取る時、すぐにファイリングソフトに取り込んで管理するような場合を除けば、画像データをファイルに書き出して保存しておくのが普通です。

 画像データのファイル形式としては、ビットマップ形式、TIFF形式、JPEG形式がよく利用されます。ファイル名の拡張子は、順に、「bmp」、「tif」、「jpg」です。

 それぞれの形式に特徴があり、読み取り対象とする文書の特性や、その画像データを後でどのように使用するかによって、これらのファイル形式を使い分ける必要があります。Windowsの画像データとして標準とされているのはビットマップですが、この形式だとファイルサイズが大きくなります。通常は、圧縮技術を応用したTIFF形式やJPEG形式が、よく利用されます。

                                       行政書士 寺見敬三
  2002年7月4日

   行政書士の場合の「か」は?

 なんで自分は行政書士やってるのかな、と時々思うことありますね。やりだしたはじめの6ケ月は、今日こそ止めてやる、もう今日限りで止めてやる・・・なんて毎日考えながら、この仕事してました。

 NHKの『プロジェクトX』見てると、男は「感動」しながら仕事しないとウソだなぁとシミジミ感じますね。おまけに、中島みゆきの歌が、そうだそうだとけしかけるもんだから、「感動」もなく仕事していると、しばらく落ち込んじゃいます。

 ところで、行政書士の「か」は、主に耳から入って来るようです。

 仕事の依頼は、まず電話。こいつがリリリーンと鳴るところから、「感動ストーリー」が始まるんです。電話が鳴っても、だれも出ないような事務所は「感動」から、イの一番に排除されていると知るべきですね。

 そして、仕上げは、受付の窓口での「ポーン」という小気味よい受付印の音です。この音がするたびに、いつも心の中で小さなガッツポーズを決めた。同じ仕事はひとつとしてない。同じような申請でも、その「事件の顔」はいつも違っている。そのたびに、「ポーン」の音も違って聞こえる。

 耳から入ってくる小さな「か」に引っ張られて、もう18年、行政書士やってる。・・・そう言やあ最近、もう止めてやる、なんて考えなくなったな。フム。

                                       行政書士 八尾信一


    日行連ホームページ再開

 6月11日からアクセス不能になっていた日本行政書士連合会のホームページが、一昨日から再開されました。

    日行連のホームページアドレス http://www.gyosei.or.jp/

 日行連Webサーバーの管理を委託していた業者が経営破綻したことが、アクセス不能の原因だったとのことですが、再開されたことは喜ばしいことです。しかし、全面的な復旧ではないようで、一部のページは工事中のままです。

 今日現在、工事中になっているページの一つに、「日行連認証局」ページがあります。5月27日から運用を開始した「日本行政書士連合会認証サービス」によって、今、新電子証明書の発行が進められていますが、まさにその時期に、「日行連認証局」ページへのアクセスが不能になっていることは、非常に残念なことです。早急な復旧が望まれます。

 トップページからのリンクで工事中になっているのは、他には「会員専用」と「役員・単位会」用のログイン・ボタンがあります。ただ、このボタン、ごく限られた人だけが利用するものですから、このような目立つ位置ではなく、他の場所に移せばいいのにと常々思っていました。

 一般の訪問者が、このボタン押したときには、アクセスを拒絶されるわけですから、疎外感を味わい不快な思いをします。そのようなボタンを、トップページの目立つ所に配置するのは、あまり誉められることではないですね。良い機会ですから、別の場所に移したらどうでしょう。 皆さん、どう思われますか?

                                       行政書士 寺見敬三
   2002年7月3日

    「か」の「感動」

 先日は、大島 清さんの「かきくけこ」運動のことを書きました。でも、正直言って、わたし、この人の書物読んでません。大島さんがラジオで対談されていたことの引用(?)です。

 大島 清さんは、知りませんが、大島 渚なら知ってます。ガンコジーサンになってからの大島 渚は好きではありませんが、その前の大島 渚は、もっと好きじゃなかったですね。
 だって、映画監督のブンザイで、美人女優を妻に持つなんて、どうしたって好かれるフルマイとは言えませんよね。『青春残酷物語』『日本の夜と霧』『無理心中 日本の夏』『絞首刑』・・・ここらあたりが、最高だったのかな?

 ところで、「感動」です。わたしは、ひそかに思っているのですが、人間がその太古に言葉を獲得したのは、名詞や動詞からではなく、感嘆詞だったのではないか、と。
 ウー、とか、アーとか(最近は「ア」に濁点がついてることもあるようですが)、ともかく、生命が震える瞬間に思わず声が出た、喜びか恐怖かわからない、ともかくそうやって古代人類は、感嘆詞から言葉を獲得した・・・

 この、人類が太古の暗闇の中から獲得した感嘆詞から始まる「感動」の堆積が、たぶん、文化の根源、かもしれーへん、なんて、むし暑いときに考えることではなさそうで・・・

 ・・・・しばらく、わたしは、「かきくけこ」で書いていきますので、みなさん、辛抱して聞いててくださいね。

                                       行政書士 八尾信一


   デジタル・ファイリングのすすめ:その2 「dpi」

 紙文書を、デジタル化してファイリングする方法には、大きく分けて二つの方法があります。一つは、画像として保存しておく方法。もう一つは、OCR処理(光学文字読み取り)してテキスト化したデータとして保存しておく方法です。

 どちらの方法でも、最初は、紙文書をスキャナで読み取るところから始めます。その読み取り精度を表す単位が「dpi」です。「Dot Per Inch」の略で、1インチをいくつの点に分割して読み取るかを表している解像度の単位です。この値が大きいほど、読み取り精度が高くなりますが、その分、ファイルサイズも大きくなります。

 どの位の解像度で読み取るかは、スキャン処理する紙文書の特性と、後でOCR処理するかどうかによって判断します。もともと不鮮明なFAX文書などが対象の場合は、高解像度でスキャンするのは無意味ですから、200dpi程度で十分でしょう。後でOCR処理する場合には、400dpi〜600dpi程度の解像度が必要になります。

                                       行政書士 寺見敬三
   2002年7月2日

   「かきくけこ」

 最近は、学者の呼び方もずいぶん細分化されたようだ。「大脳生理学者」という肩書きを使っていらっしゃる方がいる。
大島 清さんだ。

 この大島さん、最近、「かきくけこ」運動をされているという。人間が、本当に人間らしく生きていくために、この「かきくけこ」はなくてはならないものらしい。「か」は「感動」、「き」は「興味」、「く」は「工夫」、「け」は「健康」、そして、最後の「こ」は、なんと「恋」、だ、そうだ。

 なるほど、世の中に「感動」することもなく「興味」も沸かず、したがって「工夫」しようとする気持ちもなく、「健康」でもなく、「恋」もできなかったら、とても人間らしく生きているとは言えないだろう。

 人がどう生きるかは「大脳」が決める。そして、どう死ぬかも「大脳」が決める。西郷隆盛は、西南戦争に敗れて故郷の城山まで戻ったとき、「もう、ここらでよか。」と言って自分の首を切らせた。

 されば、われらとて「もう、ここらでよか。」と言える日まで、おおいに「感動」し「興味」を抱き「工夫」し「健康」を維持し、うーん、できれば「恋」もしてみたいもの・・・

 いかがかな、ご同輩。

                                       行政書士 八尾信一


     こんな商品があります。

 まず、パッドがいらないマウスです。

左手で握り、親指でボールを動かしてカーソル操作。
人差し指で左クリック、中指で右クリックです。
電車や飛行機の中での使用が便利とか。
              3500円


 ポータブル嘘発見器

友達と仲が悪くなっても知らないよ。
詳しくは、こちらから  5000円

http://www.gowill.co.jp/index.html

                                       行政書士 妹尾芳徳
   2002年7月1日

    デジタル・ファイリングのすすめ:その1

 ちょっと気を抜くと、オフィスにあふれてしまう文書類。必要なものと不要なものをこまめに仕訳して、必要なものはきちんとファイリングして、整理しておくのが基本です。

 しかし、最近ではスキャナや大容量の記憶装置が安価に入手できるようになりました。デジタル器機を活用し、紙文書をデジタル化して保存整理する方法と、紙ベースでのファイリングとを併用することで、効率の良い文書管理を実現できる可能性があります。

 デジタル・ファイリング用のソフトウェアも、何種類か発売されています。それらを活用していく上での基本的な注意点などを、何回かに分けて考えてみたいと思います。
                                       行政書士 寺見敬三


     今日は7月

 今日から7月です。1年の後半が始まります。
 私の所は、日々”新たな不手際の発見”を楽しんでいます。

 と書くと格好いいのですが、”ポイントを押さえた作業”、”細部まで丁寧な作業”とは何か? 本当は、ここの辺りを知りたいのです。

 事務所の運営面でも、大きな体制的な事で、変革しなければならないことが次々と有ります。

 この後半は、2003年を視野に入れて何処まで出来るか実験的な期間です。その意味では、ひとつの重要なポイントになります。

                                       行政書士 妹尾芳徳