今日の意見
2004年10月

   2004年10月31日

    「市町村合併情報のURLが・・・」

 市町村合併の話が、全国で急ピッチで高まっています。

 もうすでに合併にゴールインしたところ、ゴールインが目前のところ、「破談」になってしまったところなど、悲喜こもごもというところでしょうか?

 合併特例法が来年の3月31日までの時限立法ということもあって、今後さらにこうした動きはスピードが速くなっていくと思われます。

 市町村のことですから、これは私たちの日常生活と密着しています。

 ただ、自分の所属する自治体やその周辺程度の情報は知り得ても、全国情報となるとなかなか入手が困難でした。

 先日、下記のURLを見つけて利用しています。

 http://yuusuke.info/

 また、総務省も以下のようなURLで、情報を出しています。

 http://glin.jp/upd/

 合併によって市町村名や管轄が変更になることは、私たち申請を取り扱う行政書士にとっては大事な情報です。

 (私、先日申請書にいただいたゴム印の住所が合併前のものだったのです。休み明けに新住所の印鑑をもらいなおしに行きます・・・)

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月30日

    「もう、年賀状の季節……」

 10日ほど前に、郵便局から封書が届いていました。年賀葉書の予約案内だろうと思いながら、忙しさにかまけて昨日まで開封していませんでした。

 開けて中を見るとやはり予想通りのものでしたが、年賀葉書は11月1日から発売開始で、予約は「10月25日頃までに……」とあり、慌てて予約用葉書に必要枚数を記入して投函しておきました。

 そういえば、「はがき&住所録作成ソフト」のバージョンアップ案内も何種類かきています。もうそんな季節なんですね。

 今年は夏から異常気象で、秋には台風や地震など天災が相次ぎました。来年は、このようなことのない穏やかな年であってほしいものです。

 来年の年賀葉書を予約しながら、ふとそんなことを思いました。 

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月29日

    「新潟中越地震が教えるもの・・・」

 史上最高の台風の上陸回数に続いて発生した新潟中越地震。

 死者は、すでに30人を超え、まだ10万人を超える人達が不安な避難生活を強いられています。

 国民の多くが不審に思い、不安を募らせているのは、こうした災害に対する政府の対応の絶望的なニブサではないかとさえ思われます。

 それを如実に語るものは、やはり地震後の心労やショックによって死亡する人の数が日に日に増えていることです。やっと地震から生き残ったと思った後で、きちんと救助体制が整わないことによって命を失ってしまう人が増えていることは、極めて憂慮すべきことだと思われます。

 現地に入って必死で救助活動を行っている現場の方々の苦労には頭が下がるものがあります。必死で頑張っていても、なかなかかなわぬことも多いのでしょう。

 ただ、問題はやはりシステムの不全です。

 災害対策基本法には、以下のような「政府の責務」が規定されています。

 (国の責務)
 第3条 国は、国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護する使命を有することに
   かんがみ、組織及び機能のすべてをあげて防災に関し万全の措置を講ずる責務を有する。

 「組織及び機能のすべてをあげて防災に関して」責務を果たさなければならないという規定です。そして、「防災」とは、「災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、及び災害の復旧を図ることをいう。」と法は規定しています。

 政府は、もう一度この法律の言葉を噛み締めるべきでしょう。


 母子3人の乗った車が土砂の中から発見され、2歳になる男児だけは地震後4日間、たった一人で奇跡的に生きていたことが報道されています。

 このニュースに目頭を熱くした人は多いはずです。

 母親は、地震発生直後に即死していた可能性が高いと言われています。

 きっと魂だけとなってもこの母親は、必死でわが子を守り続けたことでしょう。そして、それが「奇跡」を生んだのだと思います。

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月28日

    「電子証明書と電子署名」(53)……”CORINS”のインターネット登録対応(下)

 ”CORINS”のインターネット登録用に提供される電子証明書については、以下の”CORINS”のホームページ上の「Q&A」コーナー等の情報によりますと、インターネット利用申請後に、ユーザーIDとパスワードを取得し、その利用申請ページからダウンロードするようです。以下のURLです。

 https://www.cf.receive.jacic.or.jp/cgi-bin/k-index.cgi

 この電子証明書は、ダウンロードしたパソコンでしか利用できない設定になっているようで、そのパソコンを破棄するような場合でも、それに組み込んだ電子証明書を他のパソコンに移すことはできないようです。

 このような場合、電子証明書の再発行申請をする必要があるとのことです。一つの電子証明書を複数台のパソコンで利用することも不可能とあります。

 また、この電子証明書は、毎年度ごとに更新する必要があります。「Q&A」に関しては、以下のURLを参照してください。

 http://www.ct.jacic.or.jp/corins/07/faq/index.html

 インターネット登録を行うためには、これまでどおり、登録するデータを作成する、有償(\10,500)のCORINS入力システム(Ver.5.0)と併せて、”CORINSオンライン登録システム Ver1.2”が別途必要です。こちらは無償です。これも、やはりインターネット利用申請ページからダウンロードすることができます。

 ただし、このページの多くのメニューには電子証明書による認証がかけられており、この電子証明書を組み込んでいないパソコンでは、上記ページにアクセスできない仕掛けになっています。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月27日

    「この臨時国会に独禁法の改正案が・・・(最終回)」

 この記事を書いている最中にも、新潟市発注工事における「官製談合」問題で新潟地検が新潟市の幹部職員を逮捕したことが報ぜられている。

 地検が逮捕したのは、官製談合防止法の違反容疑であるが、その前に公正取引委員会が、今年7月に独禁法違反(不当な取引制限)で、大成建設などゼネコンを含む地元の建設業者等130社に対して排除勧告を出していたものである。

 官製談合防止法としては、北海道の岩見沢市に続いて、これが全国2例目の適用となったそうである。

 今回の新潟市の事例は、公正取引委員会が調査し、排除勧告は出したが告発は見送った事例を、新潟地検が公正取引委員会を「家宅捜索」し、談合に関する資料を押収して逮捕になったものである。

 経済的に巨大な力を有する者やそのグループが政治権力をまき込んで、犯罪などは言うに及ばず、不公正な商取引の押し付け、虚偽報告などを行なった場合は、個人は全く立ち向かうことは不可能になる。

 いや、そのような事実があることを知ることすら困難だ。

 公平な競争社会が到来することによって、経済も社会も人も幸福になる・・・というのが「健全な資本主義」の考え方であり、巨大な権力をバックに自己に有利なようにばかりルールを作ったり、変更したりするのは「独裁者の思想」であり、「健全な資本主義」の正しさを奉じる者からすれば、恥ずべき思想だ。

 「強者の専横を抑制し、弱者の頑張りを支える」という公平な市場ルールの確立のために今後とも独禁法は強化されなければならず、公正取引委員会の活動は今以上に強化されるべきだと考える国民はきっと大多数を占めるだろう。

 国会が終わったら、何時の間にかストライクゾーンが変っていた・・・なんてことにならぬよう、国民の監視が必要だ。

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月26日

    「電子証明書と電子署名」(52)……”CORINS”のインターネット登録対応(上)

 工事実績情報サービス”CORINS”への登録は、これまでフロッピーディスクによる登録と専用回線を使ったオンライン登録の二つの方法で行うことができましたが、8月からインターネット経由でも登録できるようになっています。

 ”CORINS”のホームページは以下のURLです。

 http://www.ct.jacic.or.jp/corins/index.html

 そのページにある説明によりますと、これまでのオンライン登録は、KDDIのDOD回線の使用が前提であったため、専用電話回線の設置やモデム購入といった準備に10万円程度の費用を要していたそうですが、この度のインターネット化により、通信費用の削減や、通信速度の高速化など、様々なメリットがあるようです。

 受注企業のオンライン登録のみでなく、発注機関による情報検索もインターネット化されたとのことで、情報の登録時とその情報の利活用時の双方でメリットを享受できます。

 インターネット化にともなうセキュリティ確保のため、電子証明書による認証を利用しているとのことで、利用申請すると電子証明書が発行されます。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月25日

    「この臨時国会に独禁法の改正案が・・・(5)」

 このところ、いわゆる「経済犯罪」というべき事件が続々と起きていますね。

 経済(資本)の原理というものは実は怪物そのものでありまして、これを自由に、活動したい放題にさせておけば、人間の倫理や尊厳といったものはあっという間に消し飛んでしまいます。

 経済(資本)の原理と、平等で人間らしい社会の実現ということをどういう風に折り合いをつけられるか、ということがこれまでの人間の「歴史」だったという気がしないでもありません。

 一般に経済犯罪(企業犯罪)と言われるものに対しては、個人は全く無力です。

 古くはロッキード事件。
 リクルート事件。

 企業が巨大なお金を使って、政治を動かして、自分に有利な商取引を行っていました。権力という「闇」の中で行なわれる犯罪は後を絶ちません。

 企業が流す情報のウソにあきれかえったのは、雪印、三菱自動車、ダスキンと、ここ数年を思い出しても枚挙にいとまがありません。

 経済活動、企業活動に厳しい法の目が届かなければ、たちまち企業はその倫理すら失うということは、もう十分に私たちが見て来たことです。

 これはおそらく、企業のトップに立つ人やグループが善意に満ちた人か、人を人とも思わぬ業突く張りか・・・といような、個人の性格や考え方に帰せられる問題ではないようだ。

 むしろ、経済社会の制度のあり方の問題なのでしょう。

 そこに深く関わっているのが独禁法であり、公正取引委員会だと言える。

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月24日

    自然災害の最中

 新潟県地方に何度も何度も大きな地震が起きている。震度6の揺れに短時間の内に何度も遭遇すると、とても怖いだろうと思う。もしかすると家が倒れるのではないかとか、不安がこみ上げる事と思います。これ以上の災害が起きないことを祈ります。

 岡山県でも、つい先日の台風23号は、家を揺らすほど風が吹いた。この風でも、とても怖いものだった。今現実に新潟県地方で地震に遭われている方には、眠れぬ夜になるでしょう。

 ところで平成16年という年は、災害が多い年です。16年という数字を見ると、特に事件が多い年だと言うことはないですが、古くは、元禄16年(1703)の関東南部に大地震がありました。11月23日未明のことです。

 安房地方では地面が隆起して、海岸が400mも遠くへ伸びたり、海岸の崖が5mも高くなったりして、地形が変わってしまうほどだったそうです。また、津波の被害も大きかったようです。

 ちなみに、昭和16年(1945)は太平洋戦争が起きた年です。世界中で戦争をしていました。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2004年10月23日

    「明日は行政書士試験」

 明日、24日(日曜日)は、行政書士試験が実施されます。今日は、各会場でその準備が進められていることと思います。

 台風23号は、広い地域にわたって大きな被害をもたらし、その爪あとが各地に残っていますが、明日の天候は、大きな崩れはない模様です。

 全国で9万人を超える方が受験するこの試験、何事もなく無事終わることを祈っております。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月22日

    「この臨時国会に独禁法の改正案が・・・(4)」

 ところで、審判制度の方はどうであろうか。

 実は、この「審判制度」というのが、まだ前近代的な批判を受けてしまいかねないようなものなのだ。

 一言で言えば、「身内が身内を裁く」ということなので、行政的な判断がひっくり返る可能性はほとんどないのではないかという印象を持たれてしまうのである。

 公正取引委員会で言えば、通常の検察官の役割をするのは、「審査官」である公正取引委員会の職員だ。そして、裁判官の役割をする「審判官」は、「審査官」を経験したことのある公正取引委員会の職員が就くことが多いようである。

 被疑事実を「審査」した人間と、それの黒白を「審判」する人間が同じ部署にいる同僚だとしたら、その個人的な使命感や正義感は別にするとしても、やはりそのシステムに対して疑問を持たれるのは当然のことと思われる。

 公正取引委員会や国税不服審判所などの審判官、副審判官は全国で600人余り。しかし、その中に言わば外部から登用された法曹資格者はたったの10人しかいないという。それ以外は、すべて「身内」ということなのだろう。

 実は、このことは「審判制度」が何やら「身内裁判」のように公平なものに思われないこと以外にも弊害が現れている。

 一つは時間感覚が民間感覚とはかけ離れていることだ。結論が出るまでが長すぎる。それは、審判が「お役人時間」で流れているせいだ。

 さらに、審判の内容に関する情報の開示が少なく、それによって審判のルール等が外部には伝わりにくくなっていることだ。

 このあたりの審判制度には、公正取引委員会は積極的に法曹経験者を登用し、情報を開示するとともに、審判の迅速化に積極的に取組む必要があると思われる。

 本当に「正義を行なう」ためにこそ、ここは改革が必要なのだと思われるのである。

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月21日

    「ノートンアンチウィルス2005」

 ウィルス対策ソフトの定番、ノートンアンチウィルスのバージョンアップ版が店頭に並びはじめているようです。ノートンアンチウィルス2005年版とそれを含む統合ソフト数種です。

 このソフトは、2003年版以前でもウィルス検出機能については、ウィルス定義ファイルを更新していれば十分効果的なものなのですが、2004年版からはスパイウェアについても検出対象とするなど、より強力になっています。

 2003年版以前のものを利用している場合は、オンライン更新ではなくて、2005年版のパッケージを購入したほうが有利だと思います。

 価格的に有利な優待版は、まだ見当たらなかったので、それが店頭にならんだら、購入しようと思っています。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月20日

    「この臨時国会に独禁法の改正案が・・・(3)」

 今回の独禁法の改正に関する動きの中で最も注目された点は、違反した場合の課徴金の引き上げの幅だったと言える。

 繰り返される独禁法違反行為に対して厳罰をもって臨むことで再犯を防止したいとする公正取引委員会に対して、経済界は猛反対をした。

 勿論、そうした反対にも論拠はある。

 「課徴金」と「刑事罰」が併科される現行の制裁方法は、論理的に矛盾しているとか、「不当利得の剥奪を超えた課徴金は制裁であり、憲法上での二重処罰の禁止に該当する」のではないかという批判。

 あるいは、審判制度の近代化、透明化に関する要望などがそれだと言える。

 「課徴金」と「刑事罰」の併科方式がただちに憲法の精神に抵触するかどうかはさておき、一般消費者の目からすれば、不当・不正な経済活動によって得た不当利得をすべて吐き出しただけでは何にもならない。独禁法に違反するような不正・不当な取引によって得た利益は全て吐き出した上に更にペナルティーが来るというシステムでなければ、これを根絶することは不可能だろうと考えている。

 臨時国会へ出される改正案では、その課徴金は以下の通りである。

 大企業      10%(現行6%)
 中小企業     4%(現行3%)

 確かに罰則は強化されたが、それでもこれはかなり低い。公正取引委員会によれば、談合などで企業が手にする不当利得の平均値は、対象商品の売上高の16.5%と推定されている。

 10%程度の課徴金では、まだまだ企業は不当な取引から利益を確保できることになる。

 それかあらぬか、この課徴金の水準は欧米に比較してかなり低いようだ。

 これでは、この課徴金が談合などの不当取引の「抑止」になりうるのかどうか、すでに疑問が出始めている。

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月19日

    「平成16年度 伝達研修(10月期)」……(下)

 二日目の午前中が、第3時限目の「電子認証と電子政府・電子自治体の現状と課題」という講義でした。

 講師は、昨年十二月期の伝達義務研修会と同じく、日本商工会議所の情報化推進部部長である高野時秀氏でした。今年の講義の中身は、昨年の講義内容を基本としながら、この一年間の動きをトピックス的に紹介する内容となっていました。

 講義の前半は、電子政府・電子自治体の現状と課題に関するもので、「e-Japan戦略U」から「u-Japan戦略」へと展開する施策の推移とその背景について説明がありました。特に地方での電子自治体構築が遅れている現状が紹介されました。

 後半は、電子認証の現状と課題に関するものでした。電子証明書と電子署名の基本に関する事項についての解説もありましたが、新しい問題としては、公的個人認証サービスの失効情報取得に難点があることについて説明がありました。

 また、電子証明書には個人の実印相当のものや法人の公印相当のものといった違いがあるのですが、電子証明書を付した届出を受理する官公署側のシステム上の問題点として、それらが的確に区別されておらず、混乱が生じているということも指摘されました。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月18日

    「この臨時国会に独禁法の改正案が・・・(2)」

 この臨時国会に出される予定の独禁法の改正案では、以下のような改正が盛り込まれるのではないか、と伝えられています。

 1.課徴金の引き上げ
 2.課徴金と刑事罰の併用方法の維持
 3.違反を繰り返す業者への課徴金の加算制度の導入
 4.課徴金の適用範囲の拡大
 5.違反事実を自主的に報告した者等に対する課徴金の減免措置
 6.犯罪捜査のための強制的調査権の導入
 7.公正取引委員会の審判手続きの改正

 今次の改正は、1977以来の大改正となる予定であったが、経済界の強い反対があって、公正取引委員会としては、ともかく国会に改正案を提出できないという事態だけは避けようとして、かなりの妥協を強いられた・・・と新聞などは報じている。

 公正取引委員会は、いわゆる「行政委員会」であって、その委員数はたったの5人だ。

 下記のURLを参照下さい。

 http://www.jftc.go.jp/profile/index.htm

 「行政委員会」というのは、準立法的機能と準司法的機能をもって、一般行政機構の中にありながら、それとは相対的に独立して行政的規制を行なう権限を有する機関であって、公正取引委員会のほかに、人事院や労働委員会、選挙管理委員会などがそれにあたると考えられています。

 次回は、今回の独禁法の改正案の中身をも少し具体的に見てみましょう・・・

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月17日

    「平成16年度 伝達研修(10月期)」……(中)

 第1時限目の「総合法律支援法について」は、その法律の第一条に掲げられている目的と制度の概要についての説明がありました。

 その目的とは、裁判その他の法による紛争の解決のための制度の利用をより容易にするとともに、弁護士その他の他人の法律事務を取り扱う者のサービスをより身近に受けられるようにするための総合的な支援の実施とその体制整備に関して基本事項を定めるとともに、その中核となる日本司法支援センターの組織及び運営について定め、より自由かつ公正な社会の形成に資する、というようなものです。

 この制度の中核となる日本司法支援センターとその地方事務所については、これからその具体的な組織化が進められていくそうですが、その中で行政書士がどのように位置付けられていくかということは、今後、日行連及び各単位会がそれぞれの立場で、この制度にどのように係わっていくかによって、大きく変ってくるでしょう。

 第2時限目の「介護輸送に係る法的取扱いについて」は、NPO等によって、事実上、現に行われているボランティア的な介護移送サービスを、道路運送法という制度の中に組み込んで、許可を得た上でやってもらおうというもので、許可の要件やその手続についての説明がありました。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月16日

    「この臨時国会に独禁法の改正案が・・・(1)」

 橋本元総理の属する派閥の1億円政治献金問題や、郵政民営化問題がとり沙汰されている今次の臨時国会ですが、もうひとつ忘れてならないのが、独禁法の改正もんだいです。

 公正取引委員会と経済界ががっぷり組み合って激しい押し合いを演じていましたが、このほどようやっと両者が妥協点を見つけて、国会にその改正案の提案に漕ぎつけたものです。

(・・・このあたり、日本の「民主主義」は全く滑稽の極み。本来は、民主主義の殿堂である国会で侃侃諤諤の論戦があってしかるべきところ、わがニッポンでは国会に出る前に、その結論が出てしまっている・・・)

 ともあれ、公正取引委員会と経済界の妥協の産物とはいえ、改正案が国会に出されることは重要なことです。

 なぜ、重要か?

 それは、独禁法は公正な競争ルールを定めたものであり、言わば、「経済の憲法」とも言うべき法律です。真の意味で「自由な経済活動」をよしとするならば、この独禁法の定める公正で透明な競争ルールと倫理の確立ほど重要なものはないとすら考えなくてはならないような法律です。

 「自由な競争」「自己責任」「情報の公開」を推し進めていくであろう今後の日本社会にとって、この法律がどのように根付いていくかは重要なことです。

 この独禁法の問題を、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月15日

    「平成16年度 伝達研修(10月期)」……(上)

 13・14日の二日間、東京都千代田区平河町の日本海運倶楽部で開催された伝達研修会(10月期)に参加してきました。

 もともと僕が受講指定されていたのは14日の「電子認証と電子政府・電子自治体の現状と課題」(第3時限目)だったのですが、13日に会場に早くついたので、第1時限目の「総合法律支援法について」と第2時限目の「介護輸送に係る法的取扱いについて」も、受付でお願いして受講させていただきました。

 会場に向かう途中、東京メトロ丸の内線の赤坂見付駅で降りて地上に出ると、そこらじゅうに物々しい警備をする警視庁の警官の姿があり驚いてしまいました。ただ、日本海運倶楽部(海運ビル)への道が分からなかったので尋ねるととても親切に教えてくれて、無事、迷わず会場へ行くことができました。

 会場は、単位会からの派遣受講者と一般参加の受講者双方で300名収容のメインホールがほぼ満席になるほどの盛会で、とてもいい研修でした。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月14日

    うまくいった一日だった。

 その日は妙に興奮していた。夜中の2時に目が覚め、まだ早いのでもう一度眠った。今度は3時に目が覚めた。

 もう一度眠る。次に目が覚めたのは、3時35分。いつもは4時に起きることが多いのだが、思い切って起きた。

 ここ数日、仕事の考え方を少し変えてみた。そしたら早く仕事がしたくなって、こんなに早く目が覚めてしまった。ぐっすり眠れたのは、眠り着く前に安岡正篤の本を読んだせいかもしれない。

 4時過ぎに仕事にかかる。請求書を出し、1週間の始まりの作業をし、頼まれていたものを片付け、領収書の整理も出来た。朝からクルクル良く動いたものだ。さて次に今日持って行く書類の作成だが、あいにくコピー機の調子が良くない。度々紙詰まりを起こすが、辛抱して取り除きリセットをし再度コピーに取り組む。何度もこの作業を繰り返しながら、コピーを終える。朝これだけの作業が出来た日は珍しい。

 さて今日は県北の町に農転の許可書を取りに行く日だ。朝8時半までに役場に着こうと思っていたのだが、コピー機の不調もあって、出発は大幅に遅れた。しかし60キロメートルを1時間10分の運転で目的の町に到着した。ここでもなかなか調子がよい。

 帰りも1時間10分のテンポで事務所に到着。往復120キロの行程でした。昼までに時間があったので、12時までにお客さんの所に書類を持って印鑑を押して貰い、書類を渡す。

 午後は2時にお客さんの所に行く約束です。ノートパソコンを持って行き、うまいこと結果が出たので、次の作業を約束して事務所に帰った。

 次は、県庁とまた別の会社訪問ですが、県庁では職員としゃべってきたので、5時半頃、県庁の駐車場を出た。この絶妙な時間に出たため、うまく次の訪問先の社長に会うことが出来た。印鑑を貰い忘れていたのですが、社長が覚えていてくれて、ここでは着手金を貰った。

 この日は220キロを超える自動車の運転だったのですが、疲れも感じることなく、楽しい1日でした。

 考え方を改めたら、こんなに楽しく能率が上がるものかと実感した1日でした。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2004年10月13日

    「菊の季節である・・・」

 秋は、菊の季節である。

 菊はわたしたちにはなじみの深い花であるし、皇室の紋章にもなっていることからして日本原産かとも思ったが、さにあらず・・・

 平安時代に、中国から渡来したようだ。

 鎌倉時代の始め頃、後鳥羽上皇がこの花をことのほかお気に召したことからそれ以降、皇室の紋章になっていった・・・と、ものの本には書いてある。

 菊は単に観賞用であるばかりでなく、仏事にも用いられることが多い。また、さらに薬用、食用にもされている。

 特に山形県は、この食用の菊の栽培がさかんであるようだ。食用にされるのは、淡紫色の「もってのほか」と名付けられたもので、正式には「延命楽」と呼ばれる種類だが、「皇室の紋章を食べるなどもってのほか」とか「もってのほか美味である」とをもじって、「もってのほか」と呼ぶらしい。

 小生は、子供の頃に菊の葉のテンプラを食べたような記憶はあるのだが、菊の花を食べたことはないように思う。

 菊は、野においても美しいし、また丹精こめて咲かせたものも見事だ。菊自慢が3人でも集まれば、その苦労話、自慢話で日が過ぎる。

 ところで、何故仏事には菊が飾られるのか、調べたがそのいわれがわからない。

 華やかさの中にも、静謐さを秘めたその美しさのせいであろうか・・・


   菊白く 死の髪豊かなる かなし

                      橋本 多佳子

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月12日

    「作業効率とIT」

 最近、いろいろな集団で共同作業をすることがありますが、メールやグループウェアをうまく使いこなせる集団とそうでない集団では、その作業効率に格段の差ができます。

 構成員相互の連絡方法が、電話やFAXに留まっているのと、メールやグループウェアを使える環境にあるのとでは、相互の連絡調整にかかる手間が全く違ってきます。

 ただ、ITは手段でしかないので、構成員それぞれの意識の問題として、積極的に共同作業に加われるかどうか、という別の問題も当然関係してきます。

 というよりも、結局、この構成員それぞれの意識の方が、より重要であるようです。長年一緒に生活してきた家族などでは、それぞれの役割が固定化してして依存関係が出来てしまうことがありますが、主体的に問題にとりくまない構成員がいると、作業効率は極端に落ちてしまいます。

 構成員の主体性をいかに確保するか、ということは、IT化を進めたとしても、常に古くて新しい問題として意識されるべき課題ですね。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月11日

    「マネーゲームか、先物原油高騰・・・?」

 このところ、アメリカのニューヨークの取引所における原油の先物価格が異常に高騰しているというニュースが走っている。

 先日、あっけなく50ドルを突破してと思ったら、あっという間にもう52ドルだという。こうした数字は、実は、1983年にこの取引所が開設されて以来の最高値。

 市場では、戦争とか政情不安だとか、はたまたアメリカ南部を襲った台風によって、その地域の石油精製施設が操業に支障が出ているためである・・・とか述べたてている。

 原油価格が高騰しているのは、原油の「供給不足」が原因であり、その「供給不足」が起こっているのは、政治状況、自然災害など避けられない事情によるものだ、という説明だ。

 世界的に石油が不足しているのに、石油を売り惜しみをして人為的に価格が高騰するように操作されているという声はまだ小さい。

 石油業界には、世界的に「石油メジャー」と言われる巨大資本が存在する。これらは、合併や買収を繰り返し、ますます巨大な企業になり、独占、寡占化を進めて来ている。

 彼らは、このところ新油田の開発にはあまり興味がない。新油田を開発し、世界的な石油生産量が増えることで、石油価格が下落することを怖れている。

 今や、彼らは「ウォール街で石油を買う」とさえ言われている。

 石油価格の高騰→膨大な利益→自社株買い→自社株価の高騰→その自社株で埋蔵量の大きな他の石油会社を買収→更に巨大化・・・

 という図式である。

 石油価格が上がりそうだと言って、ガソリンスタンドへ取材に行くニッポンのマスコミ・・・ちょっと、的が違ってないかい?

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月10日

    揺れ動く日本 --- 電子基準点

 国土地理院では、地震・火山等の調査研究のための地殻変動監視及び各種測量の基準点として利用するために、全国1224点の電子基準点を設置しています。

 岡山県内には19点設置されています。このうち倉敷市には、大高小学校、下津井西小学校の2箇所にあります。

 電子基準点の主な役割は、電子基準点にある電波受信機でGPS衛星が発信する電波を受信し、そのデータを茨城県つくば市にある国土地理院に送ることによって国土の正確な動きのデータが得ることです。

 ホームページ上でも公開されていますので、これによって日本の国土の動きが分かります。

 http://mekira.gsi.go.jp/

 少し下の地殻変動アニメーションをクリックすると、1年間の日本列島の動きが20万倍大げさに見ることが出来ます。九州、四国はやせ細り、東北はしなびた大根みたいです。

 さて、この電子基準点は、公共測量等にも使用されます。測量法改正により、平成14年4月1日から測量基準が日本測地系から世界測地系に変わったことにより、測量の基準点として電子基準点が使用できるようになったのです。

 電子基準点の設置誤差は20kmで1cm程度です。従来の三角点は10cmの誤差を持っていましたから、大変高精度です。最近では、電子基準点のみを既知点として登記基準点の設置が土地家屋調査士によってなされようとしています。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2004年10月9日

    「DVDメディアのことなど」

 最近は、記録メディアとして、CDにかわってDVDが急速に普及してきました。PC雑誌の附録なども、CDからDVDへの以降が進んできています。

 同じサイズのプラスチック円盤で、記録容量でいえば、約7倍ですから当然DVDが有利です。書き込み用の記録メディアとして見た場合、CDはCD-RとCD−RWの二種類ですが、DVDはちょっと複雑です。

 DVD-RAMが多分一番古い規格でしょうか。昔、PDという記録メディアがありましたが、DVD-RAMの登場で急速に駆逐されてしまい、今ではほとんどみかけなくなりました。

 その後、DVD-R、DVD-RWが登場し、さらに初期化や書き込み手順に工夫を加えたDVD+R、DVD+RWが登場し、規格が乱立気味です。最近では、さらに記録容量を8.5Gbにアップした、DVD+R DLという規格も登場しているようです。

 それぞれの規格に対応したDVDドライブユニットを使用する必要がありますが、書き込み方法も工夫されてきており、CD-RやCD-RWよりもよほど使い勝手がよくなっています。記録メディアとしてCD-R、CD-RWは、早晩駆逐されて運命でしょう。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月8日

    「『平原 徹男』さんは、女である?・・・」

 あの「カルーセル麻紀」さんの本名が、つい最近まで「平原 徹男」さんだったとは知りませんでした。

 それが、この10月4日に東京地裁の審判で、晴れて「平原 麻紀」さんになるのだそうです。

 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」は、今年の7月に成立、同16日から施行となった。こrを受けて、東京地裁に戸籍の性別の記載の変更を求めていた審判で、カルーセル麻紀さんの訴えを認める審判がおりたようだ。

 この「特例法」は、今般の内閣改造によって法務大臣になった南野知恵子さんあたりが進めていたものであって、しかし、衆参両議院での実質的な審議は行なわれないまま、法案は全会一致で議決されている。

 ある意味で、性同一性障害にある人の「自認する性」への変更に関しての「道」は出来たにせよ、さまざまな問題は先送りされたままであると言わざるをえないのかも知れません。

 この「特例法」によって、性別を変更するためには、専門の医者によって「性同一性障害」にあることが認められなければならないのは当然であるにせよ、以下の条件が付されている。

 1.20歳以上であること。
 2.現に婚姻をしていないこと。
 3.現に子がいないこと。
 4.生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること。
 5.その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観
   を備えていること。

 1.4.5.については、ほぼ判断が落ち着くところではあるが、2.3.に関しては今後とも検討が進むと考えられる。

 人が生きていく上で「性(別)」の問題は極めて大きい。「男性」であり「女性」であるということは、生き甲斐と直結している部分がある。そうした意味で、「自己の精神が望む性」と「自己が肉体として与えられた性」が一致しないで苦しむ人を社会が全体として「理解」していくことは大切なことだと思われます。

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月7日

    「行政書士試験が近づいてきました」

 今年の行政書士試験実施日は、10月24日(日曜日)。各単位会では、試験日に向けた準備が着々と進んでいると思います。

 今年の受験申込者は、昨年に比べて微減したとのこと。毎年右肩上がりで増えていた出願者数も、昨年、合格率が極端に低かったことの影響か、今年は初めて減少したそうです。

 なにはともあれ、全国で9万人を超える人が受験するのですから、その準備を担当されている方々の気遣いは大変なものだと思います。

 これらの方々の配慮のもと、受験する皆さんが遺憾なくその実力を発揮でき、滞りなく行政書士試験が実施されることを期待しています。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月6日

    「平成17・18年度、国土交通省の競争参加資格審査申請・・・」

 ぼつぼつ、全国各地で「説明会」が開催されたり、申請の手引本などが販売されているころだと思いますが・・・

 隔年申請の、国土交通省の工事やコンサルの競争参加資格審査申請が始まります。

 「インターネット一元受付」ということで始められてから今回で3回目になると思いますが、そのやり方のノウハウが安定してきたように思います。

 今回は、国土交通省関連の11機関のみならず、法務省や外務省など13機関も含めた24機関に対する申請が1本で出来るようになっています。

 11月1日からパスワードの請求申請が可能になり、データ入力用のプログラムをダウンロードして、12月1日から来年の1月14日までが申請期間になっています。

 ただし、11月1日から11月30日までにパスワードを請求していないと、今回はインターネットでの申請は出来なくなります。

 しっかり仕組みとスケジュールを頭に入れて、申請に備えましょう。

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月5日

    「行政書士制度強調月間」

 10月は、行政書士制度強調月間です。岡山会でもこの時期恒例の役員による官公署窓口訪問が行われています。

 昨日は、朝一番に、私と妻の車の車庫証明を管轄警察署に受け取りに行き、続けて官公署窓口訪問ということで岡山市役所のいくつかの課を訪ねました。

 その後、妻の車の登録証の住所変更をするために陸運事務所に出向きました。午後は、岡山県の住宅公社や倉敷市役所を訪ねることになり、訪問先だけ見ると、とても行政書士らしい一日を過ごしたことになります。

 ただ、それぞれの訪問理由が、会務とプライベートなものであり、本来の業務としてではない点が、極めて私らしいなと、一日を振り返り一人で笑ってしまいました。

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月4日

    「平成の大合併が始まった・・・・」

 この10月1日には、全国各地で23の新しい市町村が誕生した。いわゆる「平成の大合併」の本格的な開始である。

 現在およそ3000ある全国の自治体数が、果たして最終的にはどれくらいの自治体数になるのか・・・

 何らかの形で「法定合併協議会」に参加している自治体は全国でおよそ6割もあると考えられていることからすれば、大いに進みそうな気配ではある。

 私どもの地元である岡山県は、現在、78の自治体があるが、これが「順調に」協議が進めば、来年の4月1日には半数以下の30自治体程度になると予測されている。

 広島県では、現在の65自治体がやはり半数以下の29になることが予測されているが、一方、香川県では現在の37自治体が34自治体になるようであり、各地で「平成の大合併」に関する取組み方はまちまちと言うべきなのだろう。

 勿論、市町村合併は、何ら目的ではない。そこに住む住民が、最も暮らしやすい形態を追求して行った先に「合併」という方法があった・・・という結論の出し方が本当は望ましいところだ。

 そして、合併によって、その地方ごとの特色や文化や伝統がなおざりにされるようなことがあってもならないだろうことも確かだ。

 自治体が合併するということは、単に行政上の境界線の位置が変更になるだけではない。

 これから数年が過ぎて、果たしてこの合併が地域住民にとって本当に必要だったのかどうかが深刻に問われなければならなくなる前に、今こそ、しっかりした論議と誠実な情報の公開と、心からの納得が必要なのではあるまいか・・・

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月3日

    「キンモクセイの香りが……」

 今年は、9月末までに8個もの台風が日本列島に上陸し、各地に大きな被害をもたらしています。罹災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 先日の21号では、我が家でもちょっとした被害を被り、長年先送りにしてきた問題を早急に解決しなければならない事態に直面しています。予想もしていなかった展開ですが、その課題にとりくむいいきっかけになったと考えたいと思います。

 この21号が通過してから、やっと爽やかな天候になりました。どこからともなくキンモクセイのふくよかな香りが漂い、秋の気配が急速に深まってきました。

 この時期は、夏の間に弱っていた肉体や精神が復活してくるような昂揚を感じさせてくれる、一年で最も好きな季節です。さて、がんばらねば!

                                      行政書士 寺見敬三



   2004年10月2日

    「3.1415926535・・・」

 えー、今日は、「円周率」のお話です。
 と言っても、数学のお話ではありませんから、安心してお読み下さい。

 円周率というのは、円の周の長さを、その円の直径で割ったものです。ただし、これが割り切れない。いくら割っても、割り切れない。仕方がないから、昔からこれを「?」と表して来た。しかし、あえてこれを言えば、タイトルに書いたように3.1415926535・・・と無限に続く数字の列ができる。

 世の中は、不思議なもので、これを暗記しようという人がいて、この人が今回これにチャレンジして見事、世界記録を樹立した。

 暗記した桁数は、何と、5万4千桁である。

 千葉県に住む58歳の男性が、ビデオカメラ3台の前で、8時間45分をかけて達成した。しかも、この男性が暗唱をストップしたのが、暗唱する会場として借りていた場所の使用時間がオーバーしたためにストップしたというから、驚きだ。

 人間の脳というものは、本当に不思議な臓器で、私たち門外漢からすればこのような意味のない数字の羅列ほど記憶しにくいものはない。

 しかし、この男性の脳は、8時間45分かかって口に出せる量の数字をその正しい順序にしたがって、正確に整理・貯蔵していたことになる。

 ちなみに、円周率は、2061億5800万桁以上にも計算が進んでいるようだ。

 この男性が暗唱したおよそ380万倍にあたる。

 HITACHISR8000と128台のコンピューターの成果だそうだ。

                                      行政書士 八尾信一



   2004年10月1日

    テレビの天気予報

 テレビの各地の天気予報は、いつから北から紹介するようになったのだろう。
 確か以前は南から紹介していたと思う。

 日本では南からというのは西から東へということなので、天気の変わり方が自然な感じになってくる。
 九州の天気が翌日には、中国に来るし、近畿や東京に順次移るから理解しやすい。

 一目で天気の移り変わりが分かるように、南から北に予報を紹介して欲しい物です。


    猛烈台風

 今年は台風が猛威をふるっている。
 中でも今年の台風は気圧は低いのが特徴です。
 子供の頃には、965ミリバールで近づいていると聞くと、子供心にもとても怖かった。
 今はこのくらいでは普通になっている。

 台風の猛烈化の傾向はいつ頃まで続くのだろうか?
 また、計算上はどれくらいの気圧の台風が出来るのだろうか?
 心配な疑問が浮き上がる。

 これからの建築は低価格というより、防災対策がしっかりしているかどうかが、ポイントになるだろう。
 地震に強いか。
 台風に強いか。
 敷地は浸水や崖崩れのおそれはないか。

 これだけでは安心できないかもしれない。
 他人の侵入から身を守れるかどうかも。
 心配したらきりがないのだが・・・。

                                      行政書士 妹尾芳徳