今日の意見
2005年4月

   2005年4月30日

    「ミヒャエル・エンデ」

 3月18日のこのコーナーで「アンシャンテ」という題名の一文を書きましたが、その中で、ミヒャエル・エンデに関連した書籍『エンデの遺言――根源からお金を問うこと――』(日本放送出版協会発行;2000年)のことに触れました。この本を書店で見かけて手にとったとき、不思議な感覚を覚えたこと、そして次のようにも書きました。

「ホリエモンのM&Aがマスコミを賑わしているこの時期に、エンデのお金に対する問題提起に関心を寄せるということは、本質的に、私の指向がこういうベクトルにあるのだろうな、と変に納得したりもしました。」

 4月に入り、ある研究会で神野直彦氏の「地域再生」や「知識社会」をキーワードとする経済学に触れる機会があり、あわせて上記の『エンデの遺言――根源からお金を問うこと――』を読んでいると、その冒頭「プロローグ」で印象的なエンデの言葉と出会いました。少し長いですが引用しておきます。

「私が考えるのは、もう一度、貨幣を実際になされた仕事やものと対応する価値として位置付けるべきだということです。そのためには現在の貨幣システムの何が問題で、何を変えなくてはならないかを皆が真剣に考えなければならないでしょう。人類がこの惑星の上で今後も生存できるかどうかを決める決定的な問いだ、と私は思っています。非良心的な行動が褒美を受け、良心的に仕事をすると経済的に破滅するのがいまの経済システムです。」(P5〜6)

 この『エンデの遺言』にしても神野氏の経済学にしても、現代社会のグローバル化という現実を見据えたうえで、「地域」の持つ意味を重視しています。これらの問題は、職業人としての立場からであれ、生活者の立場からであれ、我々と直接係わってくる事柄でしょう。

 このコーナーでは、私の話題はITに関連した分野のものが多かったですが、今後は、私自身、強く関心を寄せているこのような分野の話題にも、折々触れていきたいと考えています。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月29日

    「花水木」

 先日、街を車で走っていて、たくさんの花水木の花を見た。

 この薄紅色の花が咲き始めると、街が急に明るくなったように感じられる。それほど、鮮やかな明るさだ。

 花水木には純白の花もあるが、街をぱっと明るくするのは薄紅色の花だ。

 この花水木は、もともとは北アメリカの東部地方が原産で、明治の末に日本がアメリカのワシントン市に桜を贈った返礼に、大正4年に日本にもたらされたもの、という記録があるようだ。

 アメリカでは「ドッグウッド」と呼ばれて、バージニア洲の洲花でもあるらしい。花水木の皮を煎じて、犬の蚤取りに使ったことから、そう命名されたらしい。

 花水木は別名アメリカヤマボウシとも言う。アメリカから贈られてきたときに、たまたま日本にある「ヤマボウシ」という花に似ているので、とりあえず、「アメリカヤマボウシ」と名付けたらしい。

 アメリカハナミズキという呼び方もあるようだが、これはどうも、アメリカヤマボウシと花水木をごっちにしてしまった呼び方のようだ。

 花水木は秋には、その赤い実と紅葉で私たちを癒してくれる・・・


 花みづき わすれたやうな 空があり

                   南部 憲吉

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月28日

    「どんどん得体の知れないものになっていく郵政民営化」

 このところ、新聞紙上をにぎわしている「郵政民営化」問題。
 しかし、どうもこの「騒乱」を国民の一体どれくらいが理解できているのか、わからなくなって来ている。

 また、そもそもどれくらいの国民がこの「郵政民営化」問題に興味があるのか、それすらもわからない。

 一部の自民党ともう一部の自民党とが半分密室のようなところで意地を張り合って、罵り合っている・・・という程度の理解の仕方が、ほとんどの国民の正直な印象ではないだろうか。

 自民党が、与党も野党もほったらかしにして党内が騒乱状態にあるわけで、こんな状態(政治の空白状態)が一体いつまで続くのか、国民は正直、うんざりしている。

 結局、小泉首相が考えていた「郵政民営化」とはほど遠い、大骨も小骨も抜いてしまった「民営化」案だけが最後に残りそうで、いっそ、この程度の「民営化」ですませられるのであれば、もともと「民営化」する必要がどこにあったのか・・・という「民営化論議の出発点」にまで戻ってしまうような意見までが出始めているみっともなさ、だ。

 「郵政民営化」が百年の愚策と言われないためには、真に思い切った「民営化」に踏み出すしかなかったはず。

 政策を選挙の手段としか考えない「政治家(屋)」に国会を占拠されてしまっては、国民はかなわない。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月27日

    「Net MD・Hi-MD」(下)

 一度アナログ音声として再出力したものを、パソコンに取り込む過程で再びデジタル化する、というのであれば、何度でもコピーできるようですが、それだと音質が劣化していきますので著作権上あまり問題にする必要がないのかもしれません。しかし、劣化のないデジタルコピー、つまりデジタルデータの転送には制約がかけられているのでしょう。

 これは、テレビ放送をハードディスクやDVDに保存するレコーダーにも当てはまりますが、コピー不可や一度だけコピーできるようになっているとか、なかなか複雑です。

 特に、パソコンにデジタルデータとして著作物を取り込んでしまえば、音楽であれ映像であれ、CDやDVDといったメディアに簡単に書き込んで複製を作れてしまうので、強い制約がかけられているというのは分かります。しかし、ユーザーにとっては、使い勝手は悪いですね。

 通常のオーディオに付属しているMDデッキでFM放送を録音したものを、デジタルデータとしてパソコンに転送(デジタルコピー)しようと試みたのですが、これは、うまく出来ません。”Hi-MD”のフォーマットで録音したものは、一度だけ転送できるようですが、”Net MD”のフォーマットだと出来ないとか、結構複雑で使いこなせるようになるまで、いましばらく時間がかかりそうです。昔のように、カセットテープをダビングする、というような単純な作業ではなくなっているようですね。FM放送をエアチェック(この言葉、既に死語でしょうか;笑)していた牧歌的な時代が懐かしくもあります。

 しかし、著作物のデジタル化と著作権の問題を考える上でも、こういった技術について知っておくことは必要なことであるように思われますね。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月26日

    「Net MD・Hi-MD」(上)

 このところ音楽づいています。ながくレコード店に足を運ぶことがなくなっていたのですが、最近、ちょくちょく行くようになりました。FM放送も、聴く習慣が復活してきており、時に録音も試みています。

 もう20年以上前のことでしょうか、CDが登場する前は、LPレコードは聴くたびに傷が増えてしまうので取扱いに困ったものです。レコードを痛めるのが嫌で、たいてい、カセットテープに録音したものを聴いていました。CDが登場して、そういった心配がなくなりましたが、音楽を聴く習慣自体を徐々に失っていきました。

 数年前、MP3という音楽ファイルの形式が話題になったとき、CD-Rの普及とあいまって、音楽CD作成ソフトも何種類も発売されました。それを機に、昔聞いていたLPレコードをデジタル化してパソコンに取り込んでCDで保存したい、と思った時期がありました。これは技術的にはそれほど大きな困難なく出来ると思いますが、LPレコードを再生する手持ちのプレーヤーが動かなくなっていたことや、時間的な制約もあり、いままだ果たせずにいます。

 LPレコードやFM放送は、当然、アナログ音声ですから、それをデジタル化して録音するというのは、今では割と簡単に実現できます。ただ、それをパソコンに取り込むという作業をする場合、質的に劣化のない複製が簡単に出来てしまうことになり、著作権への配慮から、いろいろな技術で制約をかける必要が出てくるというのは理解できます。

 例えば、MDに録音したものは、簡単にはデジタルデータとしてパソコンに転送できないようなしくみが工夫されているようですね。先日、FM放送をMDに録音して、それをパソコンにデジタルデータとして転送してみようといろいろ試みたのですが、簡単に複製できない仕掛けになっているようです。

 ソニーでいえば、”Net MD”や”Hi-MD”という規格の新しいMDでは、デジタルコピーに対する対策がそうとう厳重にとられているようですね。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月25日

    「過去の亡霊か・・・サマータイム制度」

 春眠暁を覚えず  処々啼鳥を聞く・・・

 と詠ったのは、1300年も前(唐の時代)の中国の詩人、孟 浩然。

 日本では、「春は眠い」という意味で使われているが、本当は、春になって朝が明るくなるのに気がつかないでまだ寝ている・・・という意味のようだ。

 人の体内時計というものは、その頃から変っていない。

 ところが、ここに来て、「サマータイム制度」を導入しようとする超党派の国会議員たちが、またぞろこの国会にその法案を提案しようとしている。

 戦後一時期、日本はアメリカ占領軍の命令で、サマータイム制度を実施したことがあったが、あまりに不評でやめてしまった。それから、数年前に論議が復活したがその根拠が曖昧で、沙汰止みになってしまった。今回が3回目である。

 サマータイム制度は、日照時間の短い国(地域)が、その短い時間の有効活用という観点から考え出したものだ。だから、現在でもこの制度が実施されているのはヨーロッパ、カナダ、アメリカなど比較的高緯度の国々か、それらの国々と深い取引関係のある国々である。

 日本でも、北海道あたりでわずかにその効果は期待できるかもしれないが、西日本や沖縄では全く効果がないようだ。

 サマータイムの導入にあたっては、時刻を表示する機器のすべてを毎年2回ずつ変更しなければならないことになる。交通信号、金融機関、官公庁はもとより、各家庭の中にあるすべての時刻を表示する家電製品の時刻変更となると大変なことである。

 サマータイム制度の導入によって、またしてもサービス残業が増えるという懸念も全く払拭できていない。

 夕方が涼しくアウトドア生活に慣れたヨーロッパ社会と、日本の夏の夕方の暑さを比較しただけで、サマータイム制度がどうなるかわかりそうなものだ。

 いっとき導入した韓国(日本よりも高緯度)ですら、すでにサマータイム制度は廃止している、というのに・・・

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月24日

    地域福祉権利擁護事業(1)

 在宅で生活していても、高齢になってくると自分だけでは、どの福祉サービスを利用したらいいのか分からなくなってくることがあります。

 また日常的な金銭管理なども十分に出来なくなってくると困ってしまいます。

 そのようなときには、「地域福祉権利擁護事業」を活用して住み慣れた地域で、安心した生活が送れるようにしたいですね。

 どのような人がこの制度を利用するかというと、認知症の高齢者、知的障害者、精神障害者などの方です。

 どのようなときにサポートしてくれるかというと、
 (1)福祉サービスを利用したいが、どうすればいいか分からない。
 (2)毎日のくらしに必要なお金の出し入れに自信がなくなったとき。
 (3)お父さんやお母さんがいなくなった後の生活が心配だ。
 (4)最近物忘れが多く、通帳やはんこをどこに置いたか分からなくなってしまう。

 こんな時に、専門員がサポートしてくれます。
 利用料はいくらかかかりますが、収入によってはかからない場合もあります。備中県民局管内は、他の県民局管内に比べて利用料は安く設定されています。

 次回は具体的なサービス内容に触れていきましょう。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年4月23日

    「『脳死は一律に死』に疑義あり・・・」

 新聞報道などによれば、自民党と公明党の議員たちで作る「脳死臓器移殖の推進」などをはかる検討会が、このほど、臓器移殖法の改正案を作成し、この5月の連休後の国会に提出する予定であるようだ。

 その内容は、伝えられているところによれば、

 @「脳死」を一律に人の死とし、
 A本人が拒否していなければ、家族の同意で臓器提供を可能とし、
 B15歳未満の子供の臓器を提供することが可能となる。

 ということのようだ。

 しかし、もとを正せば、そもそも「脳死」と「臓器移殖」とは、全く次元の異なる問題である。

 「脳死」は、人がどのようになった場合に「死」と判定されるかという、人間の生死に関わる生理、倫理、宗教、いや哲学的問題ですらある。

 一方、「臓器移殖」とは、たまたまこの21世紀初頭の医学レベルにおいて、試みられている治療法であって、もう少し医学水準が上がり、「再生治療法」が確立されれば誰も採用しなくなるであろう過渡的な治療法の一つに過ぎない。

 しかし、残念なことに、現在の「脳死」をめぐる論議は、いかに「臓器移殖」を速やかに大量に行なうことが可能か、という観点からしか行なわれていないのである。

 ことあるごとに、日本の移殖治療が進んでいないことの数値が持ち出され、日本は移殖治療の後進国呼ばわりされているが、しかし、移殖にだけ都合がいいように人の死の時期をあやつることは許されることではない。

 いったん「死」と判定されてしまえば、あとはその死体からいかに「臓器」を腑分けすることが出来るかということしか考えない「医療」が本当に人を救う医療であるかどうかは、もう一度よく考えてみる必要がある。

 繰り返すが、人の「死」を臓器移殖を推進したいという動機で決定することには反対である。

 さらに、「臓器移殖」は最良の医療方法ではない。勿論、万能の医療方法でもない。そして、これもまた医療のある発展段階における医療方法の一つであって、やがて間もなく別の方法にとって変られる方法でしかない。

 「移殖」のために「人の死」の定義を変えることは、この上ない本末転倒なのだ。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月22日

    「skype」

 「skype(スカイプ)」というソフトウェアがあることを、先日知人から教えてもらいました。これは、無料のIP電話をパソコンで簡単に実現できる、というサービスということでした。ルータなどの設定も不要とのこと。

 そんなサービスなら、ネットミーティングなど以前からあったな、でもインターネット接続にルータを介在させる環境で使っていると(最近は家庭でもルータ使っている場合が多いでしょう)、通信設定が面倒だったな、などと思いながら、ものは試しと以下のURLからソフトをダウンロードしてマイクを繋いで試してみました。

 http://skype.livedoor.com/

 実際にやってみると、これ、本当に簡単に接続できます。インストールも簡単だし、設定もネットミーティングなどの経験がある人なら、すぐに出来るでしょう。外見など、ユーザーインターフェースは、ネットミーティングとよく似ています。

 一時期、ネットミーティングのチャットにはまっていた時期がありました。参加メンバーがオンラインかどうかなどは画面上ですぐに分かる仕掛けで、チャットしたい相手がオンラインになると、相手を呼び出してキーボードを打ちながらの文字ベースの会話(チャット)をやっていましたが、同様な操作で「skype」なら音声チャットが実現できるのですね。

 同時に4人まで参加できる会議のようなものも実現できるようですから、使い方によったら便利なツールになるでしょう。いろいろ試してみたいと思います。

                                      行政書士 寺見敬三




   2005年4月21日

    「中国の『反日デモ』を見て・・・」

 このところ、週末ごとに行なわれている「反日デモ」。

 その様子をテレビなどで見て奇異に感じることは、デモ参加者が笑っていること。投石したり、通りかかった自動車を取り巻いて乱暴しているのに、中国警察は全く逮捕とか、検挙しようとする素振りすらないこと。

 要するに、これは官許のデモなんだ・・・と考えるしかないものだ。

 もし、これが官許のものでないとしたら、中国政府はすでに統治能力を喪失しているとしか思いようがない。

 「愛国無罪」とは、なんと粗雑な思考だろう。

 「愛国」という錦の御旗さえあれば、その一切が「無罪」であるというのならば、ヒトラーに率いられたドイツ軍兵士は「無罪」だし、イラク攻撃に参加したアメリカ軍兵士も「無罪」だし、中国を侵略した日本軍すら、一人一人は「愛国」の熱情があれば「無罪」だったはずだ。

 たとえ、心情としては「愛国」であろうが、その「愛国」の行動が他者を傷つけた場合は、容赦なく糾弾されなければならないことは世界の常識である。

 「日本製品不買」というのも、何か恐ろしく短絡な思考の結果だろう。現在、日本製品の多くは、中国で生産されている。日本製品が売れなくて困るのは、そうした日本企業で働いている多くの中国人労働者でもあるのだ。

 「日本製品不買」を言う前に、まず、中国は日本製品の模倣をやめた方がいい。「日本製品の模倣」こそ、中国の威信にかかわる恥ずかしい振る舞いではないだろうか。

 現在、日本と中国は経済的に深い関係にある。昨年は、中国から日本への輸入は10兆円を超え、逆に中国への輸出は約22兆円となって、対アメリカを上回る最大の貿易国となっている。

 これ以上、中国がデモを放置するならば、壊れるのが大使館の窓ガラスだけではなくなることを憂うるものです。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月20日

    「五月病」

 四月も下旬に向かおうとしていますが、年度変りの進学、就職、異動などによる生活環境の変化にも、徐々に順応できつつある時期でしょうか。

 4月初旬はかなり混乱のあった官公署窓口も、少しずつ落ち着いてきているようです。新しい生活環境が、日常的なものとして受け入れられてきているのでしょう。

 ただ、新しい環境に対応するために相当程度緊張していたのが、ここにきて、少し気の緩む時期でもあります。私自身、ここ2〜3日ちょっと時間的な余裕ができたかと思ったら、少し疲れが出てきているような様子。

 このまま弛緩した状態でゴールデンウィークに突入すると、休み明けには五月病、というようなことにもなりかねないので、要注意ですね。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月19日

    「『裁判員にはなりたくない』が70%」

 司法改革の目玉のひとつと言われて、大々的な宣伝と議論が行なわれ、2009年からスタートする筈の「裁判員制度」。

 その裁判員制度について初めて政府が世論調査をした結果が、このほど発表された。(調査が行なわれたのは、本年の2月。20歳以上の3,000人に対して実施され、回答率は69.2%だったそうだ。)

 その結果、政府を失望させるような数値が出た。

 「裁判員にはなりたくない」と回答した者は、70.0%にものぼったが、「なりたい」と答えた者は25.6%にしかならなかった。

 「なりたくない」理由としては、「有罪・無罪の判断がむつかしい」というものが46.5%。(複数回答)
 「人を裁きたくない」というものが46.6%。
 「制度の仕組みをよく知らない」が23.9%。
 「関係者からの逆恨みが心配」が23.6%。
 「仕事に差し障りがある」が19.9%。

 となったようだ。

 いずれも、根拠のある理由だ。

 特に「人を裁きたくない」という理由が多かったのは、意外というべきか。
 「人を裁くな」とは、聖書の中に出てくる有名な言葉ではある。
 人が人を裁くということに対する「根源的な不安」に、人は打ち勝つことはむつかしい。

 それは、かの名画『十二人の怒れる男』のラスト・シーンの解放感の中でも、本当にこれでよかったのか、という不安を消すことができないのと同じだ。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月18日

    「音楽のある生活」

 1月24日のこのコーナーの「アメイジング・グレース」と題する記事でも紹介したのですが、申請書類を作成しているときに音楽を聴きながら作業する習慣が昨年末頃からついています。(そのようにすると、書き損じが少ないのです;笑)

 もともと音楽好きなのですが、ここ数年、おちついて音楽を聴くような習慣を失っていました。ところがここ数ヶ月、音楽のある生活が戻ってきています。上に書きましたように、仕事中にBGMとして聴くことはもちろんですが、車の中でもよく聞くようになりました。

 CDかMDで聞いていますが、CDをMDにダビングするときに重宝しているのがSONYのパソコン”VAIO”。

 ”PCV-MX50K”というちょっと古いマシンですが(2年ほど前)、パソコンとしては珍しくMDのユニットが内蔵されているものです。

 このパソコンでCDからMDにダビングする場合、CDのタイトルや収録曲の情報をインターネット上のデータベースから取得してきて、アルバム・タイトルや曲名を自動的に書き込んでくれます。これ、とっても重宝です(こういった機能は、MP3ファイル作成ソフトや、CD作成ソフトにも標準的に装備されているものですが)。

 曲をハードディスクに保存しておけば、携帯用のノートパソコンに取り込んだり、メモリーカードにファイルを入れてPDAで音楽再生機能のあるもので聴くとか、いろいろな応用も可能です。もちろん、著作権には配慮する必要があるわけですが。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月17日

    「憲法第9条の解体・・・憲法調査会の目的」

 この15日にまとめられた、衆議院の憲法調査会の最終報告書を読んで、これが本当に言いたいことは、要するに「憲法第9条の解体」なのではないか、という思いが強い。

 「新しい人権」とか、「国民主権、平和主義、基本的人権の三原則の維持」などに言及していても、それは、単に「第9条」の問題から国民の目をそらしたいための「煙幕」に過ぎないという意見にも、うなずけるほどである。

 たしかに、最終報告書を読んでみると、この調査会は「第9条」を解体する手続きを、徹頭徹尾追求した団体であったとしか言いようがない。

 そして、この調査会のメンバーの多くは、そもそも憲法というものは、「公権力の行使に対する制限」=国家権力は国民になにをしてはならないか、を規定し、公権力は国民に対していかに振舞わなければならないかの規範である、という憲法の根本的性格を忘れたかのようだ。

 そうした「健忘症」が、性懲りもなく、国家と国民の関係を逆転させようとする。

 国民が国家に奉仕するのではなく、国家が国民の幸福実現のために最大限の努力をしなければならないという根本定義を忘れた憲法論議は、不毛であるばかりか、大いに危険ですらある。

 かつて、「自衛のため」と称しない軍隊はなかった。軍隊を持つときの「自衛のため」という言葉ほど空々しいものはない。

 「自衛のため」「自衛権の行使のため」という言葉が、「侵略」という事実を覆い隠すために用いられたという「歴史と伝統」は、日本にはなかったと、憲法調査会の方々はお考えなのだろうか。

 憲法第9条は、変えるべきではない。変えてはならない条文だと、私は考える。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月16日

    面白グッズ

 楽しい文具で仕事をしたら、能率が上がるかも。
 いえいえ、遊んでしまってただ時間が経つのみかも。

 あなたはどっちでしょう?

 面白グッズその1

 バスボールペン。
 岡山県のバス会社「下電バス」のツアーに出かけたら、
 車内販売でバスボールペンを売っていた。
 ただのボールペンの頭に下電観光バス仕様の「チョロQ」が
 乗っていて、1本500円。
 外せばチョロQは走ります。
 ”バスボールペン”でグーグルしたら写真が出てきます。
 バスが走る程ペンも走ればお買い得ですが・・・・・。

 面白グッズその2

 阪神タイガースヘルメットマウス。
 税込み4000円の光学マウスです。
 http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20050414/111990/
 阪神が負けた日でも、マウスに八つ当たりしないでね。

 面白グッズその3

 マウスが出たら次はマウスパッドですね。
 高級感あふれる石のマウスパッドが売られています。
 特別価格1180円から
 石のためちびないので半永久的に使えるそうです。
 でも、冬は手が冷たそう。
 冬用マットカバー??は付いていません。
 http://www.rakuten.co.jp/e-dream-stone/679900/

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年4月15日

    「インターネット・バンキング・サービス」

 業務上の請求や支払いに口座振込を利用する場合、インターネットを利用したオンラインサービスが便利ですね。新しもの好きの私ですから、かなり早い時期からオンラインサービスは利用してきていますが、インターネット専業のいわゆる「ネットバンク」も数社誕生し、最近では、オンラインサービスの質自体、ずいぶん様変わりしてきています。

 インターネットに接続する環境があれば、インターネットエクスプローラなどのブラウザを使って、店舗に行かなくても、しかも24時間、銀行のサービス(口座照会や振込み操作)を利用できるというのは、最初は斬新で感激的ですらありましたが、今ではそれがあたりまえになってきています。

 口座への入金や引き落とし時にe−メールで通知するというサービスも、インターネット専業のネットバンク(イーバンクや新生銀行)では標準のサービスですが、最近では、都市銀行系のインターネット・バンキングサービスでも提供されはじめているようです(三井住友銀行の”One'sダイレクト”やUFJ銀行の”UFJダイレクト”等)。

 郵便局のATMやコンビニに設置した端末からでも、いつでも入出金可能というサービスも急速に普及してきています。

 インターネット・バンキング・サービスを利用すれば、振込み手数料が格安であったり、新生銀行のように一ヶ月に5件までの振込みは手数料無料というようなサービスまであります(一年ほど前までは回数制限すらありませんでした)。

 こういったサービスを使いこなしている事業者は、支払い決済も早いですね。先日、請求書を郵送したらその翌日には入金があり、その決済の早さに驚いたと会社があります。請求書送付してから決済までに1〜2ヶ月かかるというような昔ながらの手法をとっているところより、その会社の事務所にうかがったときに”勢い”のようなものを感じましたから、不思議なものですね。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月14日

    「六本木ヒルズ・・・」

 考えてみると、もうこの5年ほど、私は東京へ行っていません。

 それまでは、最低でも年に4〜5回は出かけていましたが、この5年は全く東京の土を踏んだことがありません。

 先日、日経新聞に「六本木ヒルズ」のことが出ていて、驚きました。

 なんと、あのフジテレビ、ニッポン放送、ライブドア・・・と騒がれた事件の主な登場人物たちが、六本木ヒルズの中の、ひとつの建物の中に集まっていたんですね。

 そのオフィス・ビルの名前は「森タワー」。地上54階地下6階のこの巨大なビル。

 このビルの38階にはライブドアが。
 30階〜33階には、リーマン・ブラザーズ。
 25階〜28階には、ライブドアがその目標と掲げるヤフーが。
 20階には、村上世彰氏が率いるM&Aコンサルティング。
 18階、19階、21階には楽天。

 そして、なんと、このビルはその階ごとに別の郵便番号があるのだ。

 しかも、この界隈で、家賃を毎月8,000万円払っている会社の社長たちのほとんどが30歳台〜40歳台なのだ。

 いや、驚きました。あんぐりと、口が開きました。
 一瞬、まるで、自分がお登りサンの浦島太郎にでもなったような気分でした。

 そう思うと、「経済」と「人」のからみあいのようなものが、なんとなくよくわかったような気分にもなりました。それは、もちろん、ライブドアの手法に賛成か反対かというような次元のことではなく、この「敵対的買収劇」を演じた一方の側が、同じビルの中に事務所をもっていたという事実への「納得」である。

 「六本木ヒルズ」に集まる人や金がいかようなものであれ、やはりそれはそれで、世界のほんの小さな部分でしかない・・・そういう極めて自然な認識が生れるような眺めはあるのだろうか・・・森タワーの屋上から見ても。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月13日

    「PCラベルプリンター」

 フラットファイルの表紙や背表紙などに貼るラベルを印字するいわゆる”ラベルライター”というのを、最近まで使ったことがありませんでした。あの小さなキーボードで文字を打つというのに抵抗があったのです。

 先日、必要があって、妻が持っているカシオの”ネームランド”というのを借りて使ってみました。やはりキーボードが打ちにくいな、と思っていたら横で見ていた保育園児の娘が、「私がする!」と言って、自分の名前をひらかなで打って、しかもテープに印字して切り取るところまで操作を覚えています。

 妻が子供に使い方を教えたらしいのですが、子供はおもしろくてしょうがないらしく、文字飾りまで付けてラベルを作ってしまいます。悔しいけれど、これでは、ラベルライターの使いこなしで、娘に完全に負けています。

 しかし、仕事で大量に効率よくラベルを作る必要があるとき、やはり小さなキーボードでラベルひとつひとつ入力するのは面倒でしょうがないので、文具店に行ってカタログを調べてみたら、パソコンに接続して使う専用機があるのですね。

 キングジムの”テプラ”が本家のようですが、同じインクリボンカセットを使いまわせるように、カシオの製品”PCラベルプリンター KL-E20”というのを選んできました。

 USB接続でパソコンと簡単に繋がりますし、専用のソフトが付属しておりデータの保存もできますので、効率的にラベルを作れます。これで娘には負けない(笑)。 

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月12日

    「『e-文書法』の施行の意味は・・・」

 昨年秋の国会で成立し、今年の4月1日より施行されている「e-文書法」。

 事務手続きの上での電子化を促進する一連の法改正(法制定)の動きは、行政続きのオンライン化法を皮切りに、情報技術書面一括法、電子帳簿保存法などの制定があり、また、改正不動産登記法や個人情報保護法などを加えて、この「e-文書法」の施行で、ひと通りの法的枠組が完成したと見られているようだ。

 「e-文書法」は、簡単に言えば、民間業者が書面で保存する義務のある場合について、原則として、「当該書面に係る電磁的記録による保存等」を行なうことを可能とする法律である。

 「e-文書法」が施行されることにより、税務関係書類の大部分は電子化されることが可能になる。

 経団連の調査によれば、税務関係書類、契約書、領収書、帳簿等の保存にかかる費用は、年間3,000億円程度との試算もあり、これが削減されることの利益は大きいはずである。

 勿論、こうした税務関係、商取引関係の書類が電子化されることは、取引の形態そのものが急速に電子化(ネット化)されることを意味している。

 問題は、当面、電子的手段と紙媒体の両方の文書が併存することになるであろうが、その期間をどれだけ短縮することができるかということと、文書の電子化による商取引そのものの電子化がどのくらいのスピードで実現するか、ということにある。

 つまり、大企業であろうが中小企業であろうが、電子商取引にノウ・ハウを持たない企業は、商取引そのものから「排除」される時代に突入したのではないか・・・

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月11日

    「散歩」

 昨夕から、岡山市では雨になっていますが、ここ数日、春をとおりこして初夏を思わせるような爽やかな日が続いています。

 冬の間、外で遊ぶのを好まなかった4歳10ヶ月になる娘が、ここ2〜3日、夕方になると散歩に行きたいとせがみます。

 あまり交通量の多くない道を選んで近所を歩くのですが、それがなかなか気持ちがよくて楽しいのです。

 道路わきの小川には、少し上手に桜の木があるのか、昨日は、花びらがたくさん流れていました。

 今日の雨で、桜は散ってしまうでしょうね。いい季節は短いものです。この時期を存分に楽しみたいと思います。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月10日

    「180万年前のいたわりの心・・・」

 アフリカを出た最初の原人化石として有名な、黒海沿岸のグルジア国のドマニシ遺跡。

 このドマニシ遺跡が発見される前は、アフリカから原人がユーロッパやアジアの各地に出て行った時期について、原人が高度な石器を作り始めた100万年くらい前かそれ以前か、と考え方が別れていた。

 ところが、ドマニシ遺跡から出た原人の化石はおよそ160万年〜180万年前のものであることがわかり、人類の祖先がアフリカを出発して各地に進出していったのは、100万年よりももっと以前にさかのぼることがわかった貴重な遺跡である。(そして、現在までの発見では、このドマニシ遺跡がアフリカを離れた最初の原人であるとも考えられている。)

 ところで、ここで発掘された頭蓋骨からひとつの「推測」が生れた。

 歯のない老人と思われる頭蓋骨で、全ての歯を失ってからなお数年生きていたことが推測される化石が出たのだ。

 当時は肉食が中心だったと考えられることから、歯のない状態では生きることが困難。従って、誰かが肉を食べやすい状態にしてその老人に食べさせていたのではないかというのである。

 動物の世界でも、親が子に食物を食べやすいようにして与えることは知られている。多くの哺乳類はそうだし、鳥類の子育てなどはどこでも見られることである。

 しかし、今回の発見は、「親が子を」ではなく、おそらく「年少者が年長者を」という「扶助形態」が存在したのではないか、という点だ。

 ドマニシ遺跡の原人たちは、アフリカを出発した最初の原人とされているが、しかし、このあとドマニシ原人たちがどこへ向かったかは遥として謎である。

 あるいは、ドマニシの原人たちはその「いたわりの心」とともに、人類史の早い時期に、ユーラシアのどこかで絶滅してしまったのかも知れない・・・

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月9日

    お帰り ATOKバー

 タスクバーの右端にいつもいる「ATOKバー」(ひらかな入力の時に
 「あ」と出るアイコン)が突然いなくなったのは昨日のことだった。

 それ以来、ひらかなか、英数モードかわかりにくかっただけでなく、
 記号を入力の時には、いちいち「スタート」からプログラム、ATOK
 へと辿らなければならなかった。

 いろいろな方法を試したが、復帰させる方法も分からなかった。

 それが今、やっと調べが付いた。
 レジストリーを書き換えたのです。

 レジストリ
 HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Input Method
 の Show Status を0になっていたのを 1 に戻したのです。
 (この方法を試すのは、自己責任でしてください)

 再起動したら、ちゃんと帰ってきていました。

 他に何か良い方法もあると思いますが、今回はこれ以外できませんでした。
 OSはWIndows2000でのことでした。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年4月8日

    ◎新・グループウェアを使う:その11 「Webテレビ会議」

 ”ビジネスgoo”のサービスには含まれていないのですが、Webテレビ会議システムに、このところ関心を持っています。メンバー間の通信コストを下げるということと、効率的なコミュニケーションを実現する、という二つの意味からです。

 2ヶ月ほど前、別のグループウェアの営業担当者からの勧めで、Webテレビ会議を体験してみました。以下のURLで紹介されているグループウェアです。

 http://www.usagi.co.jp/business/index.html

 この他にも、NTTマーケティングアクト中国なども、Webテレビ会議サービスのみを月額基本料\2,100で提供しはじめているようです。

 http://www2.letsm.jp/

 おそらくコスト的にはさらに下がっていくのだろうと思いますし、サービス内容ももっと洗練されたものになってくるでしょうが、何人かが遠隔地で共同作業を行う場合、通信コストを極力抑えながら、効率的なコミュニケーションをとる方法として、Webテレビ会議システムは、検討する価値があります。

 インターネットにブロードバンドで常時接続している環境であれば、1対1であれば、”ネットミーティング”等のソフトを利用すればテレビ機能まで使うかどうかは別として、音声でのコミュニケーションはコストを考える必要なく実現できるはずです。

 IP電話も、同じIP電話網に属するプロバイダに加入している者同士であれば、通信費は無料になりますから、こういった既存のサービスを利用するのもいいかもしれません。ただ、複数人が同時にとなると、Web会議システムということになるでしょうか。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月7日

    「『価値』は産み出さないが、『金』は産む・・・」

 いまさら何を言っているのか、と思われるかもしれないけれど、金融資本段階というのは、「価値」と「金」が分離している社会なんだなあ・・・と、考えさせられる。

 私たちのようなアナログ世代の人間から見れば、製造業が産業の中心であった時代は、「価値」と「金」がどうにかつながっていることが実感できた。

 ところが、例えば、今話題のライブドアという会社が成長して来た過程には、株式分割という手法が取り入れられていたと報道されている。

 これは、株式を分割して株数を増やすのだが、実際に増えた株式が出来るまでには時間差があり、その間は、分割される前の株しか取引できないことから一時的に株式に一種の「稀少価値」が生れ、高値で売買が可能になる・・・

 こうした手法を繰り返して、「金」を産み出したライブドアだが、一体この間にどんな「価値」を産み出していたのか、どうも説明されてもよくわからない。

 社会的なニーズと言われるものが、物(製造物)からサービス(快適さ)へ変化したあたりから、「価値」そのものの内容が変化してしまったのだろう。

 かつて、シベリヤに抑留されていて極寒の冬を命がけで生き抜いた人にとって寒さから自分を守るために一本のモメン針、一個のボタンさえもがその命を左右する「物」だった。

 だが、人は今、一本のモメン針が命にかかわるとは思っていないし、ボタンなんぞは、飾りの一種だ。

 「物」に価値が失われるとともに、その「物」を作った「人」の価値もが失われないことを祈るだけなのだが・・・

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月6日

    「秋山我は」

 一年を通じて苦手な時期がいくつかあります。梅雨、秋雨、そして3月の季節の変わり目。これらの時期には、毎年体調を崩してしまいます。

 特に2月から3月は卒業や退職など、何か別れのイメージが付きまといます。天候不順による体調の悪さも重なり、私にとっては一番苦手な季節です。

 4月も第二週に入り、岡山では桜の開花宣言も間近か。寒い冬が終わり、野外での活動も楽しめるようになるこの時期には、華やいだ開放感があります。こんなことを考えていると、必ず思い出す歌があります。

    冬こもり 春さり来れば 鳴かざりし 鳥も来鳴きぬ 咲かざりし 花も咲けれど
    山を茂み 入りても取らず 草深み 取りても見ず 秋山の 木の葉を見ては
    黄葉つをば 取りてそ偲ふ 青きをば 置きてそ嘆く そこし怜し 秋山我は

 額田王の歌ですね。私自身は、四季を通じて、それぞれの季節らしい日はいずれも好きですが、春か秋かと問われたら、この歌と同じでしょう。

 同じく、額田王が今の季節(正確にはもう少し後の5月5日)に詠んだ歌として忘れがたいのが次の歌。

    あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る

 言葉の持つ色合いの美しさと心情の切なさがなんともいいですね。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月5日

    力強い行政書士のホームページ

 今年は3月になると思いの外たくさんの単位会のホームページが
 リニューアルされました。
 どんどんリニューアルもしくはトップページが更新されているのを見ていると、
 行政書士の力強いうねりを感じます。

 大まかな印象から言えば、全般的に白色系が増えたことです。
 白色系で主には、大阪府行政書士会(11月)、北海道会、
 兵庫会、山口会、島根会等が挙げられます。

 また、カラー系でも愛知会、千葉会(URLも変更)など淡い春らしい色調に
 なっています。

 外観だけでなく、力強さを感じるのは、内容が大変充実してきている
 からです。
 単位会のホームページを見て歩くだけでも簡単に1日が経ってしまいます。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年4月4日

    「ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が逝去・・・」

 かねてから健康が懸念されていたローマ法王ヨハネ・パウロ2世が逝去された。84歳だった。

 1978年10月、法王に就任して以来、四半世紀以上にわたって世界中のカトリック教の信者約10億7000万人の頂点に立っていた。

 法王が逝去したとの報道にサンピエトロ寺院の前に集まっていた多くの信者を始め、世界各国のカトリック信者たちが悲しんでいる様子がニュースに流れている。

 しかし、このサンピエトロ寺院は実はイタリアのローマにあって、ローマではない。サンピエトロ寺院は、実は、バチカン市国というれっきとした独立国家なのである。

 国の面積は、44ヘクタールというから、東京ディズニーランドの大きさとほぼ同じ。世界で最も小さな国である。

 人口は、1000人弱。ただし、バチカン市国で誕生した国民は一人もいない。国民は、世界から集まって来て、サンピエトロ寺院につとめる聖職者と、何故かスイス人からなる寺院の衛兵たちだけ。

 法王が、国家元首であり、司法、行政、立法の全権限をもっている。経済も産業もまた軍事力も持たない「おとぎの国」だ。つまり、法王は「おとぎの国」の国家元首であって、全世界の法王でもあるのだ。

 ヨハネ・パウロ2世は、ポーランド人で(イタリア人以外の人が法王となったのは、なんと455年ぶりだったそうだ)、世界の平和に積極的に関わろうとした法王として、信者を始めとして多くの人々から尊敬を集めていたと伝えられている。

 法王には「退位」という制度はなく、死亡によって交替するようだ。これから、後継の法王の座をめぐって全世界の80歳未満の枢機卿120人による選挙が行なわれるという。

 世界約11億人の信者の頂点にどのような人が立つのか、そのことはまた今後の世界の動きに決して影響がないことではない。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年4月3日

    文具とコピー用紙の注文

 注文していた文具とコピー用紙が11時頃配達されてきた。
 土曜日の配達指定にしたので、日時きっちりです。

 文具は段ボール一箱に入り、
 コピー用紙は500枚一締めが五締めで一箱になっていて、二箱が一つの段ボール箱に入っていた。
 コピー用紙はまだ若干使うのがあるので、段ボール箱二つが空箱として残った。

 とりあえず物置に入れようとしたが、物置は既に一杯で文字通り足の踏み場もない。

 軒下には、Dellの空箱と、Canonの空箱が占領している。
 外においておくと雨が降りそうなので、畳むことにした。
 ついでに物置の中から空箱を引っ張り出してくると、
 あるわあるわ、20程出てくる。

 ゴミはゴミ袋に入れてと・・・・・・、んっ?
 ゴミばっかりじゃないか、物置の中は!

 仕舞っていたときは新品のプランターも、20年経てば
 プラスチックが硬化してぼろぼろになっている。
 全部ゴミだ。

 片づけ始めると止まらない。
 ふと気が付くと2時半になっていた。
 それでも作業が続く。

 5畳程の物置で、面積の半分以上を占めていた物が、
 プリ袋に入れられ月曜日にはゴミとして捨てられ、
 段ボールとして資源ゴミの日に出される。

 始まりはわずか2個の段ボール箱だったが、何事も目一杯の
 状態の中では、片付けるだけでも、たくさんの作業を経ることになった。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年4月2日

    「続・行政書士用メールアカウント」

 一昨日、このコーナーに、新しい行政書士用メール&Webサービスについての設定報告書が届いたことを書きました。そのサービス利用開始は、昨日4月1日からとなっていました。

 昨日の夕方、これまでの設定のままで terami-k@gyosei.or.jp のメールチェックをすると、古いメールサーバ(IIJのメールボックスサービス)からログイン拒否のメッセージが戻ってきました。

 どうやって、同じメールアドレスの利用を継続させるのか、関心を持っていたのですが、古いサービスを3月31日で完全に終了し、4月1日に新しいメールサーバの設定をそれぞれのユーザがすることで、新サービスへの移行をスムースに行うということだったのですね。そのために、設定報告書が3月31日付けで(実際届いたのは3月30日でしたが)ユーザーに届けられたのでした。

 古いサービスでは、ウィルス駆除サービスがなかったため、terami-k@gyosei.or.jp 宛てのウィルスメールの着信が、ここ数ヶ月続いていました。1月20日のこのコーナーに、「朝8時の来訪者」というタイトルで書いたウィルスメールの着信がその後もずっと続いていたのです。ウィルス感染された方が、ご自身のパソコンのウィルス感染に全く気付かれてなかたのでしょうね。

 これからは、こういうウィルスメールは届かなくなるだろうと思うと、ほっとします。後はスパンメール対策。不愉快な内容のDMが届くのも、この terami-k@gyosei.or.jp が多いのです(他に2つのメールアドレスを使っていますが、そちらはこういうDMの着信は少ないのです。)

 新しいメールサーバにも、メッセージの振り分けサービスは提供されていないようなので、これは、アウトルックエクスプレスのメッセージルールなどで対応するしかないかなと思っています。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年4月1日

    「いよいよ4月・・・」

 今日から、4月。
 新年度が始まります。

 この季節は、出会いと別れの季節でもあります。それぞれの方々の、人生の新しいステージが始まるということですね。

 慣れ親しんだ方々と別れなければならないのは辛いですが、しかし、新しい出会いのためには、それも致し方ありません。

 市町村合併で、多くの町や村の名前が消えました。そして、新しい名前の市町村が誕生したのも今年の春の特徴でしょうか?

 街を車で走っていても、人の動きが足早に見えます。そして、色とりどりの花を見ます。

 匂いでそれとわかるのは、沈丁花。
 暖かい春の雨で、少し匂いが押えられて、それとなく漂って来る感じがいいでしょう。

 鮮やかな色は、木瓜の花。

 雪柳の小さな白い花がいっぱいあふれるように咲いて、風にひらひら粉雪のように散るさまも風情があります。

 これからは、桜前線の北上が、毎日のニュースになるでしょう。

 ニ週間ほど前に、うちで飼っているカメが久しぶりに動いているのを見ました。やっと、冬眠から覚めたのかと思ったら、今は、傍を通っただけでガソゴソ動いてエサを催促します。

 せんだっては、土筆を煮て食べました。子供の頃のような、ほろ苦い味は変っていませんでした。

 さて、さて、みなさまのところの春はどんな具合でしょう・・・

                                      行政書士 八尾信一