今日の意見
2005年11月

   2005年11月30日

    いよいよ12月

 11月から12月に季節は動いている。
 行政書士は12月が決算の月なので、あと1ヶ月、総決算の月にです。

 「50代になると、1年が短く感じられる。」という声を聞いたのがつい1,2日前です。
 そのように実感します。

 バタバタとしている毎日にあって、昨日は夕方5時過ぎから
 30分間、岡山空港で、雲一つ無い黄昏の空を眺めていました。
 金星が一番に輝き始めます。

 地上では、離陸が1機と着陸が1機だけだった。
 空港上空には何機か飛んでいるのが見えたのですが、
 ここには着陸しませんでした。

 不思議な程ゆっくりした時間が過ぎていきました。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年11月29日

    「480億円は、北朝鮮に捨てた?」

 日本政府の外交のボケっぷりがまた一つ表に出て来たような話題ですが・・・

 朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)が、このたび、北朝鮮での軽水炉建設を断念したことによって、日本が供与している資金約480億円が北朝鮮から返還されない可能性が強くなったそうです。

 朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)は、北朝鮮に軽水炉2基と、それが完成するまでの代替エネルギーとしての重油を給与するために日・米・韓が設立したもので、その後にEUも参加している。

 北朝鮮での軽水炉建設に関しては、総事業費(約5400億円)のうち日本はこれまでに約480億円を、国際協力銀行(JBIC)からKEDOを通じて北朝鮮に融資していましたが、そのお金が返って来ないというのです。

 軽水炉建設計画断念の理由に関して、北朝鮮はアメリカが悪いとばかり主張しているのですから、当然、これまで日本などが供与したお金を返すつもりなどないでしょう。

 新聞報道によれば、日本は、KEDO事務局の運営費なども国庫から負担しており、さきの480億円と合わせれば600億円にも達するという。

 勿論、この600億円はすべて国民の血税から支払われています。

 600億円あれば、アスベストで苦しんでいる人達がどれくらい助かるか。台風や災害で、いまなお避難所の仮設住宅で暮している人達が、どれくらい助かるか・・・

 この程度のお金、取り返して来れないような政府に、国民は税金払い続けてていいのかな?

 そろそろ年末調整のシーズンが始まるけれど・・・

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月28日

    「懇親旅行」

 昨日は、岡山県行政書士会総務経理部主催の懇親旅行に参加してきました。広島県の宮島と、大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)を訪ねる日帰りバスツアーでした。

 高速道路で移動中、小雨がパラついたときもありますが、宮島で厳島神社を見学しているときなどは晴れ上がり、気持ちいい一日でした。

 実は、宮島に行くのは初めての経験。世界文化遺産にも登録されている厳島神社を、急ぎ足で見て廻りましたが、今回は下見ということで、今度は一日かけてゆっくり見学しに来たいと思いました。

 大和ミュージアムは新しい展示館で、膨大な展示物をゆっくり見て廻る時間はありませんでしたが、船舶や造船にかかわる模型が多く展示されており、開館以来、大変な人気だそうです。昨日、我々が入館したのは3時40分ころでしたが、その時間帯でも多くの入館者で混雑していました。

 この建物、造船所の船などが見える海に面しているのですが、西に傾いた夕日で染まるその景色はとても綺麗でした。

 広島方面は、観光としてはこれまであまり行ったことがない方面です。また改めて、家族連れでででもゆっくり訪ねてみたいと思います。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年11月27日

    大きな夕日

 夕方西に向かって帰っていると、大きな太陽が沈んでいく。
 直径3センチはあろうかと思われる。
 本当に大きな、まん丸い太陽だった。
 今日の夕日は満月だった。


    政府系金融機関の統廃合

 今政府が進めている八つある政府系金融機関を
 国内向けと海外向けの二つにする統廃合にあわせて、貸出金額
 が3年で半分にするという構想が新聞で報じられている。

 行政書士事務所のような零細企業は、国民生活金融公庫の融資
 は利用し易かったのですが、これからは厳しくなりそうです。

 政府系金融機関は郵貯、簡保などから原資を充てており、郵政
 民営化の出口も当然絞られるようです。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年11月26日

    「立ち退くから、ゼニを出せ・・・」

 「立ち退くから、ゼニを出せ・・・」と言っているのはアメリカ。言われているのは、日本。

 誰が立ち退くのかと言えば、沖縄のアメリカ軍。

 いくら要るのかと言えば、移転の施設費だけで、何と1兆円超。(しかも、これは今後大幅に増加することが予想されている。)

 在日米軍の再編計画で、沖縄にいるアメリカ兵のうち約6千人がグアムに移転し、約1千人が日本本土に移転する。

 このとんでもない要求に、なんと小泉政権は特別立法でこの費用を負担することに決めるらしい。

 外国軍(アメリカ軍)が、日本の領土外(グアム島)に軍事施設を建設するための費用を日本が負担するというのは、憲法の平和主義の原則からしてもまったく論外のこと。

 そのようなことに国民が支払った税金を使っていいわけはない。

 小泉首相は、先日開催されたアジア太平洋経済協力会議においても、アメリカ一辺倒の外交政策を述べたばかりか、「国際協調」よりも「対米関係強化」こそ大切であるとの発言をして、あまりの「対米一辺倒」の姿勢に顰蹙を買っている。

 このままだと、日本は「アジアの孤児」となる方向にひた走っていると言うしかない。

 国内では、貧しい国民の最後の拠り所である「生活保護費」について、それを国と地方のどちらがどれだけ負担するかでもめにもめている。

 国民の日々の暮しを支えることに背を向けて、自民党は誰のための政治を行っているのだろう・・・

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月25日

    起工式

 秋晴れのさわやかな大安の朝、或る高齢者福祉施設の起工式が執り行われた。
 事務所から車で10分程の、南斜面のほどよい場所です。

 現在は、以前と比べ、資金の出所には大きな変化があります。
 国・県からの補助金が減り、機構からの借入限度額が減り、
 その分は協調融資と言うことで、民間銀行から借入をするスタイルです。
 開設者の自己負担資金も十分用意する必要があります。

 それだけに事業主体の法人の理事長をはじめ関係者の皆さんは、
 まだ道のり半ばとはいえ、ほっとされたのではなかろうか。

 来年の初秋の開設に向けて、事故無く滞りなく工事が進むことを祈るばかりです。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年11月24日

    節約の筈が、節約にならず

 こういう時代ですから、経費を節約することは大切なことです。
 私もやってみました。

 まずコピーの節約です。
 1枚いくらのカウンター料金がかかるので、A4の場合には、
 2枚一緒にA3でコピーをして、カッターで切ります。
 A4が多い場合には、かなり節約できるはずです。
 ところが、手間がかかり、ミスが起こり、無駄が出てきて、
 能率(時給)を考えると、どこまで節約になるのか分かりません。

 それならば燃料費の節約にチャレンジ。
 行き先をまとめて、一度にいくようにしよう。
 行く先は増えるのに、なかなかまとまりません。
 計画性のない性格では無理かな?

 最後の手段。質素な生活を送ろう。
 何日か質素な暮らしをする。
 大分生活費が節約できたはずだ。
 よし、自分にご褒美だ。
 今日は焼肉屋で外食にしよう。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年11月23日

    「腹が立つ迷惑メール」

 以前、何かの本で読んだことがありまして、それには、「やがて、届く全メールの半数を超えるメールが迷惑メールになる時代が来る・・・」というようなことが書いてありました。

 当時は、まさかそうもならないのでは・・・と、漠然と考えていましたが、今やそれは残念ながら真実を予言したこととなってしまったようです。

 最近、また「迷惑メール」の数が増えて来ているように思います。

 朝一番にパソコンにスイッチを入れてメール・チェックをすると、20通ほど来ているメールのうち15〜16通がいわゆる迷惑メールです。

 まことに気分が悪いです。

 メッセージ・ルールなどを使って自動的に「迷惑メール」のフォールダに入るようにしていますが、タイトルやアドレスを次々に変更して送って来るので、そのたびにルールを追加していくのも面倒なことです。

 最近は、タイトルなどもさも親しげな文句だったり、ふとビジネス上の大事な返信かもしれないと思わせるような内容になっているので悪辣さが手が込んでます。

 全国、全世界で迷惑メールが一体毎日何百万通インターネットを飛び交っているのか想像もできません。しかし、何も「価値」を生み出さないもののために、送信する側もそれを削除する側も、双方が費消している時間と労力の損失は膨大なものです。

 私たちは、得体の知れないメールは絶対に開かない、返事をしない、ということを徹底することが大切です。

 しかし、他人を騙すことしか目的がないメールを送信する者には、「特定商取引法」などを活用し、膨大な罰金(数十億円)を背負わせるような刑罰も考えるべきではないかと思えてきます。

 「迷惑メール商法」は、絶対に儲からないことを骨身に沁みて感じさせないと、このテの「犯罪」はなくならない、のかも・・・

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月22日

    「『自動車の保管場所の確保等に関する法律施行規則改正試案』に対する意見」

 警察庁交通局からパブリック・コメントの募集があります。これは、所謂、車庫証明についての電子申請(ワンストップサービス)の問題で、それに関して、広くパブリック・コメントを募集しているのです。

 締め切りは、明後日の24日までです。詳しくは、下記のURLです。

 http://www.npa.go.jp/comment/kouki1/hokankisokuatama.pdf


 僕は、以下の内容で、コメント・メールを送付しました。

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 「自動車の保管場所の確保等に関する法律施行規則改正試案について」という別紙を見て、「1 改正の背景」については、理解できます。

 ただし「2 試案の内容」につきましては、(1)から(3)の各項目について、いろいろと意見があります。

 まず、(1)ですが、その説明書きにあるように、「警察署長の使用に係る電子計算機と申請者の使用に係る電子計算機とを電気通信回線で接続した電子情報処理組織を使用して行う」とありますが、ワンストップサービスシステムの実現イメージ図などを見ても、この説明書きの文書を見ても、本人申請が原則のようで、現在、実際の手続きで行われている、代行・代理による手続きが全く配慮されていないように見受けられます。是非、代理システムを組み込んでいただきたい。

 次に、(2)ですが、「自動車保管場所証明申請書に記載すべき事項並びに使用権原疎明書面に記載されている事項又はこれに記載すべき事項並びに所在図及び配置図に記載すべき事項を、申請者の使用に係る電子計算機から入力して申請を行わなければならない」とされていますが、本人申請の場合、この所在図や配置図について作成・入力を行うことは何の問題もありませんが、現実問題として、紙ベースで行われているように、電子申請においても代理・代行が行われる場合は、この事実関係の証明にかかる文書作成は、行政書士の独占業務になるはずてあることを認識していただきたい。

 (3)の電子証明書についてですが、住基カードの公的個人認証サービスによる電子証明書だけでなく、代理・代行を前提として、行政書士用電子証明書の認めていただきたい。

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 以上、「試案」中、「2 試案の内容」に関連して、3点、要望として意見を提出いたしました。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年11月21日

    「だんだん寒さが強まって・・・」

 このところだんだん寒さが増して来ましたね。

 我が家でも、とうとう夜はストーブを使い始めました。

 今月の22日は、二十四節季でいう「小雪(しょうせつ)」にあたるようです。小雪が舞い始める季節という意味だそうですが、いよいよ寒さが本格的になって来るのでしょうね。

 先日、病院へ行ったら、ドクターが腕をさすりながら診察室に現れて、「いま、ワシもインフルエンザの予防注射をしてもらった・・・」と苦笑いしていました。「君も早めにやっとけよ。」と言われたのですが、まだです。

 病院の前のもみじもずいぶん黄色くなりました。

 もうすぐ、風が吹くたびに驟雨のように散り始めるのでしょう。

 柿が実り、柚も実り始めています。

 人よりもよっぽど長く生きているような柿の木が、にょっきり立っているのを見るのもなかなか考えさせられるものです。

 そうそう、まるで計ったようにこの頃、庭先に八手の花も咲き始めたようです。

     柚子と家 見えるところに 母を埋め

                         山口 紫甲 

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月20日

    発  足

 小学校の頃、岡山県では一斉に「FOS少年団」という少年組織が作られました。
 読み方は「フォス」少年団といいます。
 まだ県内のどこかにあるのではないかと思います。

 活動内容はボーイスカウトのようなことをやっていました。
 キャンプや、暗号を読み取りながら追跡したり、手旗信号、また縄の結び方を習いました。
 川や海に流されたとき、胴体が絞まらずに自分の体を結ぶ方法は、役に立つ物
 ですが、幸い役立てることは今まで有りませんでした。
 手旗信号は結構厳しい試験が課されました。

 私は第1期生だったので、町の公民館の隣の保育所の講堂でで少年団の結団式がありました。
 いろいろな人が挨拶いしていたのですが、覚えているのは、
 「FOS少年団が発足し・・・・・・。」を”はっそく”といった町会議員がいました。
 小学生の私でも発足の読み方は知っていましたから、笑ってしまいました。

 ところが大きくなった今でも、世間の半分程の大人は、”はっそく”と言っています。
 ”はっそく”という人でも、、発起人を”はっきにん”とはいいません。
 一貫してないですね。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年11月19日

    「パッション」

 一ヶ月ほどまえ、テレビをつけたら「パッション」という映画をやっていました。この映画の噂は聞いていましたが、ちょっと見ただけで、その映像の持つ力に惹きつけられて見入ってしまいました。

 イエス・キリストの最後の12時間を描いたこの映画、時には古典的な宗教画や彫刻そのままのように人物を配して、よくこんな映像が作り出せたものたど、驚いてしまいます。(特に、ピエタの構図など美しいと思いました。)

 20歳の頃、聖書を一通り読んだことがあります。文字通り、旧約の創世記から新約の黙示録まで、全てです。これは、宗教的な関心からというよりも、どちらかというと、一つの古典として読んだのですが、旧約聖書では「ヨブ記」と「伝導の書」が、新約ではやはり四つの福音書が特に印象に残りました。

 この映画「パッション」は、新約聖書の福音書で描かれている物語に加えて、恐らく、外典・偽典などで伝えられている逸話の多くを取り入れてイエス・キリストの最後を描いているように思われますが、福音書を読んだ記憶では、「受難(パッション)」が、これほどまでの肉体的な苦痛をともなうものであったというふうには理解していませんでした。

 バッハの「受難曲(パッシオン)」を聞いて感じるような、どちらかというと、静かな、精神的な自己犠牲として捉えていたのですが、イエス・キリストの「受難」に対する見方が少し変わりました。

 数日前、再度放送していたので録画しました。今度ゆっくり最初から見直したいと思っています。この映画のオフィシャルサイトは以下のURLです。

 http://www.herald.co.jp/official/passion/index.shtml

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年11月18日

    岡山県行政書士会館

 落成式から2週間後に初めて岡山県行政書士会館を訪れた。
 なかなかいい感じに雰囲気が出来ていました。

 3階の大会議室に座っていたのですが、広くてきれいです。
 私の事務所もこの会議室程の広さがあれば、言うことはないのですが。


    輪ゴムの日、爪楊枝の日

 ある日の午後、お客さん(女性二人)と打ち合わせをしたあと、
 少し用事を片付けてふと耳に手をやると、右の耳に緑色の輪ゴムが巻き付いていた。
 「ありゃ、いつから耳にからんでいたのだろうか?」
 全く覚えがない。打ち合わせ中も輪ゴムを付けていたのだろうか?

 そのあと、市内に出掛けて書類を色々出して、ふと左手首を見ると、
 また輪ゴムが手首に巻きついている。
 今度は、普通の色の輪ゴムだ。

 その日は輪ゴムの日だ。

 昨日昼ご飯を食べたあと、ふと気がつくと左手になにか持っている。
 見ると、爪楊枝だった。いつから持っていたのだろうか?

 午後から、お客さんのところに行き、印鑑を借りて役所の窓口に行った。
 袋から印鑑を出したら、印鑑と一緒に爪楊枝が1本出てきた。「ありゃ、また爪楊枝だ。」
 よく考えてみると、印鑑を預かって入れた袋は、車のゴミ入れにしていた
 袋だった。ゴミ入れの袋にお客さんから預かった印鑑を入れていたのだった。

 それはどうであれ、昨日は爪楊枝の日だった。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年11月17日

    「ぎゃーてーぎゃーてー、はーらーぎゃーてー・・・」

 タイトルを見て、その意味がおわかりの方はきっと多いでしょうね。

 漢字で書けるのかどうか、ちょっと、試してみましょうか?

 掲諦、掲諦、波羅掲諦・・・(書けますが、一字一字打たないと出て来ませんね。)

 はい、そうです。
 これは、かの有名な「般若心経」の最後のマントラの部分ですね。

 仏事などがあって、よく「般若心経」を聞く機会がありますが、「色即是空」とともにこの最後の部分は、音韻的に印象的で、耳に残ってしまいます。

 岡山弁には、「きょうてぇ(怖い、という意味)」という方言があります。それとダブッテ、実に妙な心的印象の言葉になるのです。

 ずいぶん前のことですが、ある人が、この「ぎょうてい」という言葉は、英語のゴーン(goの過去分詞形)に相当する言葉で、「行ってしまった・・・」というような意味があるらしいと話していたのを記憶しています。

 長い間苦しい難病に苦しめられた生物学者の柳澤 桂子さんが、『生きて死ぬ知恵』という般若心経に関する本を出版されたことを知って、また、思い返して、この「ぎゃーてーぎゃーてー・・・」の意味を探してみたのですが、まあ大変、百花繚乱の様子。みんな解釈がばらばらなんですね。(ちょっと、驚きました。)

 般若心経が唱える「空」の思想など、私にわかるわけなどありませんが、しかし、すべては「空」だ、「空」だ、「空」だ・・・と執拗に唱え続けて、最後に「ぎゃーてーぎゃーてー・・・」と来る、この「ぎゃーてー」って、一体、何だ?

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月16日

    「ウィルスバスター」

 ウィルス対策ソフトは、私自身はノートン派で、トレンドマイクロ社の「ウィルスバスター」はあまり使わないのですが、お客さんが使われていることも多いので、必要にかられて時に扱うこともあります。

 昨日、お客さんの一人から「ウィルスバスター」でエラーが出ると相談があり、伺って調べてみたところ、「ウィルスバスター2002」を使われていて、その製品サポートが終了したために、新しいウィルスパターンファイルなどの取得が不可能となり、エラーが出ていることがわかりました。

 そのお客さんが仰るには、今年の3月に1年契約を更新したので、来年3月までユーザーとしての権利はあずはずだ、ということで、トレンドマイクロ社のホームページで調べてみると、旧製品を現在使っているか、契約を更新してウィルスバスタークラブ会員になっている場合は、旧製品がサポート終了しても、最新版を無料で提供してくれるサービス体系になっているのですね。これにはちょっと驚きました。以下のURLに説明があります。

 http://www.trendmicro.com/jp/support/vbc/upgrade/related/overview.htm

 新製品のウィルスバスター2006が発売された直後なので、この無料バージョンアップサービスを提供しているのか、常時、このような最新版の提供をしているのかは分かりませんが、製品自体のライフサイクルが短縮されてきている現在、ユーザーにとってこのようなサービス体系は、必要なものだと思われました。

 ただ、このお客さんの場合、古いWindows98マシンを使われていて、現在実装しているメモリの容量が、最新版ウィルスバスターの動作環境に適合したかったため、このバージョンアップを選択することは出来ませんでした。今からその古いマシンのメモリ増設に費用をかけるよりも(古いマシンのメモリは高価です)、新しいパソコンを買うことを考えた方が、設備投資上合理的です。

 つまり、Windows98マシンは、そのOSもマシンスペックも、そろそろ現役引退の時期がきているようですね。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年11月15日

    「まだ、こんなことがわかっていなかったんだ・・・」

 この13日(日曜日)の日経新聞を見て驚きました。

 「石油は無尽蔵か・・・」と、タイトルされたこの記事。

 私たちは、石油というものは太古の生物たちの死骸が何千万年もの長い時間地中に埋もれている間に、分解して油になった・・・と習って来ました。

 だから、石油は膨大な量の生物の死骸という「有機物」と長い年月があって始めてできるものであるから、貴重であり代替がきかないと信じて疑わなかったわけです。

 それが、「石油有機物起源説」というのはどうやら、主にアメリカの地質学者たちが唱えたひとつの「仮説」で、実は「石油無機物起源説」というのも根強く存在していたのですね。

 つまり石油は、太古の生物の死骸とは関係なく、地殻の底、深さ数十キロで岩石と水が反応してメタンガスができ、メタンが反応を重ねて石油や天然ガスに変化する、と。

 もし、これが正しければ、将来、人口的に石油を製造することが可能になるかもしれません。

 にもかかわらず人類は、そうした可能性には目をつぶって、石油を奪い合うことばかりに血道をあげてきました。この100年ほどの間に、石油のために、一体どれだけの命を失ってしまったことか。そして、どれだけの憎しみを生み出してしまったか。

 石油を奪い合って戦争をするだけの金と時間と労力を、すべて石油の起源を究明する研究に振り向けるだけの知恵が人類にあったなら・・・

 あと何年、石油はもつか・・・という懸念がいつも世界を脅かしている。そのことも大事であるが、しかし、科学(化学)が石油について真実を語り始めるのは一体いつのことなのだろう。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月14日

    「鳥の視点」

 岡山市デジタルミュージアムのことは、何度か話題にしてきていますが、そこに情報宝庫という常設展示室があります。その部屋には、岡山市街中心部の1000分の1の航空写真と、岡山市を中心とした岡山県南部の5000分の1の航空写真が、床一面に貼ってあります。

 その航空写真の上で、専用の情報端末を使うことによって、航空写真データの拡大縮小表示やその他の登録情報を取り出せるというちょっと面白い仕掛けになっています。見知っていると思っている場所でも、航空写真を眺めることで、いろいろと新たな発見があります。

 岡山県北部に行くときには、岡山総社インターチェンジから高速道路にのることが多いのですが、このインターチェンジ、国道180号線経由の通常のコースでいけば、間違えるわけないはっきりした場所にあるのですが、近道をして行こうとしたとき、必ず迷ってしまうという僕にとっては謎の場所になっていました。

 航空写真でこの近道として使っているコースを眺めたとき、迷ってしまう原因が分かりました。小高い丘陵のような山を挟んで、同じ様な道が二本あり、近道コースをとるとき、その丘陵を越える必要があることに気付かず、常に手前に出てしまい、迷っていたことに気付きました。

 それから、この総社インターチェンジは、山陽自動車道から総社ジャンクションで県北部に向かう岡山自動車道に分岐するのですが、その分岐点から総社インターチェンジまでの距離についても、実際の半分くらいと思い込んでいたことも、迷ってしまう原因のひとつになっていたことも分かりました。物事に混乱があるとき、俯瞰的な視点から眺めることは重要なことですね。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年11月13日

    椎茸の栽培に成功!!

 タイトルから言えば、椎茸栽培研究家のようですが、本当は、
 2年程前に旅行の帰りの「道の駅くめなん」の売店で買った
 椎茸のホダ木から大きな椎茸が3個収穫できたのです。

 まだ芽が出ていますので、1本500円の元が取れるかどうか、
 微妙なところです。

 でも椎茸としては肉厚で、いい椎茸です。

 栽培方法としては、川の水につけたりするように書いてあった
 のですが、そんなことは勿論出来ないので、庭のちょっと日陰
 に立てらしたり、横にしたりしてほっておき、今年は立てかけて、
 夏の夕方に水をやったぐらいしかしていませんでした。

 買った当初は色々研究していたのですが、予定通りに芽が出
 ないので、そのうちほったらかしにして、家の者は邪魔だから
 捨てようとしていたらしいです。
 今の時期に椎茸が生えて来ているとは、夢にも思いませんでした。
 今後の課題は、ナメクジ対策です。硫安を買ってこようと思います。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年11月12日

    「木枯らし1号・・・」

 だんだん寒くなって来ましたね。

 我が家のベランダの下にも、先日から、吊るし柿が60余りぶら下がっています。

 山はいま、紅葉が綺麗です。
 自然というものは、なかなか力強い芸術家です。
 山肌に夕陽があたると、紅葉の色はいっそう燃えるように鮮やかに見えます。

 ところで、気象用語に「木枯らし」というのがあるんだそうですね。

 1.10月中旬から11月末までに初めて観測された強い風で、

 2.北、北北西、北西、西北西の風で、最大風速が秒速8メートル以上、

 3.気温が前日よりも3℃以上下がったとき、

 「木枯らし1号」が吹いた・・・と、いうことになるのだそうです。

 ただし、気象庁は東京と大阪しか発表しないので、岡山や北海道は残念ながら「木枯らし1号」は吹きません。

 ところで、「1号」があるのなら、「木枯らし2号」や「3号」もあるかと思ったら、どうもそれもないようです。

 ちなみに、今年は早く10月23日に関西で「木枯らし1号」が吹いたのでは・・・という情報もあるのですが、はっきりしません。

 いずれにしても、街の落ち葉を吹き上げるような「木枯らし」が吹く日も近いでしょう。

 寒くなると、透明感の増した星空がきれいです。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月11日

    「カレンダー」

 11月も中旬に入ってくると、カレンダーを眺めながら、そろそろ来年のことが気になり始めます。システム手帳を新しい年のものに切り替えていくとかいった細々としたこともありますが、どんな年にしていくかというようなこともあれこれ気になります。

 今年は、年度替わりの時期に、大きな変化の予感があったのですが、それは大体において当たっていたように思います。私生活の面でも仕事の面でも、4月以降、大きな変化の兆しが見られた年でした。来年は、その兆しがもっと具体的な形になっていくでしょう。

 前の日曜日、以前から所属している思想史研究会(小さな内輪の研究会で、行政書士業務とは何の関係もないのですが;笑)で数年ぶりに報告をしてきました。今回の報告をもとに来年5月末を目処に論文を一本書くことになりました。5年前に子供が生まれて以来、ほとんど中断状態にあった研究活動の再開です。(本来のテーマとは少しずれたところで、一昨年一本論文を書き上げ、それは昨年、共著の形で本になってはいるのですが、僕自身のやりたいテーマは別の方面にあったので、本来的なテーマについてはやはり数年間中断状態にあったわけです。)

 行政書士関係についても、会務はさらに忙しくなりそうな気配があります。一会員として、会全体のためになすべき仕事というのは、当然にやっていくべきだと思うし、そういう仕事は、割と器用にこなしていけると方だと思っているのですが、問題は自分自身の業務です。

 この一年は、みなさんのおかげで、行政書士業務について多くの経験を積むことができました。しかし、売上につながる仕事をすることについて、積極性が乏しいというのが僕の大きな欠点であるようです。この点、特に反省して、来年は改善していかねばと考えています。課題の多い一年になりそうです。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年11月10日

    「電子申請 8割が1%未満の利用率・・・」

 8日付けの日経新聞1面に出た記事は、ちょっとショックでした。

 現在、ネット申請が可能な手続きは、約1万3千種類ほどあるそうだが、昨年度(2004年度)のネット申請の利用率に関しては、その8割が1%未満という結果が出たそうだ。

 これは内閣官房が166種類の申請手続に関して、その利用件数などを調査した結果だそうだ。

 約1万3千種類ほどのうちの166種類と言えば、単純計算では、1.2%程度を抽出して調査したことになる。果たしてこの程度の一部の調査の結果で、約1万3千件ほどもあるネット申請の全体の利用状況を類推することに問題はないのかどうか、疑問は残る。

 残ったとしても、166種類の手続のうち、昨年度ただの1回も利用されなかった手続が何と60種類、全体の4割にも及んでいる状況からすれば、当該手続をネット化しようとした当該官庁の動機そのものが何であったのかと疑問になる。

 全体の8割が利用率が1%未満であり、利用率が半分を超す手続がわずかに16種類しかなかったという結果も、寂しい限りである。

 電子申請が普及していない主因は、その手続の煩雑さにあると分析されている。

 確かに、添付書類等の電子化がすすんでいなければ、オンラインとオフラインを併用した申請になってしまい、電子申請がオンラインで完結しない。

 電子証明書の取得にかかる費用も、電子申請が敬遠されている大きな理由のようだ。

 「簡単」「廉価」「迅速」という三拍子揃った制度にしていくためには、郵政民営化以上の「英断」が必要とされているのかもしれない。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月9日

    喜んで貰えると嬉しさがはじける

 地域で福祉ボランティアをしている。
 今日は一人暮らしになったばかりのお年寄りと、
 新たに誕生日が来て、対象になったお年寄りの二人に声をかけた。

 公民館の栄養改善グループが作っているお弁当を希望しますか?
 と尋ねたところ、お二人とも大変喜んでくださり、尋ねていった私の方も、
 一緒になって喜んでしまった。

 行政書士の仕事は究極的には、社会の役に立っていると言えるが、
 主には企業の経済活動に貢献していることの方が多い。
 そのような日常の中で、自分自身が偏った人間にならずに、
 心のバランスを保つためには、人のためにボランティアをするのがいい。

 この福祉ボランティアは時間を取られたり、苦しいことが多いが、
 今日に限っては、人類愛に目覚める程心が和む一日でした。

                                      行政書士 妹尾芳徳



   2005年11月8日

    「行政書士用電子証明書」

 この夏以降、行政書士用電子証明書の申し込み件数が、発行手続きの遅延が生じるほど急速に増えているそうです。10月19・20日に、日行連主催の全国ICT担当者会議がありそれに参加してきたのですが、その時の日本商工会議所ビジネス認証局の高野氏のお話しによりますと、11月には、受付処理の人員を増員して対応する予定とのことでした。

 この動きは、恐らく、今年の6月13日から電子公証制度で、行政書士用電子証明書が使用可能となり、とりわけ、電子定款の作成が、行政書士にとって身近なものになったことが大きく寄与していると考えます。

 私自身、先週、この電子定款の作成代理を始めて経験しました。印紙代4万円が不要というのは、クライアントにとって大きなメリットになります。この電子定款の代理作成は、行政書士の業務として、是非普及させていきたいものです。

 上記の会議の折り、懇親会で親しくなったある単位会の方から、著作権のオンライン申請・届出システムでも、行政書士用電子証明書が利用できる、という話を聞きました。

 文部科学省のオンライン申請・届出システムでは、公式には、行政書士用電子証明書(ビジネス認証サービスタイプ1−G)が利用できるとはされていないのですが(但し、同じ日本商工会議所の「ビジネス認証サービスタイプ1−E」は公式に利用できるとアナウンスされています)、事実上、利用できるとのことで、文化庁側もそれを受け入れているとのことでした。このあたり、機会があれば是非試してみたいものです。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年11月7日

    「五十肩にアイロン・・・」

 三年ほど前に、右肩が痛くなりまして、動かなくなりました。
 正確に言えば、腕をまっすぐあげて耳のうしろにもっていけなくなったんですね。

 無理にそれをしようとすると、肩に激痛が走りました。

 カミさんたちから「五十肩」だと笑われて、不自由でしたが、1年ほどしたらいつの間にか、痛みがとれていました。

 ところが、最近になって今度は左肩が全く同じ症状です。
 今は痛みのまっさかり。痛さのために腕全体に電気が走るようで、左腕の可動範囲は極端に狭くなってしまいました。

 「五十肩」というのは、突然始まって、半年から1年でまた自然に治っていくのだそうですが、この自然と治るってのがなかなかじれったいんですね。

 ところで、みなさん、「五十肩にはアイロンが効く」って、ご存知でしたか?

 アイロンの温度を弱にして、タオルをあてがった肩にゆっくりアイロンをかけていくと、痛みが消えて・・・てなわけないですよ。

 「五十肩」で痛いからって、かばって、肩を動かさないでいると治りが遅いんです。で、無理のない範囲で肩」運動をするのがいいのですが、これが、アイロンを持って腕を前後にゆっくり動かすのが一番いいんです。

 重さといい、握りのあるところといい、まったくうってつけなんですね。

 ところで、最近は、アイロンのない家が増えているらしいです。そう言えば、ミシンもない家が多いとか。(あっても、使わない家はもっと多い。)

 これじゃあ、私たちは安心して五十肩にもなれません。(苦笑)

 この際、自分のワイシャツに自分でアイロンがかけられくらいに、アイロンとお付合いでも始めましょうか・・・

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月6日

    「続々・中国の土地制度は?」

 10月14日と15日のこのコーナーで、中国の土地制度について話題にしましたが、その時、中国の土地や住宅の実状についてメールで情報をくれた上海在住の友人が、10月末に追加の情報を伝えてきてくれました。

 先日、上海市政府の役人に招待されてその人の自宅で食事をしたそうです。その時に、中国の住宅事情について、聞いてくれたそうです。

 その話によると、土地はやはり国有で、通常、マンションは使用権が70年に設定されているとのこと。相続というのは制度的にはないそうで、70年したら子供があらためて使用権の取得を申請する必要があるのだそうです。

 70年という期間の問題や、使用を継続するための申請をするのが面倒ということで、今、法改正の動きがあるとも伝えてくれました。

 追加の情報として工業化の進展が著しい江南地方の住宅地や工場は、多くは上質の農地だったところを潰して建物を建てているのだそうです。砂漠地帯のような荒れた土地にはだれも投資しないから、農地を住宅地や工場用地に転換しているのだそうです。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年11月5日

    「「死刑執行に署名しない」・・・?」

 第3次小泉改造内閣が発足した1日、新しく法務大臣に就任した杉浦正健法相が、初閣議後の記者会見で、自分は死刑執行命令に署名しないと発言。

 しかし、その1時間後に「舌足らずだった」と前言の死刑執行命令に署名しないという部分を撤回した。

 死刑制度に反対であるのは、杉浦法相の個人的な心の問題なのだそうだ。

 それはそれで全く問題はない。
 ただ、死刑制度が将来どのように改革されていくかは次の論議として、現在はきちんと死刑制度があり、法相とすれば、裁判所が死刑の判決を下した事案に関してその執行を命令しない・・・というのでは、話の筋が通らない。

 死刑制度の廃止に関しては、なお議論の余地の残るところであるが、問題は杉浦法相も述べているとおり、死刑を含む日本の刑罰の体系が犯罪の抑止と犯罪者本人の社会的な更生に役立つ制度になっているのかどうかをきちんと論議することだと思われる。

 とりわけ懲役刑に関しては、日本では、余りにも短時間で「仮出所」できてしまう。およそ、三分の一の刑期で仮出所が可能だとする声もある。

 死刑を廃止するというのであれば、懲役刑に関して、その内容の厳格化をはかることが必要になるのではないかと思われる。

 まず、その8割以上の刑期を経過しないと「仮出所」等の対象にはならないこと。また、「無期懲役」を「終身刑」に変更するとともに、最長15年の有期懲役刑を、最長30年程度にまで延長し、犯罪の内容によっては仮釈放や恩赦等の特典の対象にはならないように判決に付加することも可能な道を開いてはどうだろう。

 死刑制度を廃止したら犯罪が増えるという議論にはにわかに賛成しかねるが、しかし、かと言ってただ廃止すればいいというだけの問題ではないと大部分の国民は考えているのではないだろうか。

 従って、自分が死刑執行命令に署名するかしなかでは、何も解決しない、ということも。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月4日

    「旧友」

 10月16日(日)に情報処理技術者試験がありました。以前から関心を持っていた情報セキュリティアドミニストレータの試験を受験したのですが、会場が岡山大学でした。当日、会場に行ってみると、指定された受験室は、以前、学生だった時に講義でなじみだった教室でした。

 試験の出来不出来は、ちょっとおいておくとして(笑)、懐かしいなと思いながら帰宅したその日の夜、10年ほど前、やはり岡山大学の同じ研究室で勉強したベルギー人の友人から電話がありました。

 彼が帰国して以降も、折りに触れて交流があり、こちらから尋ねていったこともありますし、彼が日本に来たときには、お互い日程を調整して会うようにしていました。昨年夏に彼が来日したときも、岡山県の東部に牛窓というところがあるのですが、そこの海水浴場でおちあい、子供同士遊ばせながら、いろいろ話したものでした。

 その折に、翌年には日本に移り住みたいというような話をしていたので、岡山大学の元指導教官である教授とも連絡して彼の受け入れのための調整をしていたのですが、実際に日本に来るのは、来年春かと思っていました。

 ところが、偶然は重なるもので、情報処理技術者試験で、懐かしい教室で試験を受けたその日に、その友人から電話があり、2週間ほど前からもう岡山に来ていて大学に籍もあり、住宅の手配や車の購入までしたとのこと。手際のよさに舌をまきましたが、そろそろ引越しも落ち着いた頃ですから、近日中に再会できるでしょう。ちょっと楽しみなことです。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年11月3日

    「東証のシステム・ダウン・・・」

 前代未聞、とはまさしくこのこと。

 1日、東京証券取引所のシステムがダウンし、午前9時からお昼までの約3時間余りにわたって、全株式と転換社債などの取引が停止してしまった。

 株式の全銘柄が売買できなくなったのは、1947年に東京証券取引所が開設されて以来、初めての出来事だそうだ。

 ここ数年、インターネットを利用した取引が増加しているが、中でも、一日に細かく何回も売買を繰り返して利ざやを稼ぐカタチの「デイ・トレーダー」と呼ばれる投資家が増え、すでにその取引量はバブル時代を上回ったとさえ言われている。

 このため東証は、この10月にシステムを増強し、増大する取引量に対応しようといていたが、その増強するためだったソフトに欠陥があったのでは・・・と考えられているようだ。

 こうした事態になると、考えられることは二つ。

 ひとつは、綿密に計画され、しっかり事前にテストが繰り返されていたのかどうか。

 もうひとつは、もし、トラブルが発生したときに備えてどんなバック・アップ・システムが装備されていたか、である。

 ITは極めて便利で、効率的なシステムであるが、しかし、それ故に上のふたつのことがなおざりにされると、とんでもないことが起こってしまうのだ。

 しかし、この日、株価が年初来のの高値を更新した・・・とは、また皮肉な結果ではあった。

                                      行政書士 八尾信一



   2005年11月2日

    「年賀状の季節」

 昨日から年賀状が発売になっています。もう、そんな季節なんですね。

 毎年、近くの郵便局で購入予約しているのですが、忙しさに紛れて、今年に限って予約していませんでした。今日にでも、郵便局に買いに走ろうと思っていたら、昨夜、知人から電話があり、年賀状も扱っているということで必要枚数の確保をお願いしました。

 どんな年賀状にするか、素材もまた考えなければならないですね。結婚以来、毎年、妻と私の親たちの年賀状も準備しているので、11月の後半から12月の始めにかけては、我が家は年賀状の印刷工房になります(笑)。

 年末が近づいた忙しい時期に、この作業は、だんだんと負担になってきていはいるのですが、何事も無く、無事、一年が終わるという意味では、年中行事の一つとして、感謝してあたるイベントなんでしょうね。

 このところ、各地で地震が頻発していますが、年末から年始にかけて何事も無くおだやかな日々でありますように。

                                      行政書士 寺見敬三



   2005年11月1日

    「黄信号がついた鳥インフルエンザ・・・」

 鳥インフルエンザとは、主に鶏や七面鳥などの「家禽類」がウィルスによって感染する鳥の病気です。不思議なことに野鳥類は、ほとんど発病しないそうです。

 毒性の強い鳥インフリエンザにかかった鶏は、大半が死亡します。

 鳥インフルエンザにかかると、有効な治療法がないため、感染を拡大しないために鳥たちを処分するようになります。

 現在までに、1983年にはアメリカで1700万羽、1999年のイタリアでは1300万羽、2003年のオランダ、ベルギー、ドイツでは3000万羽。また、同年、韓国では185万羽の鶏が死亡したり処分された記録があります。

 昨年、日本でも多くの鶏が死亡したり処分されたりして問題になりましたが、その数はせいぜい27万羽でした。

 今、アジアからヨーロッパへと、この鳥インフルエンザが広がる気配を見せていると世界中が警戒を強めようとしています。

 鳥インフルエンザ・ウィルスが鳥から人へ感染することはすでに突きとめられています。問題は、このウィルスが容易に突然変異して人から人に感染する可能性が高まって来ていることにあると言われています。

 もし、人から人に感染する新型ウィルスに変異した場合は、現在の人類はそれに対する免疫をもっていないために大惨事になる可能性があるというのです。

 1918年に大流行し、約4000万人を死亡させたスペイン風邪は、こうした鳥インフルエンザ・ウィルスが突然変異したものであったことがわかっています。

 こうした「危機」にどう備えるか・・・
 「戦争」や「テロ」の危機は叫んでも、「飢餓」や「疾病」の危機を叫ばない政治家を、わたしたちは、さて、どう考えたらいいのか・・・

                                      行政書士 八尾信一