このごろ、「調べ学習」について、小学生のみなさんからたくさんのご質問をいただくようになりました。 おしまい

 なかには、「なにを調べたらいいの?どうやって調べたらいいの?」と、ひどくとまどっている人もいます。

 「調べ学習」というと、なにやらむずかしいようですが、もともと学ぶということは先生から教わるだけでなく、自分で調べて考えることもふくまれているはずです。

 ただ、「調べる」という作業(さぎょう)には、ちょっとしたコツがあります。はじめて調べものをする人には、そこがむずかしいと感(かん)じるのかもしれません。しかし、いちどコツさえつかめば、これからもいろいろなことを、調べることができるはずです。

 もちろん調べているとちゅうで、カベにぶつかることもあるかもしれません。しかしこの世界には調べても、まだわからないとがたくさんあるのも本当です。答えがみつからなくても、落ちこむことはありません。「なぜわからないか」ということをテーマにしてもいいし、いっそちがうテーマにかえてしまっても、かまわないと思います。

 それから、ここではとくに調べ方についてお話しました。なにかを考えるときには、できるだけたくさんの情報や、さまざまな立場(たちば)の人の考え方や意見(いけん)をしることが大切です。でも人から聞いたことや、本で読んだことを、そのまま書きうつすだけでおわってしまっては学ぶことにはなりません。

 「あなたはなぜそう思ったの?」といわれたら、自分のことばで答えられるでしょうか?

 なにを調べるにしても、さいごには自分で考えることがいちばん大切なのだということを、わすれないでほしいのです。

本参考にした本はこちら 文:「調べ学習をするまえに」管理人さくら( 東京都江戸東京博物館図書館司書(ししょ))