作家「オザワクラフト」が神戸新聞に掲載されました
機械織りで手織りの風合い
 機織りの経験がある義和さんが趣味で作っていた手織り物に、長男の徳也さんが「その風合いを機械織りで出せないか」と目をつけた。週末になると、二人で部屋にこもり、話し合いを繰り返しながら、新織物の開発に取り組んだという。
 徳也さんが、東京の専門学校で電気技術を学んでおり、既製品の織機を改良して義和さんは織り上がった作品をチェックし、手織りの風合いに近づけるアイデアを出した。
 「織物の詳しい織り方は企業秘密」というが、機械織りでは出せない手織りの風合いと、手織りでは出せない柔らかな色合いの両方を兼ね備えている。国産の高級先染め糸を使い、ピンクを中心とした色柄を「桜」、茶を中心とした色柄を「落ち葉」と命名。「季節が変わる」「変わった織物」との意味を込め、「季節の変わり織り」と名付けたという。
 現在、コースターやテーブルランナーなど六種類の商品があり、カラーは八色。一月末に登録商標申請は済ませており、独自の製法の特許申請も検討している。商品は市内の田園空間博物館総合案内所でも販売。