共存・必須事項・不妊
人と動物が共存するために、一部リスクを負っても、お願いしたいことがあります。
 正しい不妊の知識
若く体力のあるうちに老後の病を予防するよう心がけます。
国内外にとどまらずその必要性を考えてゆきます。
心身の成長・人との比較・適切な時期
動物年 人年 心身の成長
0〜1月 0〜3月 第一社会化期。
乳児から開眼、離乳。はじめて見るものばかり。
1〜2月 3月〜1年 第二社会化期。
この頃にどれだけの世の中を見たかで生涯の基本的な性格形成につながる。とくに動物は親兄弟と離れてはいけない。
2〜3月 幼稚園 第三社会化期。
あま噛みなど覚える時期。人ならば遊びを通じて「たたかれたら痛い、たたいたら泣かしてしまった」など覚える。同じ年頃の子と遊び学ぶのがベスト。
3〜5月 小学校 社会化追い込み。まだ大人をたより、安全の有無も大人の様子をうかがう。人社会でのルールの基礎を学ぶ時期。猫はキャリーと獣医や車に慣らす。犬は人犬猫車など覚えることはたくさん。
6か月 中学校 そろそろ人格がはっきりしてくる時期。過去の社会化の総決算でもある。この頃までにたくさん社会化した子は生涯にわたり安定した心でいれる。早熟な子は妊娠可能になる。
手術適齢期
6か月までに不妊手術することでストレスの少ない人生を歩めます。
7か月 高校生 もう心身ともに大人。女子は乳腺が発達。犬の男子は片足を上げたおしっこをはじめる。テリトリーを意識しはじめる。大人の言いなりにならずに自ら行動しはじめる。
1年 成人式 りっぱな大人。自ら行動したい。できれば群れのリーダーになりたい。自立したい。人みしり猫みしり犬みしり車ぎらいが激しくなる。
7か月を過ぎた手術でも、おだやかにホルモン調整されてゆきます(時間がかかります)
生後6か月までに不妊手術することで守られる心身の健康


女子 子宮蓄膿症
卵巣腫瘍
乳腺腫瘍
*妊娠をさける
*さかりのイライラをさける
*情緒安定する
*本来の性格になる
男子 前立腺疾患
精巣疾患
・アルファ願望の低下
・ケンカが減る
・スプレー行為が減る
・家出願望の低下


女子 子宮蓄膿症
卵巣腫瘍
乳腺腫瘍
*妊娠をさける
*アルファ願望の低下
*レイプの恐怖がなくなる
*本来の性格になる
男子 前立腺疾患
精巣疾患
・アルファ願望の低下
・無駄吠えが減る
・マウント行為が減る
・マーキングが減る
・家出願望の低下
とくに女の子の乳腺は7か月で完成までに発達します。その前に手術することで乳腺腫瘍の発症率は0.05%以下におさえることができます。(卵巣と子宮の両方とった場合)
例  アメリカ
行政の動き 不妊手術を義務化、登録料に差をつける(毎年約10ドルと100ドルの違い)シェルターは不妊しない人からの罰金で運営するという意思の現れ。
医療現場 不妊手術をすすめないと、医療過誤、怠慢診療として責任を問われる。医学はまず予防から。不妊手術は多くの病気を予防することができることから。
社会的任務として低料金にて行い市民に普及するよう努める、という考え方が浸透している。
不妊専門病院があるほど一般的で利用者が多い。(安い例メス犬50ドル、メス猫30ドル、オス犬猫の去勢15ドル等。)
動物専門スタッフ しつけ教室などのプログラムに不妊時期も組み込まれている。最終手段として参加者含む村八分になるなど。
市民の意識 不妊手術やワクチンを怠る人は「お金と教養のない人」と考えられている。
「不妊して本来の姿になれる」との意識がある。
おまけ・恋のレッスン
種類 恋の部位 刺激される器官 どのように? どのくらい?
視覚 人は食べ物を選ぶのも、恋をするのもお猿さんと同じ視覚的な刺激で相手を選びます。相手が男子か女子か、年上か年下か全体像をまずは見て判断します。 相思相愛なら駆け落ちもありくらいの恋もある…
聴覚 猫は発情を迎えた女子の歌声に、男子は燃え上がります。人には聞こえないほどの広範囲で音を聞き取っています。 一つの町に1匹の歌姫がいれば町中の男子はたまりません。
嗅覚 犬は発情を迎えた女子の香りに、男子は燃え上がります。人にはもちろんにおいませんが、犬の嗅覚ではかなりの広範囲を感じています。 一つの町に1匹のアロマテラピストがいれば町中の男子はたまりません。
まとめ
つまり、犬や猫の発情をそのままにすることを人の男子に例えると、
家の前を裸の女子が行ったり来たり…
毎日が恋わずらい…
その精神的苦痛を穏やかにすることも不妊手術の目的です。
では避妊去勢には不安は全くないのでしょうか?
不安材料 具体例 理 由 回 避
麻酔 麻酔から覚醒せず死亡 ごくまれに麻酔が体質に合わず覚醒しないことがあります。 術前の検査をしっかりしてくれる獣医を選ぶ。ワクチンにもリスクはある、全てにリスクがあることを知っておく。
過食 超デブ猫 根拠がない(必要エネルギーの減少。エストロゲンやアンドロゲンが治療に有効でも原因とはなりえない) 6か月までに避妊去勢する。置き餌をしない。食事をルーズにしない。これは飼い主の管理がわるい。恋わずらいというストレスから開放されたともいえる。。
性格  きつくなる
穏やかになる
根拠がない(メスの場合、発情期の状態に比べ、やさしさがなくなったように見える) メスのさかりの時に比べて、平常時の性格に戻ったと考えるのが基本。イライラがなくなり穏やかになることも。
病気 尿路疾患(FLUTD) 根拠がない(因果関係は証明されていない) (様々な仮説、憶測)入院などのストレスを考慮し社会化につとめることで回避。
尿失禁 根拠がない(因果関係は証明されていない。女性ホルモンが治療に有効でも原因とはなりえない) 神経系統の異常を含む、複数の要因(肥満、運動不足など)が原因。
皮膚疾患 根拠がない(エストロゲンやアンドロゲンが治療に有効でも原因とはなりえない) 内分泌性の皮膚疾患は少ない。アレルギー性皮膚疾患が大多数を占める。
体型 小柄 根拠がない(成長できないとの古い意見あり)
以上 不妊手術によるデメリットや不安については現在のところ「麻酔」が大きいようです。
麻酔に関しては、主治医に正直な不安を話し、いくつも質問をさせていただきます。まず親である飼い主の心理的な不安を取り除きましょう 。 主治医との話し合いにより術前の健康診断を受け肝臓、腎臓、心臓の検査を受けることも可能かと思います。
親兄弟に麻酔で亡くなった子がいるときは必ず主治医に報告すること。
それでも不幸にして麻酔事故で亡くなる子はいます。
獣医でも予想の出来ないアレルギー反応や薬に対する反応がごくまれに起こるからです。
その確立はまだわかりませんが、人も麻酔からさめずに眠り続けてしまうことがあるのと同じくらいの数かと考えています。

麻酔で覚醒できかった事例はTailsでは1匹、友人2件2匹、計3頭です。(1995〜)
2001 Tails犬 Mr Ben(去勢手術にて)    
2004 猫 Mr Yoshi(尿道手術にて) 
2005 猫 Mr Sota(まぶた手術にて)
Tails 詠田(編集K)&協力者多数
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