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アトピーを知ろう 〜その3 アレルギーとは〜
アレルギーとはいったい何でしょうか?
一般的な医学的解釈は別のものにゆずりますが、アレルギーとは簡単にいうと「拒否反応」です。この拒否反応は、とくに拒否する必要がないのにもかかわらず、拒否してしまうのです。例えば、算数アレルギーは、算数を拒否する必要がないのに、何らかの要因で拒否してしまうことです。
アレルギー反応の場合、免疫が関係しています。私流にいうと、免疫とは「体の防衛軍」です。細菌やウイルスなどの外敵が攻めてきたときに、体を守るために戦うのが免疫です。また、がん細胞のように体内で反乱が起きたときに、それを鎮圧する部隊が免疫です。
このような自衛部隊の暴走がアレルギーといえます。例えば、日本の自衛隊が観光に来ている外国人に対して発砲していたらどうでしょう? また、善良な日本国民に対して、軍が戦いを始めたらどうなるでしょう? このような状態はかなり国内が混乱しているといえます。本来、敵でないものに対して、攻撃をしている状態がアレルギーなのです。
アレルギーの場合、大きく二種類に分けられます。一つは、一般的にいわれているアレルギー。これはダニや花粉、ある種の食物に対してアレルギーを起こすものです。自衛隊が観光客の外国人へ発砲している状態です。もう一つは、自分自身の体に対してアレルギーを起こすものです。これは、国民に対して攻撃を挑んでいる状態です。前者を通常、アレルギーと呼び、後者を自己免疫疾患(膠原病を含む)といいます。
このようにアレルギーは免疫の暴走なのです。免疫の異常な拒否反応といえます。しかし、この拒否反応は免疫だけに見られるのではありません。心理的にも同様なことが起きているのです。というのは、アレルギーの場合は他者を否定し、自己免疫疾患の場合は自分を否定しているのです。ですから、免疫がその気持ちに呼応して反応しているのです。
アトピー性皮膚炎や喘息を患っている方によく見られるのですが、「お母さんがこんな体にした」とか、「あの先生(医師)があのときあの薬をくれたから」などということをいわれます。これは「あの先生が嫌いだから算数が嫌い」というものに似通っています。 逆に、リウマチやSLE(全身性エリテマトーデス:膠原繊維が損傷を受け、全身の機能が低下する病気)といった膠原病の方は、自己否定感が強いように感じます。もしくは、自己を犠牲にしてまでがんばっている人という印象です。この精神構造が自分を免疫に攻撃させるようにし向けているのではないかと思います。
アレルギーの方の場合、たいてい、母親とか父親など身内の意見やアドバイスは聞けないのです。もし、助言などをしようものなら、烈火のごとく荒れます。ですから、親も腫れ物に触るように接するようになるのです。
ですから、他者否定感を捨て、大きな気持を持って、融合していくような精神状態を作り上げることが必要です。アトピー性皮膚炎や喘息を克服した方々は、必ず穏やかになり、変な攻撃性はなくなっています。ここに大きなポイントがあると思います。いくら肉体的に免疫の暴走が止まったとしても、精神的に他者を攻撃する要素が残っているとアレルギーの要素があるといえます。
自然体になり、他者も自分も攻撃しないような心理状態を作ることが必要です。そのためには、家族だけで対処していても難しいのです。信頼できる相談者(第三者)を交えて対応していくことです。家族はアレルギーの波に飲まれてしまっているので、発症している人を救い出すことは至難の業です。岸にいて全体の流れを見ながら、適切にアドバイスしていける人が必要です。ですから、適切な相談者を捜し、アドバイスを受けながら、精神的な面からくるアレルギーの要素を断ち切ることが大きな治療となるのです。
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