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アトピーを知ろう 〜その7 アレルギー発症の要因〜
現代では、乳幼児の3人に1人の割合でなんらかのアレルギー疾患を持っているといわれています。成人を含めても5人に1人がやはりアレルギー疾患だともいわれています。
アレルギー疾患の仲間には次のようなものがあります。アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、花粉症などいろいろです。花粉症などは国民病といわれるくらい、春先になるとマスコミも頻繁に取り上げます。
なぜこれほどまでにアレルギー疾患は増えたのでしょうか?
一つは生活環境の変化があげられています。車社会や工業化によって空気の汚染が深刻です。大気汚染が問題となっている地域は気管支喘息や花粉症などの罹患率が高いといわれています。
水も問題視されています。東京や大阪をはじめ、大都市での水事情は深刻です。安心しておいしい水を蛇口から飲むことはできなくなりました。残留塩素だけではなく、有害ミネラル、環境ホルモンなども含まれており、これがホルモンのバランスを崩したりすると考えられています。
また、食生活の変化は大きな要因でしょう。まずは、欧米化の食生活です。糖質(でんぷん)が少なくなり、タンパク質や脂質の摂取量がかなり増えています。ビタミンやミネラル、食物繊維の不足も上げられています。その上、食品添加物です。食品添加物は単品ではそれほど問題にはならないかもしれませんが、複合的に摂取していくと問題が起こるのではないかといわれています。
運動不足もアレルギーにかかわっています。喘息の患児が寒風摩擦や水泳を行うと発作が少なくなることもあります。車や電車などの交通事情が発達し、仕事も身体を動かすことが少ない方が多くなったために運動不足になりがちです。
睡眠不足は身体の抵抗力を低下させます。現代は24時間社会ですから、夜でも明かりを灯して生活することができます。その結果、免疫力がおかしくなり、アレルギーが発症しやすくなるのです。
その上、大問題がストレスです。ストレスでアレルギー症状が増強することはよく知られています。社会ではデフレ、リストラ、競争の激化などでストレスは増大しています。家庭でも夫婦間をはじめ、親子間でもストレスを感じている方が少なくありません。ストレスはもう大人だけのものではありません。いじめなどの問題で子供にもストレスがかかっているのです。
このように見ていくとアレルギーを引き起こしたり、増悪させたりする要因は山ほどあります。これでは、何に対して、どのように対処したらよいのかわからなくなります。この講座では、これらのことを少しずつ取り上げていく予定です。もし、聞きたいことや取り上げて欲しい項目がありましたら、掲示板にお願いいたします。なるべく要望に応えていきたいと思っています。
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