<瓜と龍蛇>
いまは昔、むかしは今(1)

網野善彦/大西廣/佐竹昭広編 福音館書店発行 本体8000円(^^;)
図書館で借りてきました〜。実は子供向けの本(^^:)ですが、
タイトルからわかるように(?)、「陰陽師」を読むのに役に立ちそうでしょ?(特に8巻?)
この本は、「現代の子供向けに、中世説話の持つ奔放なエネルギーを本の世界に解き放とう、、」
という意図のもとに編集された、全5巻のシリーズ本のうちの第1巻にあたります。
すごく昔に松本図書館でかいま見た記憶があり、「瓜から天の川が流れ出る」というイメージも
たしかにこの本で見たのだった、、と今回やっと確認できました。
(それについてはこちら参照)
ざっと見たところ、子供向け本というのに、なんだかえらい難解な感じ(^^?)を受けます。
いや、難しいというよりは、奥深いといった方がいいのかな?
とっても中味が盛り沢山で、うんちくだらけで、絵巻の紹介や説話が一杯でタメ(^^:)になります。
関連話では瓜仙人の話、乞巧奠の解説、北野天神縁起、棚機つ女の紹介などのほかに、藤原道長全盛の頃、
安倍晴明ほか4人の術者が献上された瓜にひそんだ蛇を退治した話も載ってます。
また、陰陽師に関連の無い話でも大変面白いものが多いです。(三輪伝説、箸墓伝説、道成寺話etc.)
この本、サイズが大きい上に結構なお値段なので個人で買うのは大〜変かも(^^;)。
でもたいがいの図書館にあるようなので、機会があれば探して見て損はありません。
(こういう時のために図書館はあるのだ)
不毛な関連本の紹介が続く中(^^;)、ひさびさに真っ当な「おすすめ本」です。
(第2巻「天の橋 地の橋」、第3巻「鳥獣戯語」あたりも面白そう)
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