<ジェニーno.13「十二単と花嫁衣裳」>

加藤福代・加藤寿子作品(日本ヴォーグ社)本体1400円
2002.02.22. ついに店頭に並んだ画期的な本です(^^)。(待ってたよ〜)
(余談:著者のお二人は「双子の姉妹」って点でも最強のゾロ目つながり(^^;?))
私的には「十二単と時代衣裳」ってタイトルにすれば良かったのに〜(^^;?)と思えるくらい
多くの時代衣裳が載ってて大満足(^^)。もちろん花嫁衣裳(白無垢)や紋付袴も載っているのですが、
やっぱこの本の見どころは「衣冠束帯・縫腋袍」「衣冠束帯・闕腋袍」を双壁(^^:)
とする「直衣」「狩衣」「水干」あたりの男子時代衣裳と、「白拍子」や
「能装束(羽衣)」「巫女服(千早)」あたり女子(?)時代衣裳でしょうかね〜。
(もうちょっと時代をくだった、武士っぽい「裃(かみしも)」や「五人ばやしの衣裳(^^;?)」とか
も載ってますが、その辺は私的にはあんまり興味なし(^^;))
さてその、「衣冠束帯・縫腋袍」や「衣冠束帯・闕腋袍」のなにが凄いって、
衣裳の型紙や作り方や構造の説明ももちろんだけど、冠(垂纓&巻纓)や笏や石帯や太刀や平緒や
魚帯や浅沓や'おいかけ'(^^;:)といった細々とした小道具の作り方まで載っているのが凄い(^^;;)!
まあ良く見ると「狩衣」姿の背景写真がどうみても江戸時代(^^?)なお城っぽいとか
変なところもあったり、全くのシロウトの人がこの本を見て実際つくるには並はずれた情熱か
手先の器用さや国語的読解力が要りそうで(^^;)、はっきり言えば難易度は非常に高いと思われるのですが、
それでもこの本が無くて、たとえば「時代衣裳の縫い方」などを参考に博物館やインターネットや実物を
自力で研究(^^;;)して自作することを思えば、その敷き居は格段に低くなった事は確かで、その意味でも
本当〜〜に画期的だと思います。(まさか型紙を6倍にすれば人間用に、、(^^;)はならんか)
本当に、『着せ換え人形服の作り方』BOOKというより、
『着せ換え人形で見る時代衣裳の構造と名称と着付け方』参考書、、って感じで
つまりは眺めるだけでも(^^)充分価値があると思います。
どうか皆様も店頭で是非中身を鑑賞してみてくださいね〜〜(^^)。
この本と、本物の写真集か実物を博物館等で見れば、もう平安装束は怖いものナシ!?
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【参考文献等】
『時代衣装の縫い方』(専門書)
『十二単のはなし』(参考書)
『ジェニーno.5「ロングドレス」』(ドリカム(?))
『ジェニーno.3「ゆかたと着物」』(初心者におすすめ)
『トンデモ本・女の世界』(そういう見方も一理ある)
<『束帯』『衣冠』『直衣』『狩衣』の違い>(一夜漬け)
<1-(4):平安時代の衣装(装束)関連>(ネットでお勉強)
<東洋時代衣裳室>(随時作品募集中(^^:))
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