大掴(おおづかみ)源氏物語
< まろ、ん?>

小泉吉宏著 幻冬舎発行 本体1,300円
いや〜〜、面白かった(^^*)。
昔から、こういう「目に楽しい」「おおづかみ」な本は好きな類いですが
この本は傑作ですね! 出版された2002年に本屋店頭で見かけた覚えが
あるのですが、その時は1300円が財布に痛くて買うにいたらず、4年たった今ごろ
某BOOK OFFの100円コーナーにて再会しました(^^)。
何度読んでも面白くコストパフォーマンス最高だ〜♪ オールカラーだし。
この本では源氏物語の各帖がすべて見開き(2頁)内に一目瞭然にまとめられてて実に簡潔です。
(各ページが4コマでなりたってるので)つまり各帖4コママンガ2つ分。
帖のあいだあいだにはちょっとしたウンチクとか関係図とか和歌の解説もあり
複雑な物語を理解するのに実に分かりやすい親切設計になってます。
キャラクターも4コマまんが風で大変カワイイのですが、意外にも
時代考証は大変しっかりされているのがまたさらに楽しい♪
小さいながらもしっかり描かれた装束や文様や調度がツボツボです(^^)。
(舞楽装束とかもね)
しかし、いまごろ「源氏物語」を読んでるなんて超遅すぎですね。
実は私、現代語訳はおろか「あさきゆめみし」(>漫画ね)でも2/3までしか読んでなくて
それも社会人になりたての頃だったから、、もうン十年前なのでうろ憶えになってて
源氏物語の全体を見渡すとこういう話だったのかと、この本でやっと腑に落ちた次第。
ひまができたら漫画じゃないのにも挑戦してみようかな〜。
でもとりあえずはこちらの本を眺めてるだけで充分楽しいです。
「絵(図像)」っていいね〜〜。
なお主人公(光源氏)は栗(マロン)顔に描かれてて「まろ」と呼ばれてます。
ライバル頭中将はソラ豆だったりして、、、ああシュール。。。
ブックデザインは陰陽師と同じ祖父江慎さんでした。
[2006.07.17]
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