<魍魎の匣(もうりょうのはこ)>

京極夏彦著(講談社ノベルズ)1200円

「姑獲鳥(うぶめ)の夏」でだけでは京極作品の魅力が理解できない?
と思い、もう一冊を今度は丸2日かかって読みました。
読んでる間はそれこそ曳き込まれる感じでぐいぐい読めるし、
「姑獲鳥(うぶめ)」よりはこっちの方が京極堂という陰陽師の
活躍が多くてよかったかな? 正直面白かったと思う、、、
「方相氏」とか「反閇(へんばい)」がらみのうんちくも
あって、いろいろ読みごたえあるストーリーだったし、、。
が、、でもでもやっぱり私はこういう陰惨な話は苦手です(^^;)。
カドフェルと比べてはなんですが、同じミステリーで、
同じように殺しも出てくるんですが、読み終わったあとに、
なんだかこう「幸せ」な気分になれないんですよね〜、
カドフェルと違ってこのシリーズでは、、。
って、まあ個人的嗜好の問題ですが、、(^^;)。

ただ1ケ所だけ妙に気に入った箇所があります。
 主人公の陰陽師(>京極堂)のセリフなんですが、、、
  『僕は嘘(うそ)と坊主の頭は結(ゆ)った事がない。』って(^^;)、、
ここだけは大ウケ!(^^)

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