<新・竜の柩(ひつぎ)>

高橋克彦著(祥伝社/NON NOVEL)本体971円
『白妖鬼』のあと続けて読んだ著者高橋克彦さんのオカルト対談集『1999年』が
なかなかに興味深かった関係で、そこからイモズル式に読んだのが『総門谷』『竜の柩』
『新・竜の柩』という代表的な長編伝奇小説群と『玉子魔人の日常』『またふたたびの玉子魔人』
『書斎からの空飛ぶ円盤』などのエッセイ集なのでした。
小説『総門谷』は全編戦闘・殺リク場面が多くて破壊的で(^^;)イマイチ好みで
なかったですが、両『竜の柩』シリーズは私にも面白かったです。個人的には特に
『新・竜の柩』の方が、ハッピーエンド(^^)だった事もあり好みでした。
『新・竜の柩』って、舞台が古代オリエントなんですよね。(>実は好きな時代なのだ(^^))
「イシュタル(=アシュトラ)」という「海底」が縄ばりである女神が出てくるところや、
「驚くべき日本神話との関連」部分は以前読んだ『空海は古代ユダヤの錬金術師だった』
と同じ主張なので、大きな目でみれば我らが「陰陽師」にも繋がる内容なのかも(^^?)。
一方『竜の柩』の方は現代日本が舞台なのですが、全編にまき散らされた
細かいSF的仮説のウンチクが面白くて面白くて、(>ほとんど漫画『暗黒神話』のノリ(^^;))
(>いままでに読んだ日本超古代文明や古史古伝、オカルト話などのデパート状態(^^;:))
とってもはまりそうです(^^:)。しかし、登場人物や、力を込めて書いている?ドンパチ
なんかどーでも良くて「ウンチク」「仮説」部分が面白かったなんて、ちょっと
失礼な話なのかも、、(^^;)。とはいえ、そういう見方をしている私なので
小説と平行してエッセイ集でも語られるその手の話がまた、とても面白かったです。
ここまで読めばあとは『炎立つ』を読むか読まないかを迷うところです。
晴明と同じ名字の「安倍氏」の話ってあたりは気にかかるんですが。。。
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