<身体にやさしいインド>

伊藤武著(講談社+α文庫)本体980円

平安時代が舞台の小説はたくさんあるし、晴明様がらみの小説もたくさん
あるらしいですが、実は私は小説読むのが苦手(^^;;)なのであります。
んでもって、こんな文庫(挿絵が多い)を読んでおりましたところ
なかなか興味深かったので紹介いたします。
簡単に言えば、とある青年のインド旅行記、それも「食べ物」&「神話/伝説」に
重点が置かれた旅行記で、さまざまな料理法ほか各種イラストが豊富です。
そんなテーマの関係で、実にいろいろな話(ウンチク)が語られていまして
とてもひとことでは紹介できませんが、「神秘」という面から見て見ると
これがところどころ「陰陽師」に通じる話があるのです。(さすがインド)
たとえば、とある呪術の残る村でヨガの心得のある著者は「花咲く植物」の意識
の中に入る経験をするわけですが、、、たしかこれは晴明様も得意ですよね(^^?)。

『植物にだって心はある。いや、何にだって、この石ころにだって、心はある。
心が本体であり、形態(現象)はそれに付き従う影と言ってよい。
それを知る事が、超能力(シッディ)の秘訣じゃ。』
とは、とあるインドの行者の言。

ほかにたとえば、、、麻の雌花を焚いて麻薬に使うとか、、、。
黄色が古くから吉祥の色であるとか。(?)
竜に関する伝説や呪術の共通性とか。

ひょっとして「陰陽道」のルーツがインドにあるんじゃないかと思う位です。
(>あっ、これは私の持論でしたか(^^;)。ハハハ)

まずはもって、、文体も軽く、愉快に読めて面白い本だと思いました(^^)。

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