<スター・ゲイト>
アンドレ・ノートン著 (早川文庫)
定価380円(※S61年当時)
いまは絶版になっているSF小説です。挿絵および表紙絵を岡野さんが描かれているのと、
「スター・ゲイト」というタイトルから、ひょっとして陰陽師10巻での晴明の「ゴーフルの謎」
(カシャ、、、ての)が解けるかも?と思い、ネットで見かけたのをGETしてみました(^^:)。
内容を一言でいうのは難しいけど、表紙絵の少年が主人公の、異星界における並行宇宙冒険SFです(^^;?)。
とりあえず映画の「スター・ゲート」とは無関係な作品だったって事は確認できましたが
「ゴーフルの謎」とはそれほど関連なさそうで(^^;?)結局謎解きまではいたらなかったです〜。
原作が発表されたのは1958年との事で、出てくる宇宙船とかもなんとなく古風なSFでした。
さて、以下余談(?)になりますが、、、
私はSFとかもあまり読んだ事も無くて全然知らなかったのですが、この本の解説によりますと
原作の「アンドレ・ノートン」という方は女性なんですね?! (男性名かと思ってた、アンドレって、、)
結構有名な方らしくて、他に代表作として《エストカープ》シリーズというのがあるそうな。。
「エストカープ」、、(^^;?)。むむ、エストと聞いて私が即思い当たるのは「消え去りしもの」のエスト!
「消え去りしもの」の話が展開する土地の名前がたしかエストだったよな〜?
さらにネットで《エストカープ》(魔法の世界?)シリーズというのを検索して分かった事には
その《エストカープ》シリーズという創元推理文庫の表紙絵を描かれているのが
武部本一郎という有名な方だったという事!
(※:武部本一郎作品については「SF美術館」さんというサイトの3号館を是非ご参照ください。)
おお、武部本一郎といえばまさに岡野さんが「とっても好き」で
かなり影響されたと以前どこかのインタビューで名前を挙げておられた方ではありませんか(^^)。
なんとなくミッシングリンクの一部を発見した気分になったりして(^^:)。
きっとそちらの方に、より根源的な岡野ワールドのルーツがみつかるカモ、、てんで
早速《エストカープ》シリーズ(全5巻)の方の探索も進行中です。(また読んだ暁には報告します)
また他に岡野さんが装丁(表紙絵)を担当したハヤカワ文庫は何冊かあって、『冬物語』(タニス・リー著)、
『影に歌えば』(タニス・リー著)、『辺境の惑星』(アーシュラ・K・ル・グィン著)などなんですが、
いずれも現在は絶版になっているようですが、今思うとその当時の岡野さんってまだデビューから
4〜5年頃だった勘定なので、そう考えると意外と凄い大役(抜てき?)だったのかも、、、とか
いろいろ想像も膨らませております。(SF文庫の表紙は他に萩尾望都さんとかも描いておられます)
さらにもっと余談になりますが、かの『妖女サイベルの呼び声』、あれがハヤカワ文庫のファンタジーの
シルーズの第一作目だったんですね〜。作品番号が<FT1>(FT001)という事に、今回初めて気がつきました。
岡野さんは後にそんな大好きな作品を永年の夢を叶えてのビジュアル化を達成しておられるし、
きっと大好きだった挿絵画家(武部本一郎)が表紙を描いているのと同じアンドレ・ノートンの本という事で、
この「スター・ゲイト」の表紙執筆時もさぞかし栄誉に思いつつ描かれたのでは、、と勝手に想像する私でした(^^:)。
(もちろんル・グィンの表紙ってのも、凄いと思う〜)
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