<タロット・トンデモ説(^^:?)

浄蔵の住む八坂に晴明と博雅が尋ねていった際、「塔(タワー)」について晴明が
「神の冗談(ジョーク)はきつい」と言っているのが漫画にタロットが顔を出した(^^?)二番目
(>最初は杯の二)だと思うのですが、その後の展開がなんとなくタロット順(塔→星→月)かも?
と思っていたところ、なんとその事が作者ご自身の口から語られていると知り
(>「鳩よ!」陰陽師特集号P30)、それならばと、一部の掲示板でうけました
『物語が第一話からもタロット順に展開しているようにも思える』という(^^;)
トンデモ仮説をここに絵入りで分かりやすくご説明したいと思います(^^)。
***
[注]
タロットについては全然詳しくないので(^^;)、
主に絵柄(形態)からの類推(アナロジー)が中心ですが、それと私の持っている
「初心者用タロット(TAROT starter)」に記されている、簡単なキーワード(意味)を類推の
主な根拠・手掛かりにしております(^^:)。
(他にはネットで検索したネタが少々、、)
***

0:愚者

第一話「安倍晴明、忠行に随いて道を習ふこと」
(キーワード:冒険の始まり)

1:魔術師

第二話「玄象という琵琶、鬼のために盗られる事」
(ズバリ魔術師晴明(^^)/キーワード:詐欺)

2:女教皇

第三話「梔子(くちなし)の女」
(形態:女&手に持った経典/キーワード:洞察力、潜在意識下の記憶)

3:女帝

第四話「鬼の道行き」
(形態:女/キーワード:結婚、妻)

4:皇帝

第五話「天の邪鬼」
(形態:男/キーワード:完成)

5:法王

第六話「黒川主」
(形態:男/キーワード:儀式主義)
※全ての話の中で、これが一番忠実に(儀式的に?)原作を視覚化していると思う。

6:恋人

第七話「鬼やらい」
(形態:真ん中のおたおたする男が博雅君に見える(^^;)
/キーワード:誠実さの試練)

7:戦車

第八話「蟇(ひき)」
(戦車はひくものです(^^;)&乗り物に乗っての異界行
/キーワード:もめごと、復讐)

8:裁きの女神

第九話「白比丘尼」
(形態:女、剣/キーワード:誠実な願い、自己満足)

9:隠者

第十話「博雅朝臣、宣耀殿の御遊びにて背より玄象の離れなくなること」
(マント姿が玄象を背負った博君に見える(^^;?)/キーワード:引きこもり)

10:運命の輪

第十一話「露と答えて」
(登場人物の多さや高貴な兄弟のエピソードがなんとなく運命の輪(^^:?)
&下方の流れは芥川?/キーワード:運命、宿命)

11:女力士

第十二話「桃園の柱の穴より児の手の人を招くこと」
(キーワード:度胸、確信、決心、挑戦、行動)
※この辺から岡野晴明の本領が発揮され始めたって事で、女力士=作者か(^^?)。

12:吊し人
          ←(C)岡野玲子/夢枕獏/白泉社
第十三話「源博雅、朱雀門の前に遊びて鬼の笛を得る事」
(当仮説中の白眉(^^:)。逆さまの男の子〜♪)
※この一致により、この仮説に強く確信を抱きました(笑)。

13:死神

第十四話「菅公、女房歌合わせを賭けて囲碁に敵らむ」
(作画のあまりのハードさゆへ打ち死状態のアシさん多数、、の事かと(^^;???))
※素直に読めば、死神=菅公。

14:節制

第十五話「安倍晴明、天の川にゆきて雨を祈ること」
(これはわかりやすい(^^)。瓶から瓶へ移し替えられている水、そして女神)

15:悪魔

第十六話「瓜仙人」&
第一話「源博雅、思わぬ露見(ところあらわし)のこと」
(首に縄つけられているのは管狐達か、もしくは悪魔な従者(笑)の罠にはめられて
結婚という鎖に繋がれた主人達か(^^:?)/キーワード:隷属、束縛、自虐)

16:塔

第二話「内裏、炎上ス」
(崩壊する建物と逃げまどう人々/キーワード:全面的又突発的異変)
※破壊、、って解釈でいいのかな? もしくは天罰。

17:星

第三話「天文博士賀茂保憲、冷泉院遷御において反閇をつとめること」
(10巻P115で「星が、、」、P127で「星(スタア)、、」っていう記述があるのと
話全体が幸福な感じがする(^^;?)/キーワード:希望、明るい見通し、幸福)

18:月

第四話「安倍晴明、建禮門の前にて安摩を舞うこと」
第五話「安倍晴明、竜宮の宝玉を得ること」
第六話「安倍晴明、温明殿の霊剣を修理すること」
(作者本人が上記3つを「月三部作」だと明言してます〜〜〜(^^)v♪
/キーワード:不明瞭、危険、表裏のある、二心)

***
以上が私が感じたタロット順陰陽師なんですが、実はコレ、「鳩よ!」で
作者が解説している順番と肝心なところが違っているんですよね(^^:;)。あはは、、困った(><)。

どう違うかというと、岡野先生は
15:悪魔(デヴィル) → 内裏炎上(物質の崩壊)
16:塔(タワー) → 八坂で向かい合う晴明と博雅(復活)
次に各々の本領が発芽して、、17:星(スター) 
との事なのですね。

というわけで、一部作者と違う解釈が入ってます事をお断わりしつつ(^^;;)、
このトンデモ説を楽しんでいただけたら幸いです。
(>私は考えている時、結構楽しかった(笑))

&今後の展開(太陽→審判→世界)が楽しみです。
[2001.06.23記]
[同12.31加筆]

7年ぶりで〜す(^^)/
その後の展開はどうなったでしょうか?
早速見てみましょう。

19:太陽

第七話「安倍晴明、闇に懐胎すること」
第八話「安倍晴明、闇を解くこと」
第九話「賀茂保憲、高雄山にて霊剣を修理すること」
第十話「安倍晴明、天の珠を得ること」
(晴明と真葛の二世の受胎から誕生まで♪/キーワード:結合、喜び、成就)
※子供が生まれるのは合ってますね♪ でも霊剣は、、??

20:審判

第十一話「帝、新造内裏に遷御す」
第十二話「藤原兼家、新甞祭に於て、自ら神饌をつとむ」
第十三話「安倍晴明、火珠と方諸を手に入れること」
(閉所より脱出する兼家君やら天の祝福やら/キーワード:再生、覚醒、治癒、吉報)

21:世界

最終話「三國相傳陰陽管轄ホキ内伝金烏玉兎緑玉碑文」
(真ん中の人物は両性具有者。また永遠に若く、かつ、おそろしく年をとっている。。
って事で道満かと(^^)/キーワード:完成、最終的変化、永遠)

という事で、いちおう完結♪
作者はまったく意図してなかった(※月三部作以外は)にしては、よく
合致したな〜と、、感心する次第です。(天?に)

[2008.07.13記]

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