在原業平&在原行平
(ありわらのなりひら)(ありわらのゆきひら)

美男&プレーボーイで有名な伊勢物語の作者でもある在原業平と、その異母兄です。コミックの中でも説明されているように、この二人には高貴な出身でありながら政変の犠牲になった悲劇の貴公子、、といった印象が一般にあります。
実際は、お兄さんの方はわりと順調な出世をして堅実な生活を送り、中納言までになって政界の重鎮として世を去ったそうです。一方、業平の方の出世はおそかったようで(^^;)、その理由は「露と答えて」にもある藤原高子とのスキャンダルのせいだったのかも?しれません。(違うような気もする?)

ちなみに、お兄さんの行平は(弟の醜聞のとばっちりで?)一時期須磨にひきこもっていた時期があり、それが『源氏物語』の光源氏の須磨行きのモデルとなったらしいです。また、お粥を炊くユキヒラ鍋も須磨での行平からの連想でそういう名前になった(^^;)と田辺聖子さんの本に書いてありました。(平たい土鍋は元来塩焼きの道具。また須磨は塩焼きの名所であったとか。)

ところで、コミックの中での「初冠も忘れられ二十五の年まで垂髪のままであったとか、、」の在原業平の姿を見て「厩戸王子!?」と思ったのは私だけでしょうか(^^;)。

     まめ男(^^;)?
『千早振る 神代もきかず 竜田川 から紅に 水くくるとは』 
(在原業平朝臣)

  兄上
『たち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば いま帰り来む』
(中納言行平)

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