唾壺

連載当初ちょっと分からなくて、でも掲示板で教えてもらってすぐ謎が解けた古〜いネタです。疑問の主は下の画像。この皿に中に入っている奇妙な形の謎の物体は何ぞや? と思ったものですが、答えは保兄の吐き出しただったわけで、それが入っている容れ物の方は「唾壺」と呼ばれる器、、という事でした。


11巻 P302 左下のコマ

話の流れから行っても、保兄が異常な怖れを感じて衣服を正装に整えている最中に「手水をもて」と言って取り寄せて、口をゆすいで吐き出したのがこの図、、という流れなのですね。本来は高速で動いているモノの一瞬が止めて描かれているので、ちょっと考えてしまった箇所でした。 (※これまた古い話ですが、以前NHK-BSのマンガ夜話で話題に上った5巻143Pの「御簾に刺さった瞬間の矢」とか、その前のページの「みずすましが動いた一瞬」と、要は同じ手法で描かれている箇所だったんですね。マンガ夜話の「夏目の目」コーナーの冒頭で指摘されているように、岡野さんの漫画では、早い動きを表現する時、動線は使われず、止まった絵で表現するという手法をとっているという事を再認識しました。)

ところで、この絵の奇妙な形を見て、私が最初に連想したのは「鮫の卵(^^*;)」でした。ずっと前にどこかで見たんでしょうね。文脈的には全然おかしいのですが。(※ちなみに、鮫の卵の画像を捜して検索してたらこんなページ発見。ネーミングは素敵なんですが、、^^;;)

あと大相撲の中継とか見ていると、力士が土俵に上った時の「力水をつけて貰う」とかの際に、同じ動作をしているのを見る事ができます。水で口をゆすいだその後、白い布(か紙?)で保兄のような仕草(口をかくす格好)をして吐き出してます。(※相撲はもともと反閇だというし、房の色とか五行入っているし、、いろいろ見てて楽しいです^^)

[2007.01.14]
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