ヒュパティア

なんで平安時代の話にいきなりアレクサンドリアの女数学者(^^;?)と、連載時の第一印象では大変違和感と抵抗を覚えたエピソードです。が、次第に、まあ「三国相伝」って事なので(日本とエジプトだけだと2国なので)ここで第三国目(ローマ帝国)のエピソードが入って丁度「三国」になるし、いいんでないの?と、なんとなく納得した覚えがあります。

しかし13巻まで出た後で読み返してみると、連載中に感じた違和感はさほど感じなくなりました。というか、全体の流れで見るととても絶妙なエピソードだと分かりました。(こういうのを見ると、漫画はやっぱり単行本を待った方がいいな〜〜と思えるのですが、、)ちゃんと理由と順番があってここに挿入されているんだ、、。

ヒュパティアという人は、さほどメジャーな人でもないので情報が少なく、今では岡野さんの漫画がビジュアルも伴ってて一番詳しい(^^?)とも思えるのですが、やっぱりここは漫画の方でははっきりとは書かれていない、その残虐な殺され方などについてWikipediaで読んでおくと、さらにしみじみと感情移入でき理解も深まるかと思われます(TT)。

いまでは、短いページ数で&悲劇の予感を感じながらも、余韻のある暖かい終わり方(テラスから灯台を見ているシーンね)で、私の好きなエピーソードのひとつになってます。(>アレクサンドリア図書館まわりをちょこっと垣間見れたのもうれしい、、)

なお岡野さんはヒュパティアの事を1980年放送のNHKドキュメンタリー(カールセーガン博士の)「コスモス」で初めて知ったという事を連載時にOGDOADのコメントで書かれていました。またヒュパティアの悲劇は自然科学と神秘思想の統合の失敗によって起こったとも。そして、今度こそうまく行って欲しいとも、、、、♪

[2007.02.18]
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