囲碁
(摩訶さん提供「サルでもわかる囲碁教室(^^)」)

読めばわかるように「巻の七」は『天徳歌合わせ』がメインテーマなんですが、
それを「表」とするならば、「裏」のテーマは『囲碁』なんですよね。
当初は「なんで『囲碁』なんかが出てくるんじゃい??」と思いましたが、
調べてみるとこれが奥深く、「囲碁」が発明されたのは紀元前2000年頃の中国で、
元々は天文地象の占い(星占い)や兵方の研究に使われたものだったというではありませんか?
黒石と白石も陰と陽を表わしているというし、十九路盤の交点のうち中央の1点(天元=太極)
を除いた残りの360個の点は 1年の日数を表わすというし、たしかに「宇宙」が感じられて
陰陽道とも関係ありそうです。 (となると、、今までジジむさい(^^;)イメージ
しか持てなかった囲碁が急にカッコイイなゲームに思えて来る現金な私(^^:)。)
それにしても、こんなに華麗に「囲碁」の事が取り上げられる漫画なんて、
今後100年出ないんじゃないか(^^;?)とも思います。
(※ ↑上記コメントは撤回します。「ヒカルの碁」の事、知らなかったの〜(><))

それはさておき、以下に、囲碁の基本ルールがわからない方の為の解説を
寄せて頂きましたので掲載させていただきます。提供は摩訶さんです。
(摩訶さん感謝です。m(__)m)
名付けて、「サルでもわかる囲碁教室(^^)」。早速行ってみよ〜〜。

<囲碁ってな〜に?>
囲碁は一種の陣取りゲームです。
つまり土地囲い込み私有地拡張のゲームです。自分の石(白か黒か)が
土地を囲むロープです。自分の石をつないで囲んだ領域が自分の土地です。
そして、もう囲むことがなくなったとき、白石で囲んだ領域と、黒石で
囲んだ領域のどちらが大きいかで勝負が決まります。
ところが、自分の土地を増やそうと石をつないだロープで囲み始めると
相手はそれを邪魔しようと囲ませまいとします。
そこで戦いが始まります。今度はロープから戦士に変わります。
戦いに負けた戦士は殺されて取り上げられます。
土地を囲む、石を殺す、攻める、守るの火花が碁盤上で繰り広がられます。
それで、囲碁は一名「烏鷺(うろ)の戦い」ともいいます。

<基盤と碁石>
碁盤は陰陽師コミックにも説明がありましたが、縦横19本の直行する
直線で構成されています。碁石はこれら線の交点の上に置いて行きます。
線だけの所に9個所の黒い点があります。これは「星」と言って広い
碁盤の位置をわかりやすくするための目印です。
また、盤の中央にある星を特に「天元」と言います。

図1.碁盤の全体
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10111213141516171819
┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐一
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤二
├┼左┼┼┼┼┼┼上辺┼┼┼┼┼右┼┤三
├┼上●┼┼┼┼┼●┼┼┼┼┼●上┼┤四
├┼隅┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼隅┼┤五
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤六
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤七
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤八
├┼左┼┼┼┼┼┼天元┼┼┼┼┼右┼┤九
├┼辺●┼┼┼┼┼●┼┼┼┼┼●辺┼┤十
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤十一
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤十二
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤十三
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤十四
├┼左┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼右┼┤十五
├┼下●┼┼┼┼┼●┼┼┼┼┼●下┼┤十六
├┼隅┼┼┼┼┼┼下辺┼┼┼┼┼隅┼┤十七
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤十八
└┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘十九


<基本ルール1>
1手ずつ交互に打つ。
黒石を持つ人を「黒番」または「先番」と言い、白石を持つ人を「白番」
または「後手番」といいます。
白を後手番と言うのは、ゲーム開始のとき先に打つのは必ず黒だから。
対戦する2人にハンデがある場合は、上手の人が白石、下手の人が黒石
を持ちます。

<基本ルール2>
相手の石を囲んで取る。
白と黒の間に隙間無くぴったりと包囲された石は、石を取られてしまいます。
例えば図2の場合、白石によって黒石が完全に包囲されたケースです。
これで黒石は取られることになります。これを「石をアゲる」と言って、
取った石は盤面から外してしまいます。取った石のことを「アゲ石」または
「アゲハマ」といいます。
図2
●○┬┬┬○●●○┬┬┬
○┼┼┼┼┼○○┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼
○┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼
●○┼┼┼○●○┼┼┼┼
○┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼

また、黒石も包囲されるんじゃないかとヤバくなったら抵抗することが
できます。図3で☆印がまだ打ってない場合、黒石は白石が打つ前に
先に黒を打ってしまいます。これを「アタリ」といいます。
これで黒は一先ず安心安心....
図3
●☆┬┬┬○●●☆┬┬┬
○┼┼┼┼┼○○┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼
○┼┼┼┼┼☆┼┼┼┼┼
●☆┼┼┼○●○┼┼┼┼
○┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼

<基本ルール3>
打っていけない禁じ手がある。
囲んだ空間に自分で突っ込んで自殺することはできません。
図4で☆印がまだ打ってない場合、黒石をそこに打てば黒石は囲まれて
取られてしまいます。ここは囲まれた方の石が打っては行けない所です。
これを「禁じ手」と言います。
図4
●○┬┬┬○●●○┬┬┬
☆○┼┼┼┼○☆○┼┼┼
○┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼

しかし、囲まれていても自殺はダメですが他殺はOKです。
図5ー1は、黒石が白石を囲んでいます。ここでまだ打っていない☆印の
ところに白石を打つと白石は自殺行為となりますので禁じ手です。
しかし、☆印のところに黒石は置いてもOKなのです。
図5−1
☆○●┬┬●○☆○●┬┬
○○●┼┼●○○○●┼┼
●●┼┼┼┼●●●●┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼

そしてその結果が図5−2なのです。全部の白石を取っちゃいましたね。
図5−2
●┬●┬┬●┬●┬●┬┬
├┼●┼┼●┼┼┼●┼┼
●●┼┼┼┼●●●●┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼


<基本ルール4>
劫(コウ)の規則。
これは、未来永劫の気の遠くなるほど長い時間と言う意味です。
ある特殊な形になったとき、同じ所を黒が打ち白が打ち、また黒が打ち
白が打ち.....と全く際限なく続いて終わりがない場合があります。
そんなバカバカしいことを防止するために作ったのが劫(コウ)の規則
です。図6−1にその現象を再現しましょう。
☆印がまだ打っていないところで、そこに白石を打つと☆印の上の
黒石が囲まれて取られます。それが、図6−2の状態です。
図6−1
●○○○┬┬┬┬┬┬┬┬
☆●┼┼┼┼┼○┼┼┼┼
●┼┼┼┼┼○●○┼┼┼
├┼┼┼┼┼●☆●┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┼

そして、黒が取られた図6−2のまだ打っていない☆印のところに、
今度は黒石を打つと白石が取られて、元の図6−1に戻ります。
図6−2
☆○○○┬┬┬┬┬┬┬┬
○●┼┼┼┼┼○┼┼┼┼
●┼┼┼┼┼○☆○┼┼┼
├┼┼┼┼┼●○●┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┼

この状態を劫(コウ)と呼びます。
延々とこんなバカな打ち合いをしていてはキリがないので規則を
決めました。それは、劫の石を取られた方は、それに続けてまた
劫の石を取ることはできません。つまり、劫の石を取られたあと
別の場所を一手以上打ってからでなければ、その劫は取り戻せま
せん。これが劫の規則です。

以上が囲碁の基本中の基本の4つのルールです。
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いかがでしたでしょうか?
以上、提供は摩訶さん( Email:PXI10057@nifty.ne.jp )でした(^^)。
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