雨乞いと鏡

8巻の雨乞い話関係で、晴明宅に並べられた北斗七星形の盥に鏡が沈められていましたが『あれは何のおまじないか??』と思ってましたところ、掲示板の下記書き込みでおおかたが判明しました!(「まっち@金堂」お姉さんに大感謝!)以下、掲示板過去ログよりそっくり転記(^^)。

ず〜っと以前、8巻で、水をはった角盥に鏡が沈めてあるのは、雨乞いに 関係あるのか?ってなことが出てたと思いますが、吉野センセの「蛇〜日本の蛇信仰」(講談社学術文庫)で分かりましたよん。センセは、「カガミ」は「カガ」つまり「蛇」の古語の目、「カガメ」からの転化だとされています。白比丘尼伝承のある、天野の社の「鏡ガ池」を始め、全国各地に、池底から古鏡が発見された「鏡ガ池」や「蛇池」がありますが、蛇の象徴である「鏡」を蛇(水蛇=蛟、竜蛇)がもっとも好むとされる「水」に返すことで、「祈雨」の祭祀、或いは呪術につながる、と、述べておられます。また、蛇は祖先神でもあるから、祖先祭にもつながると・・・。イザナギ・イザナミの「ナギ」も、「蛇」を表わす古語です。サンスクリットの「ナーガ」に繋がるとかまで書くと、また反論の嵐でしょうからやめときますが、中国の祖神、伏犠と女禍も蛇体ですね。んで、コンパスと三角定規を持っている。止めてないやんッ!(笑)兎に角ッ! コホン。鏡を水に浸けるのは、雨乞いなんですって。ほほ。
ん〜、そうだったのか。「吉野先生のご本をもっと読まなくては」と思う私。(>実は1冊しか読んでない(^^;))

「盥に鏡」が雨乞いで、その盥が北斗七星形に並べてあるところから「天の水」(「天の川の水」)を乞うまじないになるんでしょうねえ。また確か「天の川は瓜が割れて流れ出た」って伝説があるから(*1)、天に対応する地上でも、しかもその名も「天河(^^;)」で、しかるべき手順を整えたあと象徴としての「瓜を」割れば、当然対応するように天の水が流れ出る(雨が降る)という呪術だったのでしょう。(「瓜割りの滝」で誂えた「瓜を7つ」を「七ケ所の龍神」に「源(みずのもと)」の博雅が雨を乞うて廻るとか、、)しかし「瓜」とか「龍」とか宇宙がらみの根源に詳しいあたり、さすが天文博士(陰陽師)ですね。小手先の術を知っているだけの坊主とは違う(^^;)って。やっとその辺については理解がすすんだよ。(しかし、、麻紐からみの事とか音階とかについてはまだ良くわからな〜い(; ;)。岡野さんご当人は8巻のテーマは「母性」だとおっしゃるので、多分その辺が麻紐やDNA螺旋と関連するらしいとおぼろには判るのだが、、)(あと「再生」ってテーマも入っていたような、、)  (*1:これ実は松本の図書館のどっかの本で読んだような記憶頼り(^^;)。ガゼネタだったらご免。)

ちなみに、こうやって森羅万象に多重に意味を重ねる当時(平安時代)の考え方を理解する良い参考書として、私が読んだ範囲でのおすすめ本は『絢爛たる暗号』です。以外と、現代でも広告業界の人が使っている「手法」じゃん(^^;?)なんて思ったりして、、。

(後半、支離滅裂気味な文章、、ご免)

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