藤原安子の生んだ憲平親王(後の冷泉天皇)です。いまは東宮(皇太子)ですが、コミックの時点で推定年齢は5〜6歳ってところでしょうか? とすると、憲平親王が生まれたのは多分949年頃だから、「鬼やらい」の年代はやっぱり955年前後って事になりますね(^^)。(追記:憲平親王も広平親王も950年誕生だそうです)
物の本によりますと、この御子の誕生は藤原師輔(兼通、安子、兼家らの父)が「変成男子の法」という怪しい修法によって安子の胎内で女を男に変えた事によってなされたそうです(^^;)。おまけにしじゅう祐姫や民部卿元方等などの呪咀を受けていたのせいか(^^;?)、18歳で父村上の死により冷泉天皇として即位した前後から精神がおかしくなられて、結局はわずか2年で同母弟の守平親王(円融天皇)に皇位を譲る事態となります。
そこら前後の政治状況はなっかなか複雑で(^^;)、私にはとても手に負えないのですが、ただ、冷泉から円融への王位継承の際に血なまぐさい陰謀が生じて、それが「安和の変」と呼ばれる事件だそうです。
若くして精神を病んで退位した気の毒な冷泉さんですが存外長生きをされて、亡くなったのは1011年、62歳の時だったそうです。