祐姫&民部卿元方
    (すけひめ)(みんぶのきょうもとかた)

実に頻繁に登場するので(^^;)いまさら説明するまでもない「怨霊 」親子です。祐姫は村上天皇の第一皇子である広平親王の母。民部卿元方は祐姫の父親です。普通なら広平親王が皇太子となるところを、後から生まれた藤原安子の第二皇子に強引にその座を奪われたので(^^;)、それがショックで死んじゃっちゃったんですね(^^;)、この二人は、、。 (※残された広平親王は、母と祖父に先だたれて成長しますが結局22歳の若さで亡くなります。「陰陽師」で元方&祐姫が化けて出ている頃は、まだ童だったはず。)

(在原業平の子孫か?否か?) 

ところで、この二人についてひとつ疑問があります。在原業平&在原行平の系図を見ていて気がついたのですが、在原業平の孫にあたる人で「元方」って名の人がいて、かつ、その娘が「祐姫」って名なのです。で、その「元方」という人は、敦忠卿のところでちょっと触れた「敦忠卿の美しき母」(=在原業平の孫)の兄であり、妹の「う〜〜んと年の離れた夫」(藤原国経という老人)のところに養子に行っているんです。(つまり、妹が義理の母(^^;)??) それはさておき、藤原んちに養子に行ったとすると姓字は「在原」ではなく「藤原」になりますよね。でもって、怨霊親子の民部卿元方さんも名は「藤原元方」なんです、、(^^?)よね。(巻の二の巻末資料には、「祐姫、父:大納言・民部卿藤原元方」と書かれてますので。)むむむ、、。

しかし一方、藤原の家系を探していくと、丁度年代的にもそれらしい所にもう一人「藤原元方」っていう人が載っていたりします。詳しい事は書かれていませんが、役職は「正三位大納言」とあります。その人の子供の記述はないのですが、やっぱりこっちの「藤原元方」さんの方が怨霊の元方なんでしょうかねえ??なぜって、「大納言」ってところが一致してるし、業平の孫の元方の方は「歌人」としか書いていない。また、養子に行ったはずの藤原国経の下に、それらしき人の記述もないのです。(妹の生んだ子は載っているが、、。)

そうはいっても、訳ありげに「祐姫」なんて名前が載っている点は疑問がぬぐいきれません。(女性の場合、なにか「理由」がないと名前が残るはずないと思う、、。)

〜追補〜
謎の解明』『謎の解明その2

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