第七話「鬼やらい」

岡野さんの描く「陰陽師」の話はどれも面白いしそれぞれ好きなのですが、今のところ私が一番好きなのは、この 第七話「鬼やらい」なのです。割と短めの話なのですが見所がたくさんあって本当に見飽きないです。
特に博雅の方相氏姿(^^;)と晴明の礼装姿&お勤め姿(^^)は最高ですし、管弦の遊びの様子からはじまって、年の終りに行われるさまざまな平安時代の宮中の儀式を目の当たりにできるなんて!こんな漫画はめったにあるもんではありません。御子様をねらう祐姫親子をはじめ、多くの女房や殿上人や殿上童も出てきて、いつもと違う緊張の空間、緊張の時間がテンポ良く過ぎます。そしてひと通りの儀式も終わり、やがて降りはじめた雪がケシを焚く晴明のかがり火に溶けてゆく場面なんかでは読んでいる方もまさに『カタルシスを感じる(^^;)』わけです。
最後の最後のひとコマも、弦が全部切れてビヨビヨになった玄象を手に博雅が「美しいな」と宙を見てつぶやくのに答える満足気な晴明の一言「うむ」で終わっているのですが、もう「おおみそかっ!」っていう脱力感満載で本当に本当に『美し』過ぎます、、。はあ〜(タメ息)。(こんな美しい漫画、見た事ないです(^^;))
ボリュームたっぷりのワイルドな博雅のザンバラ髪も良かったですね〜(ホレボレ)。て事で(^^;)、私の一番お気に入りの「鬼やらい」の話でした(^^)。

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