鈴木板金・房総ルーフの施工過程 | |
屋根の板金作業 |
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協力:君津市久留里の鈴木板金工務店さん |
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現在(2002年4月)建設中のM邸の作業の様子から M様、掲載の許可ありがとうございます。 |
鈴木板金さんのトラック 12m以上の板金を運ぶこともあるそうです。 今回の板金は、海を見下ろす丘の上なので 塩害に強いアルミの板金です。 |
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この様に段葺きにします。 この板金の形状で特許「房総ルーフ」を 取ったそうです。 |
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緑色の板金の本材に銀色の金具をつけて 葺いていきます。「房総ルーフ」は、横方向に 継ぎ目のない板金で施工もできますが、 材料の無駄を減らし予算を少なくするため 今回は、継ぎ手入りです。 もちろん、雨じまいには問題ありません。 |
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野地板の上にルーフィングを張り、 断熱材を入れて、板金を葺きます。 この白いのは、断熱材(発砲スチロール)です。 屋根の断熱材は重要です。 入れないと野地板の裏などが結露する可能性大です。 |
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ルーフウィンドウの付いた屋根は少し面倒です。 板金をはさみで切り、ウィンドウの枠材に板金を せり上げます。丁寧にコーキングします。 |
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さらに、完璧に水切りするためにカバーをつけます。 これは、板金で手作りします。 屋根の上で、さりげなくはさみを使ってますが、 結構、僕(誰?)は恐いと思います。 |
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これで、完成です。 野地板の面から、ルーフウィンドウの枠までの距離 ですが、今回は5cm弱でしたが、これだと短くて多少板金が やりづらいそうです。洋瓦だとアウトだそうです。 |
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今回は、破風も鼻隠しも板金で葺きました。 ログハウスの破風や鼻隠しを板金で覆うことは めずらしいと思います。 この板金工事と野地板に無垢材を使用していることにより、 屋根周りがほぼメンテナンスフリーになります。 屋根に何を葺いても、水切りには板金を使いますので、 良い板金屋さんに頼むことが、気持ちの良い家作りの基本です。 |
(有)鈴木板金工務店 0439−27−3158 0439−27−2142 |