| なぜ荒井店長が三匹も犬を飼う事になってしまったか? ビタミンハウスのマスコット犬についてお話し致しましょう。
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| それは、10年前の事でした。 | |||||||||
| この世に親も居ない・夫も居ない・妻も居ない・勿論、子供も居ない・兄弟も居ない。身寄り、親戚も誰も居ないとしたら、貴方はどうしますか?荒井店長の友達にそんな女性がいました。 戦後彼女は母子で片寄せあって生きてきました。彼女の母親は一人食堂をしながら彼女を育て上げたそうです。勿論、彼女の戸籍に父親は無く、昭和56年母親が亡くなると彼女はこの世でたった一人になってしまいました。友達も無く、男性とお付き合いする事も無く、気が付いたら47歳になっていました。 そんな時、ひょんな事から荒井店長と出会います。 友達も作らず、ひっそり生きてきた彼女は荒井店長と出会い一変に5人の友達ができました。 少しづつ人間不信がとれてきて、友達って心許しても良いんだ?なんて如々に考えが変わってきた頃でした。 52歳の彼女は癌を発病します。それも末期でした。荒井店長始め、5人の友達はチームを組み、毎日見舞い看病をしました。発病から5ヵ月後、彼女は帰らぬ人になりました。 彼女の遺言通り、荒井店長は遺言執行人という大役をはたし、彼女の財産をユニセフとさいたま市の『やどかりの里』へ、2分の1づつ寄付しました。大変難しい事でした。 言葉が無い彼女の死だったと言います。 「人生は捨てたもんじゃない。真面目に生きていれば、一人ぼっちでもだれかが絶対に救ってくれるもんだ」 それが荒井店長の口癖になりました。でも、彼女の人生には、言葉がありませんでした。 「どんなに辛い人生でもケンカしたり離婚したり、死別したり、色々あっても何も無い人生よりずっと良い。」 それが教訓になりました。葬儀の日、彼女を見送った友達5人は言葉なく。ただただ涙が溢れました。おかしな奴、バカな奴、良い奴、淋しい奴、純な奴・・・・・・。友達を無くした虚しさ、辛さは、日に日に強くなっていきました。 一年後、荒井店長は決心します。「そうだ、犬を飼おう!!私は犬を飼わないと生きていけない。」 それが三匹の犬との出会いのスタートでした。 実はその友達を亡くす3年前、荒井店長は、16年も可愛いがっていたシェルティ犬「ジュディちゃん」に死なれ、もう絶対に犬は飼わないと決めていました。ジュディー、あれから3年もたったから、もう次のわん子飼っても良いよね。 天国のジュディーちゃんに許しをこいました。空の上の上のずーと上から「もう良いよー!」ジュディーの声が聞こえた気がしました。 |
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