ダンディ君との出会い

荒井店長はブラーとペットショップの中へ・・・・さまざまな種類のわん子ニャン子が新たな飼主を求めてゲートの中で待っていました。
「欲しい犬はえーとあのドッグフードのテレビコマーシャルで見たあの茶色の毛の愛くるしい犬・・・あの犬なんて言うのかしら?

「いらっしゃいませ。」店員さんに声をかけられた荒井店長はテレビコマーシャルで見た耳が長くて毛が茶色でこうであーでと説明しますが、店員さんは耳を傾げるばかり、

あーどうして。私の説明で分かってくれないのかしら・・・と思いつつ檻の中を覗くと、おやまー!すっかりお腹を出したまま、備え付けの水をチューチュー飲んでいる。 
その犬がいるじゃーあーりませんか。

アッ、この犬です。この犬です。私が欲しかったのは、この犬です。」荒井店長は興奮した声をあげました。

キャーッ、可愛い、荒井店長は3年ぶりの犬の感触に、こわごわ抱っこ。可愛い!!抱かれたそのミニチュアダックスフンドは、嬉しそうに荒井店長の手をペロペロ舐めました。
可愛い。可愛い。なんて可愛いの!でも・・・

当時、荒井店長は朝7:50に家を出て、帰りは殆んど夜10時過ぎの超多忙な不動産営業マンでした。子犬の面倒は見られるかしら?頭の中をフトそんな不安がよぎりました。いいの!私は絶対犬を飼うの決めたのだから
22万円です。

エッエーッ!そんなー!そんなお金なーい!!もっと安い犬にしようか?飼うのを辞めようか?頭の中がグルグル回ります。一時間位あっちの犬、こっちの犬と抱っこしてたでしょうか?
やっぱり、この犬、カードで買います。
そうです。これが後のカード犬、いやっ「ダンディーパパ」との出会いとなりました。
我家に連れて来た可愛いワン子なんて名前にしようかしら?
荒井店長は考えました。ダン?うーん、いまいちそうねこの子はハンサムだから「ダンディ君」にしましょう。

ダンディ君との楽しい生活が始まりました。ダンディ君が来てからの荒井店長は、友達を亡くした悲しみから少しづつ立ち直って行きました。
店長は仕事が終わると可愛いダンディ君の元へ、何処にも寄らず一直線!だっこしたり一緒に寝んね。時には一緒にお風呂。休日は草津温泉の尻焼きの湯も一緒に入ります。可愛くて可愛くてルンルンルン!

4ヶ月後、荒井店長ダンディ君を買ったペットショップに愛犬との近況報告
「先日飼ったワン子可愛くて可愛くて雌ってどうゆうの?この犬種の雌が見てみたいわ」と言ったのが運のつき。数日後ペットショップから電話
「荒井さんですか?ダックスフンドの雌が入りましたので見に来て下さい。」
「エッ、だけど私買いませんよ。」少しあせった荒井店長
「いいんですよ。可愛いですから、見るだけ見に来て下さいよ。」
そういわれて見に行って驚いた。可愛いのなんのって掌に乗っちゃう程小さいの、まだ歩けなくてヨチヨチクタクタ・・・
まったく、思いもかけず、その雌のダックスを連れて帰る荒井店長の姿がありました。


休みはもっぱら犬の散歩です。
益々張切って仕事も絶好調。
荒井
店長の一番心安らぐ時間です。