参考文献
(自己蔵書から)

「旧東海道」を歩く前、歩いている途中、下記の本を次々購入し読み漁った。

    書     名 著   者 出 版 社 発行年   備    考
・「東海道名所記」1 浅井 了意 平凡社   1979年 万治二年(1659)発行。仮名草子・六巻
狂歌を詠みながら旅するという想定
・「東海道名所記」2    〃    〃    〃
・「東海道名所図会」復刻版(上) 秋里 籬島 羽衣出版 1999年 寛政九年(1797)発行.原本は和本袋綴じ
「変体仮名」なので読むのに苦労する
・「東海道名所図会」復刻版(下)    〃    〃
・「東海道名所図会」〔上〕 秋里 籬島 ぺりかん社 2001年 上記の本を、読みやすいように「現代仮名」に書き直した本のため、大変重宝する
・「東海道名所図会」〔中〕    〃    〃
・「東海道名所図会」〔下〕    〃    〃
・「東海道名所図会を読む」 粕谷 宏紀 東京堂出版 1997年 上記の解説本
・「完全東海道五十三次ガイド」 同ネットワークの会 講談社 1996年 旧東海道五十三次を歩くに当たってのバイブル
・「東海道中膝栗毛」(上) 十返舎一九 岩波文庫 1996年 ご存知、弥次喜多道中記
・「東海道中膝栗毛」(下)    〃   〃     〃
・「旅行用心集」(抄) 八隅 蘆庵 東京堂出版 1997年 200年前の用心集
・「江戸時代の神奈川」 神奈川近世史
研究会編
有隣堂 1994年 古地図・絵図をぎっしり掲載.。「分間延絵図」も多少
・「神奈川の東海道」(上)
・「神奈川の東海道」(下)
八幡 義信
   〃
神奈川東海道ルネッサンス推進協議会 1999年
宿場・寺社信仰・物見遊山・大名行列と幅広く記載
・「F.ベアト幕末日本写真集」 横浜開港資料館 横浜開港資料館
普及協会
1987年 幕末の横浜、東海道、箱根等の写真が豊富
・「江戸の旅文化」 神崎 宣武 岩波新書 2004年 庶民の旅を紹介
・「たべもの東海道」 鈴木 晋一 小学館 2000年 東海道の名物が目白押し
・「あるく・見る 箱根八里」 田代 道彌 神奈川新聞社 1992年 昔の箱根全体を詳細に紹介
・「箱根旧街道 石畳と杉並木」 大和田公一
伊 藤  潤
神奈川新聞社 1997年 石畳の成立を学術的に写真・図版で述べる
・「箱根その歴史と自然
 Q&A125」
箱根叢書刊行
企画委員会編
神奈川新聞社 2000年 一般的な箱根の総合知識
・「別冊山と渓谷」
 歩く旅・東海道を歩く
山と渓谷社
大阪支局
山と渓谷社 2000年 写真が豊富
・「別冊歴史読本」
 図説 東海道歴史散歩
同誌編集 新人物往来社 2001年 旅の様子、宿場の様子等挿絵なども多い
・「歴史と旅」
 東海道五十三次を歩く
同誌編集人 秋田書店 2001年
4月号
各宿場案内中心
・「旅」
 東海道寄り道わき道五十三次
同誌編人 JTB 2001年
5月号
大雑把な記述だが、宿場別宿泊案内がある
・「旅行読売」
 東海道五十三次全宿場を歩く
同誌編集長 旅行読売出版社 2001年
6月号
これも大雑把だが、やはり宿泊案内あり
・「歴史と旅」増刊
 江戸東京歴史ウォーク
同誌編集人 秋田書店 2000年
3月増刊
大江戸八百八町の名残と情緒の探訪
・「東海道五十三次いまむかし」 マール社編集部 マール社 1997年 宿場の今昔写真の対比
・「広重五十三次を歩く」(上) NHK出版編 日本放送出版協会 1997年 掲載写真が面白くない
・「広重五十三次を歩く」(下)    〃      〃
・「静岡あるく 東海道」 同誌編集人 フィールドノート社 2000年 県内宿場の見所・味処
・「東海道平塚宿と旅」 市企画室 平塚市観光協会 1978年 旧宿場の諸記録
・「神奈川県の古代道」 同右 藤沢市教育委員会 1997年 県内古代交通網と資料
・「伊勢参宮道中記」 石原 博 東京経済 2000年 武蔵國からの個人の日記
・「写真で見る 中原街道」 羽田 猛 2000年 明治期からの街道記録
・「特集東海道平成膝栗毛」 ジパング倶楽部 ジパング倶楽部事務局 2001年 2001年5月号

・「関所抜け 江戸の女たちの冒険」 金森 敦子 晶文社 2001年 史実を元にした読本
・「元禄を見てきた」 風野 真知雄 朝日ソノラマ 1998年 タイムマシンで元禄に行った
・「姥ざかり花の旅笠」 田辺 聖子 集英社 2001年 孜孜・博捜・誘掖など、いかにも知ったかぶりの語が頻繁に出てきてヘキエキする。
・「平塚花まち色まち物語」 今泉 義廣 湘泉堂 2007年 平塚宿の飯盛旅籠や飯盛女の話など。
・「相模野に生きた女たち」
 ---古文書にみる江戸時代の農村
長田 かな子 有隣堂 2001年 江戸時代の相模野に生きた女たちの結婚・離婚・女だけの長旅・駆け落ち・不倫など。

・「日本史広辞典」 日本史広辞典
編集委員会
山川出版社 1997年 本項目44000項目
・「日本地名百科事典」 白井 勝也 小学館 1998年 町・村まで項目あり
・「日本を知る事典」 編集委員 社会思想社 1997年 日本と日本人を知る、読む事典
・「吾妻鏡」第一・第二・第三 鎌倉幕府 名著刊行会 1968年 限定500部復刻版
・「日本交通史」 児玉 幸多 吉川弘文館 2001年 物、人の交通史
・「平塚の歴史」(上) 今泉 義廣監修 葛ス土出版社 1994年 平易な平塚市史
・「平塚の歴史」(下)     〃     〃   〃
・「神奈川県史」(全36巻・38冊) 同編纂室 神奈川県弘済会 1981年 文字通り、膨大な県史
・「新編 大言海」 大槻 文彦 冨山房 1982年 わが国最初の本格辞書
・「広辞苑」第四版 新村 出 岩波書店 1991年 現在の一般的な辞書

・県別マップル 「東京都」 同編集室 昭文社 1996年 「広域詳細道路地図」であり、交差点の名前からコンビニ,果ては牛丼の「吉野家」まで出ているので、実際歩く上で大変役立った
・   〃    「神奈川県」    〃   〃 1996年
・   〃    「静岡県」    〃   〃 1996年
・   〃    「愛知県」    〃   〃 1997年
・   〃    「三重県」    〃   〃 1997年
・   〃    「滋賀県」    〃   〃 1999年
・   〃    「京都府」    〃   〃 1999年

・「東海道さんさくマップ」20冊子
 日本橋〜三条大橋
各県東海道ルネッサンス推進協議会 (社)中部建設協会 1997年
2,3の宿場を1冊子にして旧道をイラストで詳細説明
・「宿場マップ  歩く・知る・
 発見する東海道!」5冊子
県東海道ルネッサンス推進協議会 建設省関東地方建設局 1999年 神奈川県内九つの宿場をイラストで5冊子に分け案内
・「日本往来・東海道
 ウォーキングマップ」10分冊
同事務局 JR東海 2000年 旧東海道の主な宿場十ヶ所、JRを使っての散策マップ

・「全国版 宿泊表」 ’97  5月号 編集人 アサヒ出版 1997年 県別にホテル・旅館等網羅
・「JR時刻表」    ’97  9月号 編集人 弘済出版社 1997年 新幹線の時刻はもとより名鉄名古屋本線、関西本線バス等の時刻を逐次調べた
・   〃        ’98 10月号   〃    〃 1998年
・   〃        ’99  4月号   〃    〃 1999年
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また静岡県庁・岡部町役場・由比町役場・箱根町役場・平塚市役所等へ旧道に関する相当数の地図・資料の請求をし、提供を受けた。及び「朝日新聞」「神奈川新聞」の記事等からも断片的な資料を得た。
尚、廣重画「東海道五拾三次」は静岡県由比町「東海道広重美術館」発行の「POST CARD」55枚組みを使用した。
「東海道分間延絵図」は是非手に入れたかったが、全24巻で510.000円! 仕方なく平塚市図書館で閲覧した。各宿の本陣・脇本陣・問屋・立場・全体の家並み、街道筋の寺社・旧跡・一里塚・高札場・松並木が詳細に画かれ、その彩色の自然さもさることながら、眺めているだけで江戸時代を歩いている気にさせてくれた。

「旧東海道一覧」