平成30年度
ルンビニー園
事業報告書

平成30年度事業報告

障害者支援施設 ルンビニー園

 

新しい取り組み
親子旅行を障害の程度や体調に合わせて3グループに分けて実施しました。

「軽度」「重度」「最重度」とし、軽度は1泊、重度は日帰り、最重度は市内か近隣地域で半日程度の行程とする事で利用者の体の負担を軽減する事と行き先を選定する際の選択肢が広がるというメリットがありました。また、参加されたご父兄からも障害の程度によって行き先を分ける事で行動がスムーズになったり、支援の度合いがまとまる事で職員の動き方も変わるのを目で見て感じたという良い印象の感想をいただきました。


施設の利用状況
グループホームの利用者の支援が課題になっています。
市街地のグループホームには、休みの日に近隣の商店を巡り、立ち話をするという日課を持つ利用者の行動に対し迷惑にならないよう指導する傍ら、商店に定期的に挨拶に回り理解と協力を求める取組みをしています。また、グループホーム周辺を散策する利用者の中に著しく交通ルールを守れていない利用者がおり、改善の見込みがない事からルンビニー園の入所事業への利用に変更していただいています。
それ以外にも心身の状態から他法人の日中支援の利用が困難になった方々がルンビニー園の生活介護を利用するケースが増えています。


新規の利用希望

度々問い合わせがあるものの、自閉症や発達障害等の支援の度合いの重い方が多く、マンツーマンでの支援や個室を要するケースについてはお断りしている状況です。
その対策として一部の居室をパーティションで区分けし個室を増設する事で上記の方々の居場所を設けて少しでも受け入れ易い環境を整えたいと考えて業者に見積もりを依頼しています。次年度の前期中には工事を実施する予定です。

日本財団の福祉車両の申請について

本年度は不採択だったので、次年度が対象になるようであれば申請を検討したいと考えています。


虐待の防止の取組み

虐待の防止に向け外部の研修に計画的に参加している他、施設内でも研修を実施し虐待等の防止に努めています。

 

電動アシスト機能付きの車椅子の導入
車椅子の利用者が増えた事から職員の身体的負担が増大しているため対策として電動アシスト機能付きの車椅子の導入を実施しました。

 

フォークリフトの導入

日中活動の作業の効率化と職員の負担軽減を目的にフォークリフトを導入しました。

 
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