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1988型K100RSキー紛失顛末記

この頁は全て静止画像です。
■2004年の夏前にK100RSの鍵が見えなくなり、それを復刻する迄の半年間の経緯を簡単に纏めてみました。  
2005/1/5記
 2005/1/22追記
■2005年の4月9日に鍵が出て来ました。 およそ10ヶ月振りの鍵との対面でしたが、こんな事もあるんですネ〜。 お騒がせしました。m(_ _)m 
2005/4/9追記

経緯1

 2004年の夏前ですが、さて用足しにK100RSを引っ張り出そうとして、キーを捜したのですが、出て来ません。 バイクはちゃんと在るのに肝心のキーが有りません。
 服のポケットやサイドバッグやバイクに付けたままかとも思い、家の中も含めてあちこち探しましたが出て来ませんでした。

経緯2

 その内出て来るかもと思いながらもお盆前後に近所のディーラー行って、訳を伝えて返って来た回答はキーシリンダー交換という提案で、コスト的には部品取り寄せて工賃含めると両手を超える金額で、ちょっと現実的でない事もありディーラーもあまり積極的な姿勢を見せません。

経緯3

 時間は過ぎて、早くも秋も終わり頃、Kを買ったお店に連絡取ったところ、鍵シリンダーが在れば鍵屋さんで鍵の復刻が可能という回答。 価格もディーラー見積もりの10分の1以下。 これで方針は決まり、後はバイクを引き取りに着てもらう事で決着。

経緯4

 Kを買ったお店が年末に向けて忙しいのか、中々Kを引き取りに来てくれない為、鍵だけをバイクから取り外して送る事を検討開始。 

経緯5

 鍵回りのパッドをやっとこさ取り外して裏を見てみると、コードと端子が半田付けされています。 コードの長さはタイトで余裕はありませんでしたが、一旦ニッパ等で切断しても再度半田付け出来そうだったので、切断を決断。

 下の写真は切断前のオリジナルの半田付け状態です。

経緯6

 刻みを入れていない鍵ベースを近所のディーラーに行って、2個購入。(500円/個)
そこには頭が90度に折れるプラスチック製トップが付いた刻み前の鍵も含めて在庫がわんさか在って、そのまま2個買って持ち帰りました。
 下の写真は刻み前の鍵二つです。

経緯7

 刻み前の鍵二つと、鍵シリンダーをバイクからニッパ切断して一緒に送ったのは、年明け早々でした。 しかし数日後には刻みが入れられて戻って来ました。



経緯8

 戻って来たハンドルパッドと復刻されて帰って来た鍵を早速差し込んでみました。 当然ながらカチャカチャと気分良く回ります。


経緯9

 1月15日は激寒の日でしたが、バイクがある外で半田付け作業です。 ケーブルがタイトである事もあって、被覆チューブを裂いて作業し易くしてから半田付けしました。 ケーブルは経年変化と気温の低さからとても固く、作業は難儀しましたが、何とか付ける事が出来ました。 出来上がり具合は比べる迄も無いレベルです。


経緯10

 後は半田付けをした処をキャップを被せてハンドルの取り付ければ完成です。



経緯11

 早速スイッチオンしてみました。 メーター内の各種ランプ類が全て点灯し、正常である事を確認後セルモーターを廻してみました・・・が、やっぱり弱々しく廻るだけでエンジンが掛かるまでは行きませんでした。 ま、これは半年程廻していなかったのだから当然。 後はバッテリーを充電して様子を見ます。

                                  ここまで2005/1/15 記

復活1

 バッテリーをバイク屋へ車で持参して充電してもらいました。 料金は1,800円もしましたが、どうやら未だ使えそうです。
 

復活2

 バッテリーを取り付けるところです。 この写真の様に横から斜めにして入れると液漏れします。 

 真上から+端子を前方向、-端子後ろ方向で下ろしながら、パイプフレームの下になった後に90度に振って据付ベースに載せるようにします。


復活3

 CPUユニットです。 こうやってセットするのではありませんが、シート下の書類ケースの下にセットする格好です。 説明し易くする為に写真を撮りました。

復活4

 こんな感じでスッキリと収まります。 このCPUユニットですが、かつて乗っていたGOLFAと全く同じだったので、おやおやという感じでした。 

 ちなみに
GOLFAのCPUユニットは設置付近の水抜き穴が詰まり、いつの間にか水没してた事が度々ありました。 



復活5

 CPUユニットを蓋で密閉して終わりです。 
 
 緑色のチューブは商品名称HITAIRと言う、バイク用のエアーバッグのボデー側固定部品です。



復活6

 CPUユニットを逆から見たところです。 右側には蓋も何もありません。 新品時がどうなっていたのか知りませんので、この状態が正しいのかどうかは判りません。
 
 すぐ下の黒いノブはラジエターの水を入れる所です。 この量も、この4年間で殆ど変化ありません。
 
 このバッテリー周辺の作りは巧く考えられて作られていて、随分合理的になっています。



復活7

 いよいよ半年振りにエンジンを掛けます。 調子は快調で、一瞬にしてエンジンは掛かりました。 



 鍵を自宅で失くすと言うアホな事をやってしまった為におよそ半年の間、Kに乗れませんでしたが、やっとこれで従来のように普段の足として使えます。 こんな事は自分ぐらいしか居ないとは思いますが、仮に似たような事になってしまった方には、少しは参考になりますように・・・。
                                                                                           2005/1/22記


2005年4月9日(土曜日)に自宅で元の鍵見つかる!!!


 
 何気に春物ジャケットを箪笥から引っ張り出して、いつもの癖でポケットをごそごそしたところ、手に馴染んだ肌触りを感じ、『あっれ!』てな訳でポケットから取り出し手にしてみると、そこにはほぼ10ヶ月振りに目にする行方不明になっていたK100RSの鍵があるではありませんか!

 以外にあっさりと出て来た鍵との再開シーンにちょっと拍子抜け状態でした。 あ〜ぁ・・・てなもんです。 俺は一体何をやっていたんだ!とね。

 関係皆様には大変お騒がせ致しました m(_ _)m。



2005/4/9記