メニューへ




URINE TOWN THE MUSICAL

−PART4−


場面ごとに個人的なツボや気になるポイントを細かく書きます。

−ACT2−


M−11 ユーリンタウンって何なのよ

「30秒後に始まります」というロックストックのアナウンスの後に檻の中にキャストが現れ出し、ナレーターとしてのロックストックが登場して2幕が始まります。
「秘密のアジト」と書かれた仕切りのカーテンを、開けたり閉めたり効果的に使っています。
このナンバーでのロックストックは、不安がったり右往左往してる反乱軍や権力者をおもしろがっていて、ちょっと意地悪なんだけど見ていて顔が緩んでしまいます。
♪あなたのいる場所がもうユーリンタウン♪
この歌詞の真意を本当に実感するのは観終わってからなんですよね。
はあ〜(溜め息)。
このナンバーは私にとって非常に南原さんに関するポイントが高いです。
マイケル・ジャクソンの振り付けも見れますし、リトル・サリーとの腹話術のシーン(ここは「シカゴ」のパロディですね)ではちょっとだけあずきちゃんも。
悪徳警官のロックストックとリトル・サリーのやり取りも見れます。
♪そうユーリンタウンおまえが〜♪で森進一さんの真似をした後に楽器の音に合わせて踊るシーン、大千秋楽ではラストに寝転んで「チョットだけよ」の振りをしたのですが、側にいた入絵さんが大きな声で笑っていたのにビックリしました。
いや、芝居の最中にあんなに笑っていいのでしょうか?(笑)
♪いると〜こ〜ろ〜〜だっ!♪で開脚ジャンプ。
M−2のラストのシルクハットを被って左足を大きく横に上げるところでも驚きましたが、かなり体が柔らかくなってるじゃないですか!
ストレッチを続けた成果でしょうか。まさに継続は力です。
側転する南原さんも見られるし、何度見てもウットリしてしまうナンバーです。



M−12 娘をばらせ

このナンバーは本当に格好良いです。
杉崎さん、歌が巧いです。大きいから随所で目立ちますし迫力があります。
ここは「ウエスト・サイド・ストーリー」のパロディ。これも解りやすい。
考えたら高泉さんは大変ですよね。
ナレーターとしてロックストックの相手をしながら、常にアンサンブルの一員として歌って踊っていますし、ちゃんと生意気な少女に見せてるし。
本当にすごいです。



M−13 ラン・フリーダム・ラン

1番拍手が大きいナンバー。聞いていて心が弾みます。
別所さん、本当に気持ち良さそうに歌ってるって思います。
ボビーに席を取られてしまう観客のフォローをする川井さんが可愛いです。
「娘をばらせ」のナンバーでは怖い集団だったのに、このナンバーでは一変してボビーと愉快な仲間達になっているところがおかしいです(笑)。



M−14 ハートの告げるままに(リプライズ)

ミセス・ミレニアムが登場するシーンです。
卑怯ですよね、あの髪型も演技も(笑)。
このシーンのやり取りでボビー達は干ばつがいつかは終わると思っているのに、権力者達はどうにもならないことを知っているというのが解ります。
大事な事ほど偉い人達しか知らないということですね。とても現実的です。
クラッドウェルが「私を邪悪な男だと言う人達もいる」と言って、その場にいた全員に悪口言われるところがサイコーです。
「おまえなんか嫌いだ」とまで言われちゃってます。
M−5では褒め称えられるナンバーを歌ってもらっていたのに。
しかし、娘をあんなに簡単に見捨てるとは思いませんでした。
やはり邪悪な男です。



M−15 なぜ、あの男の言うことを聞いたのか?

このシーンも1幕のフィナーレのナンバーと同じくいくつかの曲が交差するビックナンバーです。このナンバーでは小宮さんや大森さんのソロも聞けて嬉しいです。
そして明かされるユーリンタウンの正体。
すでにネタバレされていますが、高層ビルの屋上から突き落とすというやり方とは思いませんでした。
ボビーが落ちるところは「レ・ミゼラブル」のジャベールの自殺シーンのパロディですね。
このナンバーのロックストックは、顔芸満載でも残忍な警官というのが垣間見えてステキです。



M−16 愛していたと伝えてくれ

ボビーママに「あんたはいつだって先走りすぎ!」と言われて、端で下ネタの会話をしているホットブレード・ハリーとリトル・ベッキー・トゥー・シューズに笑ってしまいます。
高泉さんのかすれた声が哀愁を誘うナンバーですが、いつも笑ってしまうんですよ。
ボビーとストロング親父のやり取りもですが、スーピー・スーが後のセットに頭をガンガンぶつけてるのがおかしくて仕方ないんです。
♪筋肉躍らせろ、そして〜♪の歌詞にも、「最後まで筋肉なのね」とツッコミながら笑ってしまうし。
ペニーワイズがホープの母親というのは親子に見えないから驚きましたが、ホープの豹変ぶりにもビックリ!でした。



M−17 我等は悪くない

やはりバレルのロックストックへの愛の告白がポイント高いです。
でもバレル君、殺されちゃうんですよね(涙)。上院議員とミセス・ミレニアムも。
反乱軍のメンバーが高らかに♪悪くない♪と歌う怖さ。
白いシルクハットを被ったロックストックとメンバーが笑顔で軽やかに踊っていることで、逆に怖さが伝わる気がします。
そしてロックストックの「そう、誰も悪いと思ってやってないんだ」のセリフ。深いです。
一緒に観た友人に「某所で白いシルクハットは「コーラスライン」のパロディじゃないかというのを見たけど」と話すと、友人は「じゃあ、ナンチャンもレオタード着ないと」。
(「コーラスライン」のエンディングでキャストは白いシルクハットを被り、女性は白いレオタードの上に白い燕尾服の上着、男性は白い燕尾服で歌い踊るのです。→ひょっとしたら色は白じゃなくて銀か金かもしれません(汗)。記憶が曖昧ですみません)
「見たい!」と心の中で叫んだ私は、かなり病状が進んでいます(笑)。
だって、すごい美脚なんですもの。もったいない。



M−18 我等は悪くない(リプライズ)

邪悪な男クラッドウェルがかわいそうに思えるのは、藤木さんが可愛いからでしょうか?
特にウサちゃんポーズの可愛いこと!
娘を見捨てる父親が娘にあっさり見捨てられるのはそれはそれで・・・という気がしないでもないのですが、ホープってかなり怖いです。
ミスター・マックィーンの変わり身の早さは、やはりという感じで結構好きです。
あと、後方でクラッドウェルやホープのやり取りを真似して荒井さんに「バカ」と言われてる入絵さん、ブラボーです(笑)。



M−19 川が見える

このナンバーはやはり蘭々ちゃんの歌の巧さですよね。
裏声になると弱くなるけど、この曲のアカペラ部分の迫力はすごいです。
愛と自由を掲げた反乱軍が勝利してハッピーエンド・・・にならないところが、この作品の大きなポイントです。



M−20 BOWS

「このままうかうかしてると、大変なことになるって」というセリフですが、大阪で「世界が大変なことになるって」になり北九州では「地球が大変なことになるって」と変わっていましたが、解りにくいと苦情があったのでしょうか。
確かに「地球が」を付けた方が解りやすいですけど・・・。
「そして完全に水が干上がった時、彼等ははっきりと解ったのです。自分達の街が何だったのか、自分達が何をしてしまったのか」
こう言った後、ロックストックが一旦背中を向け振り返って全員の歌。
真剣な顔で歌ってる南原さん、格好良すぎます(笑)。
「万歳、マルサス!」の後「ご覧下さってありがとう。これで終わりです」のセリフ。
重厚なコーラスをバックに赤いライトを浴びながら、警棒を観客に向けて指し嘲笑、そして高笑い。
私にとっては「ごちそうさま」の連続ですが(笑)、同時に背筋がゾーっとするラストシーン。
あの嘲笑にはいくつもの意味が含まれているんですよね。
観終わってからいろいろと時間を忘れて考えてしまいます。
そして気付く。「ユーリンタウン」にハマってしまっている自分に(笑)。



M−21 カーテンコール

両サイドでジャグリングや回転やフラフープがあって、どこ見ていいのかという状態。
皆、芸達者です。
別所さんの蘭々ちゃんを担いでグルグル回るというのは芸?(笑)
水野さんの連続側転すごいです。さすが元JAC。
このカーテンコールがあるから「楽しかった〜」という気分で帰れます。
助かりました。



PART3へメニューへPART5へ