<蔦>

(ブログにリンク)

  蔦  「ツタは、一名、地をつたわってのび、美しく紅葉するさまが楓に似ているところからツタカエデともいい、また地錦ともいう。・・・・・衣服の模様、絵巻物にも散見するが、ふしぎに蔦紋についての文献は見あたらない。徳川時代には、たいへんはやり、上は将軍吉宗から、下は花柳界の女にいたるまでこの紋を用いた。・・・・・徳川家(三つ葵紋)をはばかって葵を蔦にかえた・・・たとえば、松平大給氏はもとは丸に三葉葵であったが、家乗のとき主家に遠慮して一葉蔦にかえている」という事もあった。(家紋大図鑑)


 黒地に白の紋は<上絵>の紋。掲載分は丸無しが多いですが、丸・細輪も付けられます
 白地に黒の紋は<刷込み>の紋(丸付きにしている場合があります)
  (注) Mは「見本紋」という意味です

  #1 平安紋監の籐堂蔦
  #2 紋典の藤堂蔦
  #3 紋典の尻合せ三つ蔦。刷込み紋では平安紋監と同じ
  #4 平安紋監の尻合せ三つ蔦
  #5 刷込み紋の丸に蔦
  #6 「蔦に違い切竹」紋の場合、蔦の葉脈線が三本と四本がある
陰蔦 中陰蔦 細中陰蔦 鬼蔦
垂れ蔦 藤堂蔦#1 藤堂蔦#2 三河蔦 大割蔦
中陰光琳蔦 三つ盛蔦 丸に尻合せ三つ蔦#3 丸に尻合せ三つ蔦#4 割蔦
浮線蔦 中陰尻合せ三つ鬼蔦 M蔦 丸に蔦#5 M蔦1
陰蔦に上の字 蔦の下に一の字 蔦の上に一の字 一蔦 陰一蔦
一蔦2
蔦に違い切竹1#6 蔦に違い切竹2 蔦に違い切竹3 蔦に違い切竹4 中陰蔦に違い切竹4
蔦に違い切竹5 蔦に違い切竹6 蔦に違い切竹 M蔓蔦