私が講師を担当する
カタログハウス主催の山崎ミシン・ソーイング教室は、
家庭用ミシンでカジュアルな洋服を1日で完成させる
画期的な教室です。
12〜2月開催分(1月東京校、2月名古屋校)の課題は
七分袖のノーカラージャケット。
わりあい本格的な服のわりに
参加者の半分が17時までに仕上げていたから、
七分袖のノーカラージャケットはかなりいい感じの選択だったと思います。
※熊本から4時間半かけて特急+新幹線で参加してくれた
「クレヤン定期購読者の」Nさん、おつかれさまでした!
(熊本ではカットバンを「リバテープ」と言うらしい)
ソーイング教室をやって毎回不思議に思うことは、
20〜30人の参加者の持参する生地がひとつもダブらないこと。
私の趣味とは違うし、
課題のデザインに適した生地でない場合も多いんですが、
完成すると本人に似合っていることが多い。
似合っている、というのも正しくないような気がするけど、
その日、本人が着ている服装となじむ生地なわけです。
今回はジャケットだったので特にその傾向がわかりやすかった。
最後に完成したジャケットをはおってもらうと、
ちゃんとコーディネートしてきたみたいに似合っているんです。
実際コーディネートしてきたのかもしれないけど、
人はやっぱり好きなものばかり着ていて、
好みはバラバラなんだと私は感じます。
洋服が売れない中でユニクロがひとり勝ちしているのは、
限られた選択肢の中で仕方なく選ぶとアレになるだけ、なんだと思う。
ミシンに不慣れな人が自作する服というしばりがあるにもかかわらず、
バラバラな好みを貫いて好きな生地を選んでくる。
正直言って、毎回、「なんでこんな生地を」と感じると同時に、
私は「好きで選んだもの」にちょっと爽快さも感じます。
作るということは、
バラバラの好みの感情を解放してやること
なんじゃないかと思ったりします。
