クレヤン10号の実作業に着手しだしたので3月はバタバタと過ぎて、
バタバタしている間に46歳になった。
原辰徳は私の5歳上のはずなのに、
WBCで「世界一」になったときには4歳上になっていた。
4学年上ってことなんだけど、
3月生まれの私は5歳上だと覚えている。
もうすぐ新潟から上京して28年めの4月だ。
今年101歳になるおばあちゃんは、18歳の私が上京するとき、
「もう会えないかもしれない」と涙を浮かべていた。
そのあとも何度もおばあちゃんは
「もう会えないかも」と言ったけれど、
ずうっとおばあちゃんは生きている。
先週は28年前に上京して住んだアパートの近くへ行った。
フリーの編集者のYさんにインタビューするために
世田谷区下馬に行ったのである。
Yさんの家は下馬5丁目で、
大学生時代、私は野沢3丁目に住んで
下馬6丁目のそば屋でバイトしていた。
そのそば屋はまだ存在していた。
Yさんは坂本龍一さん、篠山紀信さん、
町田康さん、柳美里さん、香山リカさん、枡野浩一さんなどの
本作りに関わったスゴい人なのだが、
Yさんはデザイナーでもあって、
イラストレーターの私も学年誌や百科事典や教科書でお世話になった。
インタビューしたのはポチで、私はYさんの写真を撮った。
たくさん撮っていたら「もういいでしょ」と言われて
途中からはオフレコの話などをそばで聞きながらウケていた。
本当におもしろいインタビューだった。
インタビューのあとは歩いて三宿に出て3人でビールを飲んだ。
Yさんは「ビンボーはともだち」というタイトルで
マンガを描いたら売れると思うよと言った。
