グランディスの顔つきをより精悍にさせるため、リフレクターの一部をブラックアウトしてみました。
目元だけでは浮いてしまうので、ついでにビレットグリルもブラックアウト。

印象はかなりスポーティーです。

 

 

作業の前に 今回は純正ヘッドライトを一旦分解し塗装を行い、再度組み立てる方法を採っております。
従って作業中はヘッドライトなしとなりますので、必然的に走行できません。
また車検が通かも不明のため、念のため純正ヘッドライトを発注し、既設品と交換のうえ作業を行うことをオススメします。

作業前に用意したものは...

(1)一斗缶(又は魚を入れておく発泡スチロールケース)
  分解するためにレンズを加熱する為に用います。

(2)塗料及びシーリング材
  今回は「つや消し黒」の合成樹脂スプレー缶(アクリル塗料)を用いました。(400円程度)
  またシーリング材にはサイレックスクリアを用いました。(980円程度)

(3)マスキングテープ、マイナスドライバー(レンズ解体時に使用)

作業にはラッカーなど揮発性物質を使用しますので、換気には十分注意してください。

ランプ分解
純正ヘッドライトは、透明レンズ(樹脂)、レンズ側リフレクター(レンズにネジ止め)、ヘッドライト本体の3つから構成されています。レンズと本体は、溝に充分に塗込まれたコーキング材(ブチルゴム系?)でしっかりと固定されています。
このコーキング材は、熱により軟化するタイプのため、今回は一斗缶にお湯を沸かせ、そこにつけ込むことでコーキング材を軟化させつつ、徐々に解体していく方法を採りました。
リフレクター塗装
レンズ側リフレクターは、車幅灯の部分をマスキングし、必要箇所を塗装できるように準備します。
またランプ光量アップのため、バルブ前のキャップを外すことも検討しましたが、外してしまうと対向車や歩行者がバルブの光を直視することとなり、視界を奪う危険性があるため断念しました。(危険性が高いので絶対に外さないようお願いします)
ランプ組立
塗装が完了したら、元通りレンズを組み立てます。その際レンズの内側やリフレクター指紋や油脂を綺麗にふき取っておくことをお忘れなく。組立時には残っていたコーキング材を出来るだけ撤去し、シーリング材を塗布し固定します。
実車比較
純正ランプ取付時の状態。一応ビレットグリルはつや消しブラックに塗装しています。これだけでもかなり印象が変わったのではないでしょうか?
加工ランプに交換後の状態。目元から鼻先までブラックに統一。うえの状態よりよりスポーティーに。
インプレッション 作業自体は、ランプ分解が一番やっかいな作業でした。最終的に私は、後の分解のことを考えて、簡単に剥がせるシリコン系のシーリング材を使用しましたが、その分隙間が発生している可能性もあり、高速走行時がちょっと不安です。
通常は既存のコーキング材と同じブチルゴム系のものを使用するか、もしくは安価に手に入る市販のコーキング材でも充分かと思います。逆にこちらの方が気密性が保たれるので、防水性はイイかもしれません。