2dinオーディオ移植

純正ヘッドユニット移設
 

  

2.延長ハーネスの作成(電源用)

 ハーネスの詳細については、SONYのフィッティングガイド(http://www.mobile.sony.co.jp/)をご覧頂ければよく分かります。
 今回加工した方法は、各スピーカへの配線(合計8本)を2dinオーディオ用に加工、残る配線については、純正ヘッドユニット移設先まで届く長さに延長します。なおオーディオ用のイルミ、ACC、バックアップ電源などの配線については、すでに取り出せるように加工されていますので、特に手を加える必要はありません。

 延長に際しては、半田つけする方法が確実です。私も半田付けしましたが、慣れないと結構面倒です。延長が完了すればビニールテープで絶縁し延長ハーネス部もビニールテープで1本に纏めておきます。なおスピーカー配線については接続先の形状をよく確認し、それに対応する端子をあらかじめ圧着しておきます。

加工完了した電源取り出しコネクター 見えているコネクターは車体側ハーネスへ接続します。その他の配線は、後で2dinオーディオへ接続します。

 

 

 

3.MMCSハーネスの加工

 既存のMMCSハーネスでは、純正ヘッドユニット移設先まで届きません。よって配線を切断し延長する作業を要します。
配は全部で10本あります。

グローブボックスまでは余裕を見て約60㎝とし、それぞれを延長します。結線は確実性から半田付けで行います。コネクター側は車外で作業できますが、もう一方の車体側への半田付けは、車内で行うこととなります。半田を落としたり、最悪の場合火災も想定されますので、作業に際しては細心の注意が必要です。

私の場合、車内での作業に不安を覚えたことと、後に運転席右下へ移設することを考えていたため、後々のことを考え圧着スリーブにて結線しました。
この方法ですと、若干結線部が嵩張りますが車内で半田を使う必要もなく、それほど神経質にならなくて済みます。
電源用延長ハーネス同様に、半田付けした箇所はビニールテープで絶縁し、配線全体もビニールテープで束ねておきます。

MMCSハーネス延長完了の図 見えにくいですが、垂れ下がっているのが延長したハーネスです。 延長完了したハーネスは、グローブボックス側へ引き込んでおきます。

 

 

 

 


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