ヨシ・コレ審査員           三木 信夫

 平成18年10月15日(日)13時より,吉野川市鴨島町の鴨島公民館で「吉野川コレクション(通称=ヨシ・コレ)」(吉野川青年会議所主催)が開催されました。これは古代忌部が開拓した吉野川市の歴史・文化・風土に因んだ品物やアイディアを24組が,布部門・食部門・住部門・遊部門・創部門の各部門に分かれて順に発表が行われるもので,同時に体育館の展示場では,25組のブースが設置され,それぞれが独自色を出してアッピールし販売等もされていましたが,参加者は,地元はもちろん東京・四国四県からの多彩な出品でした。
 私はこの24組が,それぞれの思いを込めて作った作品やアイディア等を,ステージ上で思い思いのパフォーマンスで発表したものを,判断して採点する五人の主審査員の一人として参加しました。採点は「10点×主審査員5人×1点×一般審査員50人=100点」方式で採点するものでした。採点は最初緊張しましたが,2〜3組位は何となく要領も判ってきましたが,出品が多彩なだけに全部門を一本化して判定するのは難しいものでした。
 なかでも食部門では,4組全てが主審査員に提供された試食品を試食して審査しましたので,始めの組で出された量が多く,後の組程味わいが鈍くなってくるのではないかと気を使いました。何気なく朝食を済ませていたのが幸いでした。
 参加者には面識のある方達も大勢おられましたが,後で考えますと楽しむイベントなのだから,私の採点はむしろ辛口だったかなと反省しています。しかし,よくしたもので採点も審査員が大勢いますと点数が平均化されて,妥当なところに収束されるものだと判りました。

落 鮎                     天羽 達郎

 落鮎と茄子の味噌の炒め合え
       作れば懐かし那賀奥のこと

 この料理を教えし友は今は亡く
       杯持てばその顔浮かぶ

狂うとるのはどっち         小林 金吾

 幼少時は頭の勉強に精を出す努力をするか,体力的に精を出すかにて,人それぞれに努力して一応評価されて「よろこび」の一端をかみしめたものだが,時世は努力してもせずとも同じ。
 今は平等か思想(死相)か知らないが,努力はする必要ないと受けとれる時代であるように思える。
 世界では努力が絶対必要だが,我等「ボンクラ」では計算ができない。一秒の何分の一とかの差で日の丸の国旗が揚がり国歌が歌われる。
 私が知って居る我国日本では国旗や国歌君が代を歌うと直立不動の姿勢を取った時代もあったが?……
「そんな事は関係なく,本人の勝手次第の国に」
 話は大いに変わって。
 知人が病院経営の「ケアーハウス」に居り,時折立ち寄って居ったが,或る日不在なため,事務所に問い合わせば,事情があって不在ですとの返事で何日帰るやと問えば分からないとのこと。親戚かとの問いで違うと返すれば,親戚ならばと言われるが「ウソ」まで言って聞く必要ないと思うが,後日友人の知らせで他の病院に入院であったが,病状のよればと思えば?……
 薄情な日本国になりけりとか。「うた」にもならない。浅学非才の我が己なれば個人情報の詳細は知るよしもないが?……
 国の掟か,「サイバンカン」か,どっちかが「クルットル」と思うは,私の「ひがみ」根性だろうか。
 日本国を憂えるは私だけではなかろう……。嗚呼,心ある同志よ。気付こうぞ……。
 日本国民総白痴施策と思えるが,と記したが,社会支援か,親の自覚かと政府の教育基本法改正案に家庭教育の項が新設され「父母その他の保護者は子供の教育について一義的責任がある」という条文が盛り込まれる……との新聞(2006年平成18年10月13日)を読んだが?……
 でも,まだどっかが「クルットル」様に思う?……

               日賀瀬 儀太郎

健康への神話 その1     月岡 功

 徳島県は,糖尿病患者の割合が日本一だそうだ。でも,近くの散歩道には,健康維持のためにジョギングや散歩をしている人であふれている。
 ジョギングや散歩は健康維持に効果があるといわれているが,実際に,「真夏の昼間にジョギングをすると冬に風邪を引きにくい。」,「毎日散歩をしているとダイエット効果がある。」ということを体験しましたので報告しておきます。
 真夏の昼間にジョギングというのは,それまでにトレーニングを積んで心肺機能が充実している状態ではじめてできることなので冬になっても風邪を引きにくいと思われる。真夏の昼間にジョギングはかなりきついですが充実感を覚えます。
 最高血圧と肥満度とはかなり高い相関関係があるということは血圧と体重との記録から見ることができます。肥満を防止する生活習慣病の危険をかなり減らせるということで,散歩による体重低減の状況を観察してみました。毎日40分の散歩を4ヶ月で4キロの減量ができているようです。
 個人差や他の要因によって必ずしも望む結果を得られないこともあると思うが地方自治体や医療機関などが勧めている健康管理の方法を実践してみると新しい発見がある。

   モネの家