〔編集後記〕

 次は,7月17日(火)宍喰町へ
「アマテラスとツキヨミは高天原へスサノオは,海原へ送られた。」と「古事記」に書かれている。
 宍喰町には,“日本三祇園”の一つ八坂神社があり,スサノオが祀られている。古事記の世界は阿波であるから,当然一番古いスサノオを祀る神社であろう。
 何はともあれ,
 海原へ行かんか 来い来い〜ィ

       【真瑠吾視比古(まるごしひこ)

 発 行 サークルアマテラス 阿波風の会
           題字 坂本真人
           制作 三村隆範
           編集 真瑠吾視比古

 「阿波風」(投稿誌,無料)を,月一回の予定で発行しています。
 阿波に暮らしている人が「阿波」という文字の意味をもっと意識していたい。ということが「阿波風」を発行している最初の動機でした。
 現在は,書く方の自由な題材で,その月にあったこと,感じたこと,考えたことなどを書いて投稿していただいています。
 書くことは,話したり,することと違い,自分の恥を残すことになるので,
 「何か書いて投稿していただけませんか。」とすすめられても「書けません」とか,「また後でいいものが書けたら」と言って断られる場合が多いのです。
 すばらしい自分があると思いすぐ書けないのです。ありのままの自分を見せて,いつも最高の自分を見せて生きているのですから,本当はすぐに書けるはずです。すばらしい自分があるから,今すばらしい自分を現わしているはずです。
 いつも,話したり,何かをして自分を表現して生きていても,自分を振り返ることはあまりありません。しかし,書くことは文字が現れてきますから,自分が自分を見ることになり,自分の考えを修正しまとめ自分が向上していくのです。
 書くことは自分を他人に見せているのではなく,本当は,自分を見つめ,自分を知ることになるのです。ですから,書き続けていると自分が大きく向上していくことがわかります。
 自分を見つめてどれだけの時を生きているでしょうか,日々の喧騒に流されて生きてはいないでしょうか? 意織を持つ人間が,何も感じず,何も表現せず生きているわけがありません。人は,生きること(人生)を楽しむために生きています。
 阿波では,踊る阿呆 (踊らな損そん)です。上手い下手はありません。あなたは,傍観者ではなく,この世に生きている参加者です。楽しんでいる自分を,あなたは見て生きていますか?「楽しい方が楽しいよ」と囃す,阿波の心意気で,一緒に「阿波風」で表現したいと思います。
 今の自分が,望むこと・体感したことを,この「阿波風」に写してみてはいかがでしょうか。
 四〇〇字か八〇〇字までの原稿をお待ちしています。もちろん一行でも一文字「あ」だけでもいいです。    締め切りは毎月15日です。

   心より,ご投稿お待ちしています。




  宇宙の漂いは
  風となり波となり現れ
  広がっていく

見えていても見えない
見えないものは
見えるものを通して見える
その瞬間が
あの瞬間に見えるなら
幸せ色のつつまれる