今ほど命が粗末に扱われている時代はないで しょう。家族に危機が迫っています。 日本社会は価値観の多様化,自分の価値基準を 相手に押しつけていないでしょうか! 考えて みたいものです。この自分自身の価値基準,自己 中心,自己虫が皆,問題を起こしているのです。
2月22日 生まれ 田上 豊
前回は,幸せの基本は心に有ることを書きました。自分中心に働く人の心を他者の喜ぶことに使うようにと教えたり解いたりする宗教が沢山あります。汚れた人間の心と行為を美しくする事を仏教では心の浄化をすると言います。人間精神魂の浄化が出来,迷いから覚める事を解脱と説いています。人間では解脱は難しいのです。 神道では,禊ぎ祓い人間の精神作用及びその行為の欠陥,すなわち大自然に対しもしくは社会に対する罪の結果であるということは,一般の宗教の根本的原則であって,大祓《おおはらい》の詞《ことば》はまさに,これとその精神を同じくしておるのです。すなわち大祓の詞には「穢《けが》れ給へるを清め給はむ」とあります。汚れを洗ったのです。 浄化は綺麗な水をコップに注ぐのと同じくして段々と汚れが少なくして行くのです。ですが綺麗な心を注ぐのは大変な根気と努力が必要です。他者の喜ぶことをする。人間はすぐに汚れた物(利己心)を入れようとする自己虫が居るからです。 聖人といえども最初から欠点が無かったのではないのです。聖人は一飛びに汚れを払ったのであります。普通人は段々と美しい物を入れるよりほか道が有りません。地球自身が自助浄化を望んでいるのです。 私達には自分中心の浄化は問題が多く残ります。先人の浄化達人から日々の浄化訓練し汚れた物をいかに少なくするかを学ぶのです。他者への関わりから美しい心を培うのです。 次回は他者への関わりです。
阿波では,踊る阿呆に 見る阿呆 同じアホなら 踊らな損そん と囃したてます。 書き込む阿呆に 読む阿呆 同じアホなら・・・・
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