自己反省は大事なことです。
　私達は自分を正しいと思っているのです。人には自己反省をして欲しいと願っているのです。自分も自己の反省をしなければ成らないのです。
　人の欠点が判るのは自分にも同じ欠点が有るので判るのです。
　人の心は曲がっているのです。自分も十分曲がりくねっているのです。他人のゆがみを許すとき，自分の曲がりくねっていることを自分に認めなければ成りません。自分が曲がっていると思えたら，友達100人出来るのです。
　他人から見たら自分も十分曲がっているのです。あなたも十分曲がっているのです。
　正しいことをして叱られ田んぼに突き落とされても，自己に反省して，その人の後ろ姿が拝めるように成ったら，真の自己反省になります。と言う先輩が居ます。
　人の欠点を見て攻撃する人も有りますが，嫌なことに出くわしたり聞いたりするのもこちらの運命責任です。
　反省だけなら猿でも出来ると言われますが，その先に有るのは感謝です。感謝と反省は相即不離の法則です。離れる事の出来ない事柄です。
　自己反省はむずかしいのです。どんな良いことでも，自分の理想を人に押し付けないで下さい。押し付ける方が反省です。
　夢が淀むと心も淀むのです。心が悪くなると躰が悪くなるのです。これも相即不離の法則です。反対に夢に向かっている心は元気がみなぎっているのです。笑顔が輝き気力もみなぎっているのです。背筋がのびているのです。免疫力も向上してくるのです。病気も，はじくのです。
　何時もかも正しい人は，何処にも居ないのです。だから自分も正しくないのです。それが解ったら大人なのです。それが解ったら人の言うことを聞こうとするのです。それが判ったら一杯学べられるのです。それが判ったら友達が沢山出来るのです。
　自分は正しく生きているつもりなのです。自分が定規の様な生き方をしていると思っているのです。自分勝手に解釈しているのです。自分もねじ曲がっているのです。皆，ねじ曲がっているのです。
　楽しく生きればそれが正しいって，後で判ってきます。