三木家古文書について(その21) 三木 信夫 次の文書は,畠山義就討伐のため和泉上守護職細川常有に同家所領地種野山三木名から召集され,南河内地方で参戦した時の三木英村に与えられた寛正四年(1463)三月の細川常有感状である。
(訳) 意味は,「畠山義就(よしなり)討伐のため,永々在陣の事を賞し,官職所望の事を承諾したもの。」 |
伊島(その2) 天羽 達郎 伊島小学校は裏側に低い山を背負っていて,その中腹を伝う様に細い道がある。それを上っていくと島全体の山の尾根を通る道,船着き場を始点とする本道に出会う。それをしばらく行くと右側に溜め池がある。覗いてみると水は緑色に濁っており,淵の近くには大人の親指程もある大きな真っ黒なオタマジャクシが数匹「どんっ」という重量感をただよわせて泳いでいた。にぶい動きだがもの凄い迫カがあった。これがこの島の飲み水の水源か! 浄化するとはいえ随分汚い水を飲んでいるものだと思った。川がない島では古代よりこうして雨水を溜めなければならなかったのだ。先程出会ったご婦人の,小学校の先生が風呂を借りにきていたと言う意味が分かった。昨夜宿で大きなお風呂に入り,水洗便所の水を遠慮なく流したのを申し訳なく思った。今の溜め池は最近になって完成したもので,お陰で水が豊富に使えるようになったとのこと。 学校の裏の山道訪ぬれば (以下次号) |
仏種 縁によって起こる 近藤 隆二 生涯教育の先駆者廣池千九郎博士が三拾歳の時,東京目白の渡辺雲照(仏教の第一人者)のもとを訪ねられて,仏教の真髄を教えて頂いた所,渡辺雲照いわく,「仏種 縁によって起こる 是故に一乗を説く」 |
中村 修
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愛は心の薬 坂本 恵子 7月の終わり頃,ウイルス性結膜炎にかかりました。 |
いろはのい(委)ゆだねる 大西 時子 オリジナルのイラストを描き出すのと少し得意分野を離れた仕事の依頼とではスタートラインの前で合図とともに一歩踏み出す迄の心の有り様が違って来ます。 |