三木家古文書について(その24の2) 前号の(その24の1)で,花園天皇大嘗祭での麁服(あらたえ)に関する官宣旨について述べたが,その官宣旨と対である花園天皇大嘗祭に関する太政官符について説明する。この文章は,「太政官から阿波国司に対して麁服を受け取るために勅使が神部二人をつれて下向する。」旨を伝えたもので,特に鎌倉時代の太政官符は珍しく,朝廷の重要儀式のため,古例を尊重して発したと思われる。しかし後の後醍醐天皇の大嘗会の太政官符には,文中に「件の人荒妙の御衣使いにつかわす」と明確に麁服(あらたえ)受取に勅使派遣を明文化している。往古より阿波忌部氏が大嘗会のみに貢進する「麁服」が,いかに重要なものであるかがうかがえる。
(太政官符訳) 太政官符阿波国司 |
節分 天羽 達郎 昔は節分の夜は近所のあちこちから「鬼はそと」「福はうち」と豆撒きの掛け声が聞こえていたが,最近は聞かなくなった。我が家は相変わらずひつこくそれをやっていたが,近くのスーパーが昨年暮れに閉店したため炒り豆が手に入らなくなったのと,子供たちがみんないなくなったのとで,今年は止めにしようと思っていた。ところが嫁さんの実家から炒り豆が留守中に届いていたので,やることにした。本来は入り口や窓全部で,内から外へ,そして外から内へ豆を投げるのだが,横着を決め込んで主要な窓だけにした。そこで一首。 だれも居ぬ家の内より鬼は外 |
裸足 サイトウ シゲジ 道ばたに座り込んで考えてみる |
メタボ 琴江 由良之介 窓の外に野鳥がきている。 |
「はやぶさ」の展示場見学 近藤 隆二 1月24日(月)板野町のあすたむらんどの子供科学館で,四国でははじめて「はやぶさ」の展示がされていたのを見学させてもらいました。 |