仏像彫刻         坂本 恵子

 自分でもなぜ仏像を彫りたいと思ったのか分かりません。でも,今,仏像を彫り始めました。
 宗教に興味がある訳でもなく,何かにすがりたい訳でもありません。
 ただ,どうにもこうにも彫りたくて仕方ないのです。不思議です。仏像を見ていると温かい気持ちになり心が穏やかになっていく事が心地良く感じる事に気がつきました。
 何年かかるか分かりませんが,梵天様を自分の手で彫り上げたいと思っています。
 彫り上げた時には,この波阿波に写真をのせるつもりです。
 楽しくて仕方ない。幸せです。コツコツ練習していきます。


修学旅行         相原 詩恩

 沖縄に修学旅行に行ってきました。
 ひめゆり資料館の石碑の前で発表する機会を得ました。その言葉を原稿に変えます。
 私たちは今日,沖縄の地に初めて立ちました。この目で,この足でみんなと一緒に沖縄の美しい自然を見ていると,六十六年前,この地で人と人が争う悲しい戦争があったということが信じられません。沖縄へ実際に来て,戦争の説明やたくさんの資料を見聞きして,今まで学校で,また書物などから学んだことが深く心に響いてきました。
 私たちは,見えるものだけを信じるのではなく,見えないものを見,聴こえないものに耳を傾けること,その大切さをこの修学旅行で学びました。沖縄の人たちをはじめ,たくさんの人々の犠牲のもとに今の平和があることを私たちは忘れてはなりません。
 私たちは平和に向けて,先人,先輩の尊い命を無駄にすることなく,戦争という愚かな行為を深く反省し,時空を超え,国境を越えた平和を愛する日本人になることを,この地沖縄で心に誓います。

 平成二十三年五月二十日 修学旅行団

すべてを受容      相原 雄二

 最近の出来事で,さまざまな事を学び,与えられた機会に感謝しています。
 今までも,毎日目の前に現してくれていたのに,この私の心が,その現実を正しく素直に観ようとしていなかったということに,気づかせていただきました。
 娘と同級の若者(34歳)の死,師匠の大怪我(片眼失明現在入院中),実弟からの反抗,次女からの親に対する不満,短いようで,長い人間生活。長いようで,短い人間生活。
 この世において頂いているこの身,楽しくするのも,しないのも,すべては,この私が決めることです。
 起こったことを変えることは出来ないが,起こったことがらに対する自分の心(見解)は,変えられる。
 この目の前に起こるすべての現象は,この私にとって,最高の天からの贈り物として,感謝をもって,受容してまいります。

絶好調  北島古事記研究会 岡本 光司

 今年6月1日をもって,うれしくも71才に……。
 ラッキーセブン年代の助走中。
 何か波阿波の皆様に,お役に立つような。
 そうだ, ( うた ) が好きなので……。

  可愛いお前
 たった一度の 人生だから
 足を大地に 踏みしめて
 ドンと行こうぜ 男の道を
 燃ゆる 闘魂 ( いのち ) の この俺に
 ついてくるかい 可愛いお前

追伸
 71才を記念してCDをつくろうと思っています。
 乞う御期待!

                 中村 修