〔編集後記〕
人間は,生まれた時から手探りで 生きている。
そのとき,イエスは言われた。 「父よ,彼らをお赦しください。 自分が何をしているのか知らない のです。」 【ルカ福音書 23章 34節】
とイエスキリストが言ったように, 人間は,何かに向って進んでいるが つき詰まるところ,何をしているか わからず,手探りで生きている。 自分が何をしているかわかって 生きるようになると人生はバラ色 になる。
【 真瑠吾視比古 ( まるごしひこ ) 】
発 行 サークルアマテラス 波阿波の会 制作 三村隆範 編集 真瑠吾視比古
「波阿波」(投稿誌,無料)を,月一回の予定で発行しています。 阿波に暮らす人が「阿波」の文字の意味をもっと意識していたい。ということが「波阿波」を発行する最初の動機でした。しかし,現在は,書く方の自由な題材で,感じたこと,考えたことなどを書いて投稿していただいています。 「何か書いて投稿してみませんか。」とおすすめしても,書くことは,話したりすることと違い,自分の恥を残すことになるので「書けません」とか,「また後で,いいことが書けたら」と言って断られる場合が多いのです。今よりもっとすばらしい自分があると思い,すぐ書けないのです。 今,ありのままの自分を見せ,すばらしい自分を現わして生きていますから,すぐ書けるのです。 いつも自分を表現して,話したり,何かをして生きています。書くことは,自分が自分を見ることになり,自分の考えを修正し,自分が向上していくのです。現れなければ見る事はないのです。 自分の気づいた事を,文字に変えるとすごいパワーに変わります。 書く事は,自分を他人に見せているのではなく,自分を見つめ,自分を知ることになるのです。 自分を見つめてどれだけの時を生きているでしょうか,浮世に流されて,日々暮らしていないでしょうか? 意織を持つ人間が,何も感じず,何も表現せず生きている事はありません。人は,生きること(人生)を楽しむために生きています。人生を楽しむ事は,若さを保つ秘訣です。 若さには,今と未来があり,何かに感動して生きる,前向きさ,希望,興味,関心があります。いかに「気」を奮い立たせ,保ち続けるか。 阿波では,踊る阿呆 (踊らな損そん)で暮らします。上手い下手はありません。あなたは,傍観者ではなく,この世の主役です。楽しんでいる自分を,あなたは見て生きていますか? 「楽しい方が楽しいよ」と囃す,阿波の心意気で,一緒に「波阿波」で表現したいと思います。 今の自分が,望むこと・体感したことを,この「波阿波」に写してみてはいかがでしょうか。 四〇〇字か八〇〇字までの原稿をお待ちしています。もちろん一行でも一文字「あ」だけでもいいのですよ。 締め切りは毎月15日です。
心より,ご投稿お待ちしています。
波阿波 風となり波となり 現れる
私は阿 あは私 見えないものは 見えるものを通して見える それが見えると 幸せの波につつまれる