オーストリア旅行記 5日目
10月5日 旅行5日目
朝は曇っていましたが、徐々に回復。グラーツ観光中から、陽も照り汗ばむ陽気になりました。午前中は、お母さんが日本人という現地ガイドさんによる、グラーツ市内観光です。まず美術館というクンストハウスに。ナメクジ(風の谷のナウシカのオウム?)のような変な形をしています。そしてムーア川の中に建てたレストランへ。川の水量によって7m上下するとか。市庁舎、王宮の一部(有名な、世界で2番目に古いラセン階段がありました)を見学。そしてシュロスベルクリフトというエレベーターでシュロスベルク公園に。ここには、鐘楼と時計塔があり、市内を一望できます。その後中華料理の昼食です。汽車の時間がないとのことで、せっかくのおいしい中華料理をせかされて、10分ぐらいで食べました。この後グラーツからウィーンまでの列車の旅です。この列車のミュルツツーシュラークからグロニッツ間は、センメリング鉄道として世界遺産に登録されています。緑豊かな山々の間を走り、その間いくつもの石造りのアーチの橋、トンネルがあり、自然と調和した鉄道として評価され1998年に世界遺産に登録されたそうです(鉄道としては、初めて)。ただ乗っていては、その橋のアーチが見えないのですが、少しカーブになっているところは、意識するとようやく見えます。そのわずかな見える時間が写真タイムです。大騒ぎして写真撮っていたのは、私たちだけでしたが。3時間ぐらいで最後の宿泊地ウィーン到着でした。ホテルに荷物おいて、すぐにウィーンの森にある居酒屋ホイレゲ(ワインの作り酒屋が自家製ワインを売り、料理も簡単な家庭料理をセルフ・サービス方式で頼むという気軽なレストランの総称)での夕食です。バイオリンの流し?があり(コンサートに行ったぐらいの多くの曲を聴きました)、ツアーの人たちと、たいへん盛り上がり楽しい時間を過ごしました。
ナメクジのような形のクンストハウス | 川の中に建てたレストラン |
古いラセン階段(らせんの真ん中でシャッターを) | シュロスベルクリフトというエレベーター(階段は300段あるとのこと) |
シュロスベルク公園の時計台 | センメリング鉄道のアーチ橋(かろうじて見えました) |