トルコ旅行記 六日目

10月8日 
 イスタンブ−ルの観光です。朝から雨です。朝のうちはパラパラで、傘なしでも歩けるぐらいだったのですが・・。まず古代競馬場跡(コンスタンチン時代400m×120mの競技場で、ヒポドゥロームと言われてます)に。現在は、3つの塔が残っているだけでした。一つは カルナック神殿から持ってきたオリベスクで、船で持ってきて、人力で運んだとのこと。この頃から雨が、本降りになってきました。時に夕立ほどの強さになり、靴もびっしゃりです。次に地下宮殿に(移動は、雨の中すべて歩行です)。6世紀皇帝ユスティニアヌス1世時代に作られた地下貯水施設で、地下空間に336本の円柱が立っていて、壮観です。1984年に泥の中からメドゥーサの頭が発見されたところが、人気スポットです。地下から出たら、さらに雨は強くなっていました。雨の中(豪雨といっても良いぐらい)歩いて、ブルー・モスクに。土砂降り雨が、降っているので、観光客が雨宿りもかねて、中に入りたいので、すごく混んでいます。中はトルコ色のタイルで被われていて、これでブルーモスクと言われているとのこと。見学終わって、外に出るのも躊躇われる雨。時々雷も鳴っています。土砂降りの中、今度はトプカプ宮殿に。オスマントルコ全盛時代の反映を彷彿されるところが、たくさんありました。アラビアンナイトの世界はここにあったのです。王様は最盛期には、900人の女性を抱え(徳川時代の大奥どころじゃない)、その女性を選ぶ部屋、女性たちがいる部屋などがありました。これで王様は政治から離れ、だんだん国が衰退していったとのこと。さもありなん。86カラットのダイヤモンド(なんじゃこりゃという感じです、写真は禁止でした)、大きなエメラルドの、ちりばめられた豪華な装飾品などたくさんあり、現実の物とも思えないような世界です。この雨で観光意欲も、少し薄れてきました。この宮殿内のレストランで昼食です。テントが張ってある外のレストランなのですが、ストーブのそばで、冷えた体も少し体暖まり、次に行こうという気が出てきました。次にアヤ・ソフィア大聖堂に。紀元360年、コンスタンティヌス2世によって創建。ここも大きな聖堂です。地面が軟弱で少し傾いてきているとか。心なしか2階の床が波打っています。ここはさほど、混んでいませんでした。だいぶ歩き回って疲れてきましたが、少し離れたグランドバザールに、車で行きました。お土産店、絨毯店、貴金属店など目白押しに、迷路のように店があります。買う気を見せれば高くなり、買う気がなければ安くなるとのこと(当たり前か)。日本人のやっているお店でガイドさんが、休んでいる間、約1時間歩き回りました。結局モスクの小さな飾り物を、買っただけでした。ここからは車です。ホテルまでは雨が降っているためもあるとかで、すごい渋滞です。普通30分で着くところ、2時間近くかかってようやくホテルに。今日は、トルコ最後の日ですが、夕食がついていません。オプションで、ベリーダンス鑑賞つき食事を頼みました。夜8時近くのケルバンサライ・ナイトクラブに。テレビにも出ている有名ダンサーも出演。いろいろな国からの観光客がいて、盛り上がりました。満足してホテルに戻ったのは、夜10時30分頃でした。

   
 カルナック神殿から持ってきたオリベスク  地下宮殿の柱
   
 ブルー・モクス(これだけ絵はがきですm(_ _)m)雨で写真撮られなかった  ブルー・モスクの中 混んでいました
   
 トプカプ宮殿 王様の部屋  中の撮れなかった宝物殿

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