神戸の「布引ハーブ園」に行こう(2004年 秋)


ホクシャ

サルビア・ダルシー:綺麗な朱だと思いませんか?

グラスハウスの中庭で見つけた、私好みのブラック・リーフ。名前は何だろう?
ウ〜ン、カッコいい!!

迫力無いパンパスグラス。...もうシーズンもお終いだから。

白い星座

四季折々でハーブ園をご紹介するつもりが、気が付いたら、もう一年も音沙汰無しだったんですねえ。(^^;
誠に申し訳ない。
と、いうわけで、2004年初となってしまったハーブ園便り、お送りします。

相次ぐ台風、新潟では激甚災害、この頃明るい話題が乏しい上に、辛い話ばかり。
そういう時は、綺麗な花を観に行くに限ります。
しかし、ハーブ園も台風の被害と無縁ではいられませんでした。
レストハウス等の屋根が剥れ、展望広場の一部は立入り禁止。
グラスハウスも傷んで復旧工事中・・・。
それでも訪れたこの日は、素晴らしい秋晴れで、来て良かったと思いました。

新神戸のハンバーガーショップでハンバーガーを買い、家から水筒に珈琲を入れて持って来ました。と、いう訳で、ベンチのひとつを占領し、青空の下で一寸ブレイク。
気持ち良いですねえ。
近くにホクシャが咲き揃っていました。

折しも、セージフェスティバルの会期中。
流石にコスモスには遅く、園内一部は、耕されて石灰を撒かれ、土をお休みさせていましたが、毎年ながら咲き揃ったセージは素晴らしい!
外国から来られた観光客の方達が、それはそれは嬉しそうに写真を撮っていましたよ。

マツカサあざみ:刺々しいのに、瑞々しい生気に溢れています。
不思議な魅力を持つ花です。

今年の秋も綺麗な花を見せてくれたバラたち。
左『マリアカラス』、右『ブラスバンド』。

いつも観ている筈なのに、今回とても気に入ってしまったオブジェ『白い星座』。
なんだかドラマチックじゃありませんか?
つい、写真部だった昔を思い出したりして、カメラのファインダーを覗いたりしました。

今回、長い間『風の丘』でこれを眺めていました。
遠くに海が見えます。空気が澄んでいて、淀みない日光が絶え間なく降り注ぐ。
神戸に住んでいて良かった、と思う瞬間です。


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夢風船の中から撮影。紅葉、では無くて、台風ですっかり葉が枯れてしまっている。

グラスハウスは一部工事中。

瓦?が一部落ちたらしい。

一部、耕されて石灰を撒かれ、土はお休み中。

今回ひとつ、思った事。
モラルの低下が嘆かれて久しいですが、心洗われる山の上でさえ、例外ではありませんでした。
たった200円の入園料を、ゲートが無人であるのを良い事に、払わず涼しい顔をして入園している、厚顔無恥な大人が結構いるのです。
広い園内で、真っ黒になりながら花木をメンテナンスしている人たちの事を何だと思っているのでしょうね。そんなドケチは、どんなに綺麗なカッコをしていても、醜くて仕方ありません。

200円で蜘蛛の糸を登りたいのでしょうか? 1000円入れろと言ってるのではありません。ただ決められたお金は払いましょうよ。
それでなければ、遠くない未来に、入園料がロープウェー料金に否応無しに添加されるだけですけどねえ。

料金所は無人。山なんだから、すがすがしく行きましょうよ。